新着記事一覧 | salon de TR

"Dies irae dies illa..."「その日こそ、怒りの日である・・・」

『死者のためのミサ』（レクイエム）のテキストとしても有名なゼファニア書の一節です。このテキストの本来の意味からは外れてしまうのですが、今日は、なんというか、「TR、怒りの日！」だったんです。TRの職場では、毎月第一火曜日の午前中に「全体会議」というものがあります。職員は全員で30名足らずの小さな組織で、管理職・スタッフの全員が一同に会しての「会議」とは名ばかりの「報告会」です。「全体会議」では、議長：「○○課さん、報告事項をドウゾ。」○○課長：「××さんが、ドコソコに出張にいって現地ではコレコレでした・・・云々。」議長：「ありがとうございます。では、次に△△課さん」△△課長：「△△課では、現在進行中の「ホニャララ」プロジェクトで・・・云々。」とまあ、終始こんな感じです。その会議の場で、専務（組織の実質上の最高責任者）がイニシアティブを取って進めている新規事業（A事業）についての報告がありました。この事業について、TRはずっと疑問に思っていたことがありました。というのも、これとは別に、比較的新しい事業に「B事業」というのが既にあって、その方向性はA事業と同じものだけれど、担当している部署やスタッフも別で、相互には何のつながりもなくバラバラに進行しているのです。（もしかして、時間・労力・予算もムダなのでは・・・？）そして、会議の最後に専務のひとこと。「・・・とある国際協力業界の関係者と話をしたときに言われたのは、我々のしていることは『ほんのオアソビ』に過ぎないと・・・云々。」はァァ？？？い、今、何て言いましたァ？！スタッフは、休暇もろくに取らずに東奔西走して毎日必死に仕事に取り組み、地味だけれども着実に育っている事業があるんです！それを、仮にも「組織のトップ」が、「部外者からの失言」を相手に取り消させるようなこともせず、そっくりそのまま鵜呑みにして「全体会議」の場で「スタッフ」に向かって言うなんて！TRの職場はいわゆる「NPO」なのですが、その構成員はちょっと普通の企業とは違うのです。【管理職】国・地方自治体・企業からの出向者。おおむね3年毎に異動があります。熱心で有能な人も確かにいますが、なかには「自分の年金の計算」ばかりしている「無能な天下りのおぢさん」も。【スタッフ】契約社員または派遣スタッフ。語学力その他スキルも高い少数精鋭。事業のほとんどは、実はスタッフで回しています。いつものTRなら「あ～、またバカが寝言ぬかしてやがる・・・」と、心の中で悪態をついて終わっていたのですが、今日の専務のバカ発言には、カンニンブクロの緒がキレてしまいました！会議の最後の質疑応答の時に、「い、今、この場で言わないと・・・！」TRは、震える声で、専務に「専務主導のA事業」について、質問しました。「専務は、新規のA事業について、どのようなビジョンをお持ちなのでしょうか？既にB事業では、～～という動きで進行しています。現在、A・Bそれぞれスタッフも予算も別に動いていますが、既存のB事業との共通項を統合するような形で連携していく道というのも考えられるのではないでしょうか？云々」（暗に、「いきあたりばったりの事業計画・予算執行」を批判）専務からの答えは　この場に書くのも恥ずかしい程、何ともオソマツなモノ。　自分の思いつきで突っ走っているだけなんだから、仕方ないど。そこに、管理職の中でも「良識のある」Mさんが、TRを援護射撃！TR＆Mさん　VS　バカ専務結局は、B事業の事務局長が双方をうまくおさめて閉会。会議後は、スタッフのみなさんからたくさんの激励のお言葉＆メールをいただきました。(*^ ^*；)TRは、一介の「派遣スタッフ」です。が、自分の仕事に誇りをもってるし、他のスタッフ同様、「管理職以上」に働いています。でも、所詮「派遣スタッフ」。来月には仕事を失っているかもしれません。でも、でも、今日の自分の言動に後悔してません。それにしても、今日のTRはいつもと違ってアグレッシブでした。（いつもは職場でネコかぶっています。）というのも、今朝、通勤の地下鉄内で職場のNさん（通訳資格も持ってるスゴ腕スタッフ）から借りた「ある本」を読んでいたのです。　『命の使い方』　落合信彦・著（小学館文庫）「ネ」は本当～に「単純」なTRです。（＾＾；）「今日は、ほんとうにタフな日だったぁ・・・」帰宅途中にふと夜空を見上げると、6万年ぶりに地球に大接近中の火星が赤く、妖しく光っていました。「火星」は英語で "Mars"。"Mars"は、ローマ神話では「軍神」の名前でもあります。今日のできごとは、「火星マジック」だったのかしらん。。。

