日本と世界を行ったり来たり

2010/06/09(水)16:13

週末の飯    ギゼリ

ナイロビライフ(421)

本日の週末の飯は...ケニアの家庭料理です。  ご覧のように、ケニア版豆の煮込みです。 このブログ初登場のF君が作ってくれました。F君は、学生さん。お仲間です。恋人はいません。(笑)会計士を目指して勉強していて、下宿で一人暮らししています。いつお邪魔しても、部屋の中が、本当にきれいに片付いていて、すごいです。!! もうかれこれ、知り合って、来月で3年になろうとして、ケニアでは、T君についで、友達としてのお付き合いが長いですかね。  もちろんF君は、普通の友達、T君は「彼氏君」という違いはありますが。へへへ このF君、いろいろと私の悩み相談に乗ってくれる、なんでもしゃべれる、かけがえのない、とてもすばらしい友達です。的確に私の意図を理解してくれ、アドバイスをくれます。私がまだT君と一緒にいることができるのも、このF君のアドバイスのおかげが大きいんですよ。 T君とは、以前いろいろ問題がありました。 今から考えると、お互いに成長できる、いい機会だったんですが、当時は、本当につらかった。 おじさん、こんな年になって、こんな苦労をするとは、思いませんでした。と、「遠い目モード」に入っちゃいますね。    さてさて、ギゼリです。もともと、ケニア中部でよく食べられていた料理だそうですが、今は全国で食べられているようです。 おたふく豆のような赤茶色の豆と、とうもろこしの実を入れて、にんじんも加えて、ぐつぐつ煮る、家庭料理です。 豆もとうもろこしも、煮やすいように、あまり乾燥していないものを、八百屋で買うことができます。そのほうが調理が簡単ですものね。 煮豆ですが、日本の煮豆と違い、味付けは、塩味です。粉末のスープストックで味付けすることも多いです。 とうもろこしは、スイートコーンではありません。メイズと呼ばれる、甘くない種類です。実の一粒一粒が、コーンより大きく、硬いです。 とうもろこしは、こちらでは主食ですから、とうもろこしの入ったギゼリは、それだけで食事になります。日本で言うと、どんぶりもののような感じでしょうか。  F君のギゼリには、パクチーも入っていました。インド・中東の影響が強い東アフリカでは、パクチーはかなり一般的な野菜です。  うーん、家庭の仕事バッチリなF君。(もちろん勉強もがんばっていますよ。)ギゼリの味もバッチリでした。

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