SALON DE JIN

2005/09/08(木)10:38

夢は追うもの?掴むもの?プチ整形♪

美しくなる!(13)

最近耳にする、「プチ整形」。残念ながらまだ経験はない。 賛否両論あると思うけれど、女性なら一度はこのあま~い誘惑に心惹かれた経験があるのでは? 女性の、女の子のもっと美しくなりたい!!! 普通に日常に耳にする言葉。 では、誰の為?「自分の為」と皆言う。。。 以前なら、「彼の為」「幸せになりたい」「夢を掴みたい」!と声をそろえて聞いた様な気がする。 夫が医院長を務めるクリニックに、親が「子供の耳にピアスをつけさせたいので、耳にピアスの穴をアケテ下さい」とドアを開ける事がある。 即座に、「ここは病院です、病を治す所です」という。 しかし患者は、「先生今時どこでも開けてくれます」と言い詰め寄ります。 側で見ている私はいかなるものかと思うが、答えは難しい。 親の立場にたってみれば子供可愛さで、より安全な所でという選択肢を選びクリニックに訪れる訳です。 しかし、医師である夫は本来外科医ですから、手術をして患者の命に向かう。 医師として当然です。 だから、致しかねますとお断りする。。。。 時は日進月歩で進化し、患者のして欲しい治療を施せない医師は競争社会の椅子から下ろされ、自然消滅するかのように陰も薄くなる。 しかし、医療の前線で従事しているものには、譲れない医療方針もある。 夫はその呪縛に縛られ続け、今一歩の所でスポイルされる所だったように思える。 時々、夫の背中に赤ひげ先生の像を重ね見る事がある。。。 夫がポツリと言った。 「医療の変換過渡期だな」と「新しい事への試みもしなくては」私の耳側で彼は明日を見つけたのでしょう。 美しくなる事が、患者が元気になり命をつなぐ助けにもなり、美しくなる事で、ポジティブになれ生きれるのなら、医師の力及ばぬ所で、しかし医師の力なくしては出来ない何かが生まれつつある。。。。。 受け入れようとしているのか否かは定かではないが、彼の進化論を側で見る私は一つ楽しみが増えたかもしれない。

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