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花尊し

花尊し

冤罪

理想は死刑廃止であっても、現実的には死刑制度は残すべきかも知れないが、

日本人にはなぜ死刑制度が必要か、と言えば、日本人にとってそれは『信仰』だからである。

信じられるものが何もないこの世の中、確かなことは、悪いことをすれば必ずそれ相応の報いを受けるということ、
その究極に死刑があり、死刑は厳粛な死という事実の前に神の意志を感じることが出来、これは日本人の宗教である。

懲役○○年や罰金○○円に神の意志を感じることは出来ないし、判決を言い渡すのも人間、
刑を執行するのも人間であるが、日本は恥の文化を伝統とし、罪は潔く死をもって償うべきであり、
日本人から最後の歯止めとしての死刑を奪ったら、日本人は堕落の道をひた走ることになるだろう。

キリスト教は神の創造物たる人の命を人が奪うのは「悪」、仏教も「命尊し」であるが、
イスラム教は死刑は必需であり、強'姦'被害者が死刑になる事もある。
ある宗教は、死後、裁きにあう、とか言うが、生前ろくなことをしていない奴は、
死後さばかれるとしたら極刑はまぬがれず、極刑というと当然『 死刑 』!?


1.石川五右衛門 権力者への反逆
2.イエスキリスト 社会秩序の撹乱
3.東條英機 敗軍の将

死刑には理由がある、死刑以外有り得ない、死刑意外ではない、それが妥当なものかの判断はそれぞれの価値観による。

血を見たい人間の本性は変わらない、進化していない、厳罰化の流れは、秦の始皇帝の時代、退化する法治国家の危うさ。

真剣とは血を流すことであり、真剣以外は八百長、世の中皆八百長、八百長は娯楽だから楽しいが、血を見る真剣は冷酷無残。


裁判は疑わしきは罰せず、異常者は無罪だが、戦争では疑わしきは即殺せ、そして
法は、勝者すなわち強者(権力者)によって作られる。

黄門様の葵の御紋にひれ伏す「権威への盲従」、お上に間違いの有るはずがない「権威の盲信」、
権威(権力)に弱い日本人は冤罪による死刑執行など有り得ない と無邪気に考えているが、
無実の人への冤罪、つまり権力側の犯罪さえゼロに出来るなら、死刑制度は残すべき、かも知れない。


存置派は「殺人さえゼロに出来るなら、死刑は廃止してもいい」と無茶を言う。



取り調べで 髪の毛を引っ張られ蹴っ飛ばされ「殺りました」と、白状・・

ヤッテもいないのに?

信念の有る奴なら 手足に釘を打ち込まれても吐かない?

足利女児殺害の菅家利和無期懲役囚 釈放
(2009.6.4)


裁判長)殺ったんですね?

菅家)やりました・・

弁護士)本当は やってないんでしょう?

菅家)本当は殺ってないんス

検察官)嘘吐きは泥棒より悪い・・

菅家)裁判撹乱すんまへん

傍聴人)無期懲役で良かったネ

傍観者)死刑でなくて良かったネ


菅家 女児殺害事件でDNA鑑定の 当時の最先端の科学技術というのがいかにインチキかが証明された。
毒婦、林眞須美のカレー事件でも亜ヒ酸(砒素)鑑定の大型放射光施設スプリング8など
最先端の科学技術というのがいかに インチキか未成熟か が証明されるかも・・


行政刷新会議の事業仕分け人は大型放射光施設スプリング8はインチキ(税の無駄)と断定した。
(2009.11.13)



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