SALON DE JIN

2006/10/10(火)01:39

ふと気まぐれで訪ねた韓国の素朴は命がけ!!!

大げさですが政治・経済ニュース(3)

突然まとまった韓国旅行。 久しぶりに韓国の田舎町をのんびり過ごすのも良いかしら?なんて甘かった! 父は、ゴルフ。 私と義妹に愚弟はまるで墓参団!? 何故に?こんな事になったのか今もって良くわからない。。。 ラテン系の人のよいおじ様のパワーに引きずられ、彼のお墓参りに何故だか同行する羽目になった。 しかも突撃お宅訪問まで。 閑静な住宅街に位置するお宅には、儒教の国の人の温かい心尽くしが祖先をお迎えしていた。 機関銃のような勢いで、声も大きく、早口で説明する彼の言葉は意味を解さないけれど、一生懸命説明して下さる真意は私にも伝わった。 かくして私と義妹そして弟は、墓参団ご一行様になった。 韓国の田舎のお墓参りの難儀な事! これだけでも私達は儒教の国を垣間見る事が出来た。 日本でいう霊園とは少しばかりか大いに様子が違う。 今回同行したお墓は、国道沿いの一見なだらかな山の中腹に、お饅頭のような形で亡くなられた方の数だけ、こんもり盛り土饅頭が木々の合間に見えるような見えないような。。。 あちらですと指を指された先は、道など存在しないし、土は乾き滑りそうな程急な斜面。 ちなみに私と義妹はスカート、弟はビシッとスーツ。 無理ではないかしら?と頭をかすめるものの。。。さあ~と促す指先の磁気に操られるように私達はお墓を目指した。 歩く事10分。 友人から山登りのお誘いが時々あるけれど、私は絶対パス。 お墓のある山を登るのも困難なのに、絶対無理です。 息も切れ切れ、義妹は虫の攻撃を一気に引き受け、私はかすり傷、弟はスーツがスーツの役目を果たさない位みすぼらしく汚れてしまった。 言葉が通じないまま好奇心と善意にお誘いにのった私達の考えは浅はかだった。 しかし日本の景色と全く違う光景が温かく写しだされ和む。 子供達も同行し、まるでピクニックのよう。 シートを敷き、祈りをささげ、持参したお供えの料理を皆で頂く様は、お墓さえ目に入らなければ、お山にハイキングの図です。 何時しかこのお墓参りも私達は楽しむ事に。 だって、美味しいお料理にはお供え物と言えども反論出来ません。 反射的にお墓の写真を、携帯におさめている自分がいた。 お墓が広すぎ、大きすぎてよく撮れはしなかったけれど、これも又味わいです。(後ほどアップします) 私たちが墓参団ご一行様を解散したの時は、どっぷり日暮れ時を迎えていた。 今日もアカスリ行けない!!! せめて美味しい夕飯を頂きたいと、ホテルに戻る事に、しかしこれまた考えが甘く、どの道も大渋滞なのです。(旧盆は控えましょう) 祖先を敬う儒教の民は、墓参の為ひたすら故郷の墓を目指すのです。 かくして、墓参渋滞に私達は巻き込まれるのです。   (続く)

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