2003.09.02

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TRの日課

毎日励行していること。・朝のさんぽ。・おべんとう作り。・チェロの練習。・ナヴァ。・腹筋。・楽天にいくこと。「まぢ」です。

2003.09.01

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「日記」を書くこと

チェロを始めてから、今までよりも「音楽に感動すること」が多くなったように思います。TRの音楽に関するスタートラインは、自慢じゃないですが、遅かったです。そのことで、他の人と自分を比べてひとりで勝手に辛くなったりしたこともしばしば。また、最近、自分の音楽に対する「密度」がうすくなってきていました。「なんとなく惰性で続けているのかも。」・・・いわゆる「倦怠期」だったのかしら。でも、また何かが変わり始めているように思います。この先5年、10年「音楽」と付き合うことで私自身の人生をもっとゆたかにしていきたい。そのことを忘れてしまわないように、書き留めたいのです。（日記の「日付」と「更新日」は一致していませんが、ご了承くださいまし。）

2003.08.31

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チェロのレッスン（第2回目）

先生に言われました。「これで、いいですか？」ではなくて「私はこうします！」という「強い意志」を見せてください。アウッ！TRのメンタル面の急所を突かれました。（@@;）先生：「最初は時間がかかりますけど、3年後にはきっとうまくなりますよ。」TR：「・・・石のうえにも・・・」先生：「3年。」（にやっ）

2003.08.30

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体力と集中力

今日は、声楽のレッスンです。TRの目下の課題は「声量」です。講師のMY子さんいわく、「せっかく良い響きになってきているのだから、もっと遠くに声を届かせることができるはず！」・全身の筋肉を効率よく使えているか。（のばすところ、支えるところ、ひろげるところ）・息を十分に使って送り出せているか（TRはすぐ、息切れしちゃうのです。）あと、集中力。MY子さん：「んも～、せっかく褒めようと思ったのに、どうして最後で同じ所まちがえるかな～？？？」「今日は絶好調かも～！」とノリノリで、ふと楽譜から目を離してしまうと、あとはもう、ぐちゃぐちゃに。取り組む課題が多いってことは、まだまだこの先「伸びる」ってことよね！（楽観的すぎ？）

2003.08.28

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バッハ『クリスマス・オラトリオ』第2部「パストラーレ」

Hげる兄さんに「間違えて2冊同じスコア買ったから、1冊いる？」とありがたい声をかけていただいて買い取ったのは今年の1月のこと。普段、TRはヴォーカル・スコアで練習しているのですが、ふと引っ張りだしてみました。バッハ『クリスマス・オラトリオ』第2部、1曲目の「パストラーレ」「羊飼いたちの前に天使が顕れ、救い主の誕生を告げる場面です。１曲目はこの曲集のために新たに書かれた器楽曲、パストラーレ。羊飼いたちの夜の野辺を描く音楽です。」～たーりら、らーりら、たーりら、らーりら・・・～フルート、オーボエ･ダモーレ、オーボエ・ダカッチャ、ヴァイオリンが各２ヴィオラ、そしてコンティヌオ（チェロ）3年後にはできるかしら・・・。夢ふくらみます。

2003.08.27

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「あーちゃん」と初レッスン

「あーちゃん」とは・・・「チェロをやりたい！」とのTRの熱意をくみとって「お金が貯まって自分の楽器が買えるまで」という好条件でTRがAさんからレッスン用に借り受けることになったチェロ君の名前です。持ち主の名前「Aさん」からとって「あーちゃん」と命名しました。（勝手にスイマセン、Aさん）今日は、この「あーちゃん」をAさんからお預かりしました。ここ2年くらいは弾いてなかったらしく、しかも、先日の夏合宿ではTRも含めて大勢の「わかばマークさん」にムネを貸したので、お疲れ気味（に違いない、きっと）です。思いがけないところが傷んでいるかもしれないので、Aさんと待ち合わせてチェロを受け取ったその足で楽器屋さんに持っていきました。楽器屋さんは「あーちゃん」をあちこち診察した後、いわく「特に問題ないですよ。」（TR：ほっ。）「ただし、少し気になるのが、コマの角度ですね。」（TR：どういうコト!?）「標準的なものに比べてかなり平らなので、難しくて速い曲を弾くには良いですけど、初心者の方は最初弾きにくいかも。」（TR：上級者向けということか・・・）なにはともあれ、楽器はすぐにでも弾ける状態だったので、早速、同じ建物内の「チェロ教室」へレッスンの予約に。受付のお姉さん（今日もテキパキ）：「ちょうど17:45からのコマが空いているので、良かったら今日レッスンを受けられますか？」えぇっ、タイミング良すぎ！（こればっかりでスイマセン。）実は、最初Aさんとのチェロの受け渡しを17:00に約束していたんです。でもAさんの都合が急に悪くなって待ち合わせ時間を14:30に変更したのです。もし、最初の約束どおりの時間だったら、このレッスンはありえなかったのでは・・・。（ご参考：Aさんとの待ち合わせはU田、楽器屋さんはそこから地下鉄で3駅のSばし。）もう、これは「チェロのみちびき」以外に考えられません！（ネが単純）週始めに見学に来て、週末にはもう笑顔で楽器をもってレッスンにやってきたTRを見て講師の先生（ちょっと怪訝そう）：「えっ、もうチェロ買ったんですか!?」TR：イヤイヤ、借り物です(^^:）で、初レッスン。最初にお話を聞いたときも「ユニーク」な先生だなぁ、と思っていたのですが、今日も数々の名言がありましたので、書き留めておきます。・「気合」と「根性」では、音は出ません。・弓を引く角度・速度・圧力・・・すべて計算が必要です。楽器の演奏は「理系」なのです。・「音を鳴らしてやろう！」と思わない方が、良い音が出るものです。むふふ。あこがれのチェリストへの第1歩を踏み出した1日。（ネが単純）

