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2010.12.15
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カテゴリ:お出かけの話

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身を切るような風が吹く鴨川には、冬の鳥たちが訪れていました

11月24日に目覚めた時、市川海老蔵丈は、翌朝の自分がどれほどの苦境に立たされているかを想像もしなかったことでしょう。

大なり小なり、誰の人生にも暗い影が落ちる期間があります。何の前触れもなく、穏やかな暮らしが色あいを変えてしまうことがあります。
光の部分が輝いている人ほど、そのコントラストは強烈なのかもしれません…

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前評判どおり、代役を務められた片岡愛之助丈の「外郎売」は素晴らしい出来栄えでした。
大向こうのかけ声も拍手も、披露された芸への喝采だけでなく、激励やねぎらいの気持ちもこもった温かいものだったと思います。

今回、強行スケジュールで夜の部を観た私のお目当ては、玉三郎サマがおかるを演じる「七段目」。
仁左衛門サマと演じられた、兄妹の睦まじい絆…愛らしさにうっとりしました。

私見ですが、このお二人には、その美しい佇まいの中に、かすかに透けて見える「苦労」の跡があって、それがまた魅力を倍増させているように思うのです。

舞台に立って芸を披露するからには、どんなに恵まれた境遇の役者でも、様々な犠牲を払って相当の「努力」をしているはず。
でも、「努力」という言葉が陽性の、おおっぴらに前向きな様子を表すのに比べて、「苦労」にはふりかかった重荷にじっと耐え忍ぶような、湿った響きが感じられます。

そして私は、「苦労の人」の持つ独特のやさしさに、より強く惹かれます…

抜群の呼吸で、相手を思いやりいたわりあう兄妹を演じるお二人を観ながら、改めて認識させられたことでした。

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16:15~22:40という超級ボリュームだった夜の部。
悩みましたが、やっぱり着物で出かけたくて、色無地に名古屋帯で。
(この写真、帯締めが石川さゆり状態になってしまった…反省)

身内に病人が出て、気ぜわしく重い心持ちの師走となったのですが、ありがたいことに予定していたお楽しみはキャンセルしないで済みました。
天の采配と、運転手をかって出てくれたあとむちゃんに感謝!
地獄極楽は胸先三寸。充電したエネルギーで、前向きに事に当たっていけそうです。






最終更新日  2010.12.17 19:38:48
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