日本と世界を行ったり来たり

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  ミャンマー音楽会(1)

  皆さん、うれしいお知らせが。といっても私だけがうれしいのかもしれませんが。ブログの記事を更新する際、私のこのヤンゴンにあるＰＣから直接写真をアップすることができるようになりました。ここ2－3週間の間、インターネットのバックボーンが壊れたということで、1週間くらいインターネットに接続できずにいましたし、接続が復活してからも、いろいろと不便がありました。これからは、以前のように、たくさん写真も使い、ヤンゴンのこと、ミャンマーのことをお知らせしていこうと思います。いつも下品なネタばかりで、ミャンマーやヤンゴンに対する誤解を植えつけかねない、とんでもないブログだ、とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、人々の生活は多様です。軍事政権下、何かと暗いイメージのあるミャンマーですが、この町に滞在し、人々と、特にボーイズたちと、交流することによって、たくましく、素朴に生きている人々のことを知ることができ、大変幸せに感じています。さて、いつも下品なネタではいささか、とも思っておりますので、今日は文化の香りのする話題をお届けします。東京にもありますが、ヤンゴンにはフランス大使館の付属機関としてアリアンセ・フランセーズ(Alliance Francaise)というところがあります。フランス語教室やフランス文化を紹介する事業を行っています。イギリスも似たような機関を持っていてブリティッシュ・カウンシル（British Coucil）と呼ばれています。このフランスの機関はフランス文化を紹介するだけでなく、ミャンマーの文化活動に対する支援を行っているようです。アリアンセ・フランセーズの敷地内でミャンマー音楽の演奏会がよく開かれ、地元の演奏家が演奏しています。先日（といってもかなり以前ですが）そのような会に行く機会がありました。伝統楽器とヨーロッパの楽器の混成楽団を伴奏に、おじさんが歌っています。この会は一体何の会かというとこれは当日の招待状です。上から2行目を訳すと「音楽家ソー・ネイン君(1925-1952)」となります。Ko(コ)はミャンマー語では20代から30代の男性につけるMr.みたいなものです。ちなみにもう少し年をとるとU（ウ）になります。若くても、正式な呼称はUとされています。この「ソー・ネイン君」の作詞・作曲した曲を演奏するのが今回の演奏会の目的です。名前のあとの数字は生年・没年を表します。1925年に生まれ1952に亡くなっています。27歳で亡くなったんですね。戦前から戦中・戦後にかけての激動の時期を生き抜いた、ということでしょうか。ビルマには戦時中、他の東南アジアの国々と同じく、日本軍が侵攻しています。1943－1945は日本の占領下にありました。お土産やさんにいくと、ときどき日本占領下当時に使用されていた紙幣を見ることがあります。インパール作戦とか泰緬（たいめん）鉄道とかの言葉を聞いた方もいらっしゃるかもしれません。緬はミャンマーのことです。このソー・ネイン君も日本軍の侵攻を目撃した一人なのでしょうね。この招待状、彼が生前描いた自画像を使っているのですが、それにしても乙女なイラストですね。かなりの美男子とお見受けします。  

  2006年06月07日

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• サッカーワールドカップとミャンマー

  サッカーワールドカップドイツ大会開幕まであともう少し、日に日に、そしてますます、興奮が盛り上がってきましたね。ここミャンマーは大変サッカーが盛んな土地です。以前、夕方になると、町のあちこちで、上半身裸になって、ロンヂーをまくりあげて、お尻のほっぺをかわいく出して、路上サッカーに興じるお兄ちゃんがたくさんいることを紹介しました。ミャンマーが出場するわけではないのですが、町には、ワールドカップ出場の国々の国旗をあしらったり、衛星TVでの試合中継放映の案内を掲げた喫茶店やビアホールが大変目に付くようになりました。ガイドブックも多数出版され、いろんな商品の付録としてもらえることもしばしばです。（全てミャンマー語なので、私には読めませんが。）昨日町のスーパーマーケットで面白い関連グッズを見つけました。ミャンマーでよく飲まれているウィスキーです。Grand Royalという銘柄で、700ml、1ビンで1650チャット。実勢レートで約150円といったところです。ヤンゴンの庶民にとっても手軽な値段なので（日本人にとって恐ろしく安いのでちょっと怖い気もしますが）お酒好きには、よく飲まれています。味も決して悪くなく、飲みすぎても大した二日酔いにもならず、まあまあかな。（私は、酒の味がわかるわけではない、単なる飲兵衛ですが。）写真の左側が通常の商品。右側が関連グッズの、サッカーシャツを着た商品。なーんだ、といいながら、思わず手にとってしまいました。

