ベビーとの時間が私を癒す
ほんとうは家事が山積み。朝食の後片付けだって,洗濯だって,お掃除だって,まだ。でもね,いま目の前にやわらかい天使がいるの。「ママ,ママ・・」って,こんなに私を必要としてくれるの。『必要としてくれる天使の,いちばんそばにいる』これ以上に大切なことは,ほかにあるかしら。今日は,ママも赤ちゃんも幸せにする時間の過ごし方を考えながら実践してみて,とてもよかったので紹介します。ふとん,もしくはベッドの上に,枕を置き,柔らかめの大きなバスタオルを敷きます。(枕にラベンダーのハーブミストをスプレーしておけば,一層リラックスします。)バスタオルは顔や頭のふれる枕の位置から,腰や太股の辺りまであれば充分です。そして,やわらかい赤ちゃんと添い寝です。ママの腕枕で,腕が赤ちゃんの首の下に,ママと赤ちゃんの頭は枕の上に。そして腕枕のまま,赤ちゃんを抱き寄せて近づけていきます。赤ちゃんとくっついて,赤ちゃんが少しママの方を向いたら,ママも赤ちゃんの方を向き,もう一方の手を赤ちゃんの背中に。そっとさすってあげてもいいです。優しく静かにゆったりと,赤ちゃんに話しかけてあげましょう。『かわいいね』『ママだよ』『うれしいね』『やわらかいね』『来てくれてありがとう』『しあわせだね』・・・赤ちゃんはうれしくて,とても喜びます。この時,そのままおっぱいをふくませてあげてもいいでしょう。『♪ゆ~りかご~のう~たを カ~ナリアがう~たうよ ・・・♪』うたをゆっくりうたってあげても喜びます。うっとりとしてすぐに眠ってしまうかもしれません。赤ちゃんはこの幸せの中で,ママとの絆を信じるようになるでしょう。そしてママは,自分に対しても言うのです。『しあわせだね』『手足があたたかいね』『うれしいね』『心がやすまるね』『一緒にいられてよかったね』・・・繰り返しているうちに,身体中がじんわりして,胸にしあわせが広がってくるでしょう。仕事などでどうしてもやらなければならないことがある時は仕方ありませんが,今しかない赤ちゃんとの時間を優先して,ちょっと密度濃くゆったり過ごしてみたら,ママの心と身体にも効果があります。こうして密度の濃い時間をママとたっぷり過ごした赤ちゃんは,絆を信じることで不安が少なくなり,あとでかえって手がかからなくなり,成長してからの自立も早いのです。