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常連のお客様から本を紹介されました。
『PHP』、皆様ご存知でしょうか?私の母が毎月購読していたので、手に取った瞬間、とても懐かしい気持ちになりました。そのお客様は、私の母以上に母のような方で、とても可愛がって下さっているので、なんだか不思議な気持ちになりました。 私の中では、 『PHP』=母のぬくもり みたいな さて、早速読ませていただきました。「わたしの幸福論」というテーマでたくさんの著名人の方々が寄稿したものでした。 印象に残ったものを抜粋して紹介します。 曽野綾子さん(作家) 幸せの「目利き」になる。 「目利き」(めきき)という言葉があります。本物を見分ける目をもった人の事を言います。私は幸せを見つけるのも、この「目利き」の部分が必要なのではないかと思っています。不幸せの中にも小さな幸せを見つけられる人。どんなときにも幸せと不幸せをしっかりと見据えられることができる。それこそが幸福になるための知恵ではないでしょうか。 ---------- 『幸せの「目利き」』という言葉に、なるほど~~~~って思いました。 そうですよね。どんな逆境にいても、幸せはありますよね。そうかと思えば、どんなに幸せでも、捉え方次第で、そこには不幸も潜んでいたりします。 自分の観念の中で、幸せも不幸せも決まってしまいます。 だから、不幸せだって思ったら、観念を変えて、幸せになっちゃえばいいですね。 簡単な例で言うと、アイスクリームは美味しいけど、食べたら太ります。でも、美味しいから食べたい。。。食べたい気持ちが強かったから、食べることにした。・・・しかし、お財布の中に25円しか入ってなくて アイスクリームが買えなかった・・・・・・ 食べれなかった・・・食べれなかったけど、アイスクリーム代が浮いた しかも、カロリー摂り過ぎずに済んだ!わーい・・・・なんて、幸せなんだろう~~~ なんちゃって 私はよくこういうことがあります。。。なんか、しょうもない例ですいません。 瀬戸内寂聴さん 世の中は理不尽で不平等なもの この世とは、実に理不尽なものです。「良いことをした人は、必ず良い死に方をする」。仏に仕える身である私が言うのも変ですが、そんなことは嘘です。心優しく実直な人間が、大きな不幸を背負うこともある。心貧しく、明らかに悪いことをしている人間が栄えることも多々あります。悲しいことではありますが、それが人間の社会なのです。 一生懸命に働いて、真面目に暮らしてきたのに、いつも不幸ばかりに見舞われる。どうして自分だけがと思う。誰を恨むこともできない。でも、それが人生なのです。不平等で理不尽な世の中に、人間は送り出される。だから、そこに宗教が必要になってくるのだと思います。 その不平等さや理不尽さを、しっかりと子供たちに伝えることが大切です。同じ努力をしても成功する人もいれば、失敗する人もいる。どんなに頑張っても実らないこともある。人生とは、紙の上の公式通りにはいかないもの。目に見えない何かによって動かされているもの。子供の頃にそれを教えておけば、人生の苦難を乗り越えていく力をもつことができるのです。不平等さ怒って誰かを恨む。理不尽なことをされたからと相手を傷つけてしまう。それはとても恐ろしいことです。ますます理不尽な死が増えてしまうことになる。そんな世の中に幸せはみつかりません。 ---------- 『世の中は理不尽で不平等なもの』・・・・・くぅ~~~~ この言葉、心臓に沁みました 本当にそうですよね、本当に 確かに、はじめからこの現実を受け入れてしまったほうが楽ですね ちょっと辛いけど、ちょっと不安にもなるけど、でも、これでいいんだと思います。どんな状況でも、この世に生まれてきた以上、現世を精一杯生き抜く。それが大事なんだから、理不尽で不平等な方が、心に摩擦や葛藤が生まれて、自分じゃない自分、意外な一面が見えたりして、なかなかそれも乙ですなぁ~。これ以上のどん底はないだろうって思うのに、どんどんどん底にはまっていって、苦しくて苦しくてしょうがない時、本当に死んでしまおうなんて何日も思っているとき、そんな時こそ、自分の知らない自分に次から次にご対面できる最悪で貴重な時間ですよね。 お金を持っているからといって幸せとは限りません。お金持ちで素敵な旦那さまと素晴らしい子供達に恵まれているのに(※私の母のことです!)、自分は不幸せだと思い込んでいる知り合いがいます。お金がなくて彼氏がいなくて、何のために生まれてきたのか、幸せになりたい・・・という友人もいます。一見不幸に見えますが、彼女には、私という掛買いのない友がいます。決して不幸なんかじゃありません!!”お金がない”と言うけれど、住む家があり、食べる食糧にも毎日ありつけています。好きな音楽を聴いて、好きなファッションを楽しんでいます。。。。一体、これを”お金がない”状態だろうか。”不幸せ”な状態だろうか。 世界中見渡せは、住む家を持つ人間の方が少ないんです。毎日ご飯を食べれる人間のほうが少ないんです。この狭い裕福な日本の感覚では考えられない飢えや貧困が世界中にあります。 私なりに、自分が不幸せだと思っている人の特徴を考えた時、一つの特徴に辿り着きました。それは、『自分の不幸せの数を数え、他人の幸せの数を数える』ということです。ということは、自分が不幸せだと思う人は、これを逆にすればいいんじゃないでしょうか。 そう、自分の幸せの数を数え、他人の不幸の数を数えるのです ちょっと不謹慎ではありますが、私は、この方法で幸せになりました ちょっと思い切ってやってみてください。結構、快感ですよ まだまだ紹介したい文章はありますが、今日はこのへんで。 ごきげんよう by.佐藤 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006年06月03日 22時00分36秒
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