  2006年06月05日

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• バガンに行きました(10)

  長らくだらだらと続けてきたバガンへの旅行記も、とりあえずこれで終わりたいと思います。 バガンから南東約50Kmのポッパ山は、車で片道約1時間30分くらいの道のりです。ポッパ山は25万年前に活動を停止した標高1518mの死火山。ミャンマー人のお目当てはそのかたわらにそびえる岩山、標高737mのタウン・カラッ(Taung Kalat)です。写真で見えるようにこの異様な外見の岩山と、おとぎの国とも見える山頂のパゴダが、ミャンマーの人々の信仰を集めています。ミャンマーでは広く仏教が信仰されていますが、同時に多くの人々がミャンマー土着の「ナッ信仰」も合せて持っています。「ナッ信仰」とは精霊信仰と訳されることが多いですが、木や火やそして家に神を見出し、また伝説上や歴史上の人物を「ナッ」として祭るということです。一般的には、37の代表的な「ナッ」が存在するといわれますが、生活を取り巻くものに神を見出したりと、日本の「八百万(やおよろず)の神」に似ているのかもしれません。ヤンゴン近郊には「車のナッ」を祭っている場所があり、人々が車のお清めに行くそうです。古くは11-13世紀に栄えたバガン王朝のころから、土着のナッ信仰の聖地として、あがめられてきたタウン・カラッ(Taung Kalat)は、多くの善男善女でにぎわっています。頂上に上るには、ふもとの門前町から急な階段をえっちらおっちら上ります。20-30分くらいでしょうか。頂上は結構風がきついです。山には日本のお猿さんによく似たサルがたくさんいました。標高が高くなって涼しくなったので、お猿さんにはすごしやすいところなのでしょうか。奈良公園の「鹿せんべい」のようにサルのえさとして、ピーナツを売っていました。タウン・カラッ(Taung Kalat)山頂のパゴダはいずれも1950年代になって、はじめて建設が始まったということです。

  2006年06月03日

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• バガンに行きました(9)

  これは、とうもろこしの葉で作ったタバコということです。手に持つと大きさがよくわかります。巨大ですね。なんかコンドームをかぶせた「チン〇」てな感じ。中身は葉タバコの刻みやとうもろこしの葉っぱだそうです。これをおばあさんたちが好んで吸ったのだとか。へへへ。おばあさんだけではないかもしれませんが．．．

  2006年06月02日

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• バガンに行きました(8)

  屋外では、ミャンマーで一番よく使われる食用油であるピーナツ油の作成実演が行われていました。中央の臼のなかにピーナツの実を入れ、絞るというかすりつぶすと、画面下にあるように、油が搾り出される、というものです。牛は、ミャンマーでよく見られる、背中にコブのあるタイプですね。インドによくいるタイプに似ていて、地理的な近さを感じさせます。

  2006年06月02日

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• バガンに行きました(7)

   この記事だけを読まれた方にはなんのことやらわからないかもしれませんが、2週間位前から、ミャンマーではインターネットにつながるのが大変難しくなりました。一時はまったくインターネットにつなぐことができなくなりましたが、今は速度が遅いながら、なんとかサイトの閲覧はできます。このブログの記事の更新は、e-mailで投稿できることに気がつき、昨日から実施しているところです。でも、mailで記事を更新しようとすると、記事ひとつに付き写真1枚しか掲載できないんですね。なんか気の抜けちゃったような遠い昔に、バガン旅行について、ご紹介していました。インターネットをめぐるゴタゴタのおかげで、中断していましたが、あと少しご紹介したいことがあるので、なんとか続けてみたいと思います。1回の記事に写真1枚ですから、すごい細切れの記事になってしまいますが、どうぞご容赦を。お姉ちゃんが、団子のようなものを丸めていますが、これは甘い椰子ジュースを煮詰めてできた「あんこ」のようなものを丸めています。これが乾くと完成です。黒砂糖のような素朴な味がします。この砂糖を広く料理で使います。そのままかじってもおいしいです。ミャンマーに限らず、東南アジアでは椰子から作られた砂糖(パームシュガー)はよく使われます。