2003.08.23

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巡りあい

8月18日に、「うんめいの師匠」の弟子入りを決意したTRですが、すでに体験レッスンを入れていた2件目の教室へ。「この人についていくゾ！」という先生に出会えたので、予約をキャンセルしてもよかったのかもしれませんが、チェロを教える講師の先生にもいろんなタイプの人がいると思うし、まぁ、ほかの先生はどんな感じだろう、という好奇心半分でO阪E前ビルにある教室へ行ってきました。そこでは、もうひとつ面白い再会がありました。レッスン室でTRを出迎えたのは、Sばしの「M楽器」でサイレント・チェロのレッスンをしていた講師の先生でした(^^;)「M楽器」ではサイレントを教えているけれど、ここEビルではアコースティックを教えているとのこと。世の中ってせまいのね。。。体験レッスン後、やっぱり「K楽器」の先生に習おう！と自分のキモチを再確認したのですが、M楽器のこの先生ともまたどこかで再会するような気がします。

2003.08.21

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うんめいのであい

19：00から、Sばしにある「M楽器」のミュージックスクールにレッスン見学の予約をいれていました。17：30に仕事を終えて、Sばしに着いたのが18：00すぎ。そういえば、同じSばしにある「K楽器」にも音楽スクールがあったので、時間もあるしちょこっと様子みにいってみよう！そこで、「運命の出会い」が。。。K楽器音楽スクールの受付にて、TR：「あのう、予約とかしてないんですけど、チェロのレッスンについてお尋ねしたいのですが・・・」受付のお姉さん（テキパキ系）：「チェロのレッスンですね！今日も開講しているんですけど、ちょうど18：00からのレッスンが生徒さんの体調不良でキャンセルになりまして、先生の都合は空いてるのでお話だけでも聞いてみられますか？」えぇぇ！？意外な急展開に戸惑いつつ、早速レッスン室で講師の先生とご対面。先生は、TRがチェロに興味を持つきっかけだとか、ほかの音楽経験とか、TRのチェロへの「熱い想い」をニコニコ聞いて下さった後「実際、チェロってこんな音色なんですよ～」と弾き始めた曲が、な、なんと、バッハの「無伴奏チェロ組曲第１番、プレリュード」！（TR、8/16付「あまぞん」にて楽譜購入）先生：「生徒さんには、５年かけてこの曲が弾けるように指導していきます。ただし、レッスン時以外でも1日最低15分はチェロに触れること。もし、仕事や家庭の事情で楽器に触ることができなくても、楽譜を眺めるだけでもいいから、毎日チェロのための時間をつくってください。」TR（独白）:し、師匠、ドコまでもついていきますっ！TRの心の錨は、しっかりとこの先生に下ろされました。19:00から予約していた「M楽器」のレッスンはイマイチ。だって、Y製のサイレント・チェロでのグループレッスンで、「ホネホネ・ロック」（な、懐かしい～）のごとき、枠を股にはさんで、スピーカーから音が出て・・・っていうやつ。フロッピーに登録されている練習プログラムによる、いわゆる「デジタル・レッスン」共鳴体を全身に抱いてこそ、チェロ弾きの醍醐味というもの。やっぱり、チェロはアコースティックじゃないとね！

2003.08.18

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「あまぞん・どっと・こむ」にて

「チェロ君」への恋心がつのる一方の日々。そもそも、チェロってどんな楽器なんだろう。・・・そんなこともよく知らないで、「チェロに恋」なんてよくもまぁ・・・というツッコミも入りそうですが、「恋心に理由なんていらないのよぅぅ！」てなワケで、「あまぞん・どっと・こむ」でチェロ関係の入門書をあさってみる。「あなたにも、弾ける！」系やら、オーソドックスな「教則本」やら、結構チェロ関係の本はイロイロあるのね。とりあえず、入門書系を3冊購入。そして、「この本を買ったひとは他にも・・・」のリンク先をクリック。これって、ぜ～ったい、「あまぞんの罠」だよなぁ。そこで見つけた「バッハ無伴奏チェロ組曲（全曲）」！～たりらりらりらり、たりらりらりらり・・・～（第１番、プレリュードより）即決購入です。（全４冊、7809円也）

2003.08.16

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