ふたり暮らしの手帖

仕事のためにＬＩＶＥでは観られず、ネットの速報サイトで結果だけ観た五輪、フィギュアスケート男子シングル。

「役者が揃った」という点でも、日本人選手の実力という点でも、観る者にとってこれほど贅沢な試合はこれまでなかったのではないでしょうか？

大きな失敗も小さなミスもあったけれど、高橋大輔選手の演技、ショートもフリーも堪能しました。
人の内面の充実は、その表情にくっきりと表れるのですね。今までで一番、かっこよく見えました！
メダルの色は銅でも、まさに「金」と同じ価値のあるご褒美だったと思いたいです。

人並みはずれた技量を持ち、凄すぎてキモチ悪い（！）プルシェンコ選手の「突き抜けた」持ち味が好きだった私は、彼と大ちゃんが同じ表彰台に乗っているのを見るだけでも、感無量でした。

【よくぞ４回転に挑戦したぞ、と言っているかのような素敵な光景。】



【その直後、イヤミっぽく１位の表彰台を乗り越えてみせる…さすがです（笑）】




今回、メダルと縁の無かった選手達の演技やがんばりにも、大いに心を動かされました。
フィギュアスケートって、漫画で言えば「ドカベン」と「ガラスの仮面」を合わせたようなドラマを思い描きながら見られる面白さもあって、続く女子シングル、そして来月の世界選手権も楽しみです！

※おまけ※　この人が５位でもおかしくなかったような…

【アタシのメダルはこの薔薇よ！というセリフが聞こえてきそう。】