  2006年06月02日

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• 6月1日は学校の始業式

  ヤンゴンのSamaitaです。すこしずつインターネット環境が戻りつつあるような気が（本当に気だけかもしれません）しますが、まだまだホームページからのブログの更新は心もとないですし、写真のアップもできません。ですから、以前のように写真を多用したブログの記事はもうしばらくおあずけです。しかし、e-mailからブログを更新する、というのをやってみたいと思います。今日6月1日は、ミャンマー国中、小・中・高の学校の新年度です。ミャンマーという国、会計年度は日本と同じ4月に始まり3月に終わります。学校は、今日6月1日に新しい学年に進級します。ピカピカの1年生もたくさんいたわけですね。今日始まった学年は3月頭に終わります。したがって3月中旬から5月いっぱい、学校は休み。長い長いお休みですね。この期間中、1週間か2週間、お寺に入って臨時のお坊様として修行を積んだり（ミャンマーの男の仏教徒は一生のうち何度かは、お坊様として修行を積むことを求められています。）する子供も多いようです。10月に10日間、そして12月にも10日間のお休みがあるそうです。

  2006年06月01日

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• ミャンマーのインターネットの調子

  ヤンゴンからの情報発信が途切れ、楽しみにされている方(?)には大変ご迷惑をおかけします。今朝はなんとか記事更新にこぎつけることができました。しかし、写真はアップできないのは以前と変わっていません。いろんな人と話したのですが、今回、インターネットへの接続が急に難しくなったのは、純粋にテクニカルな問題だそうです。詳しいことはよくわかりませんが、かなりインターネットの根幹にかかわる問題が生じたそうです。それで代わりの機械を使ってインターネットを運営しているのだが、容量に限りがあり、大変な混雑をきたしている、とのことです。しばらく待つしかなさそうです。

  2006年05月31日

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• 1週刊ぶりのインターネットです。

  ほぼ1週間ぶりにインターネットにアクセスしています。先々週からインターネットの調子が悪いなあ、と感じていたのですが、先週の火曜日からまったくウェブサイトの閲覧ができなくなりました。水曜日には、ミャンマーのインターネットのバックボーンが不調で、国外のサイトへのアクセスが一切拒否される羽目に。なにも私だけでなく、私の知る限り、ヤンゴン中、ミャンマー中、外国のサイトにアクセスできなくなりました。国内のサイトにはアクセスできたんですよね。1週間ぶりにインターネットにアクセスです。先週、e-mailは（ウェブメイルはもちろんだめよ）は受信送信できたので、最低限の外界とのコミュニケーションは取れたのですが。今でも、アクセスの速度はとんでもなく遅いです。ナニが原因なのか、サーバーが言っているように（ちなみに一般人がアクセスできるサーバーは、ミャンマーには1軒だけです。）本当にバックボーンに問題が生じたのか、もっと別の理由があるのかわかりません。私の現在の悩みは、このブログの更新ができないこと。写真のアップなんてとんでもありません。早くインターネット環境が元に戻る（元に戻っても決して「快適な」環境ではありませんが、多くを求めすぎるとばちが当たります。）ことを願っています。

  2006年05月29日

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  バガンに行きました(6)

  バガン観光の最後の日、夕方の飛行機だったので、バガンからドライブで2時間かからないくらいのところにあるポッパ山に行きました。その途上、面白いものを見かけたので、紹介しますね。以前、4月27日付けの日記「雨季が近い今日この頃(2)」で、Htan Yayという椰子ジュースからつくった椰子酒についてご紹介しましたが、その実演販売をしているところがありました。街道沿いに、椰子の木に囲まれて、このような小屋がありました。ご覧のような椰子の木です。実は、こんな感じ。いわゆるココナッツの実ではないことがわかります。南の国のリゾートで、ココナッツ椰子の実をパンパンーンと割って、ストローを突っ込んでジュースをチューチュー、ってなやつとは違うようです。ココナッツ椰子の木とこの椰子の木は違うものだそうです。実を割ると、こんな感じ。中はライチの実を少し硬くしたような、そうそう、ナタデココのようです。ジュースは含まれてません。前回の記事で、「実のジュースを採取して」てなことを書きましたが、まったくもって私の間違い。真っ赤な大嘘でした。ここで深くお詫びいたします。ジュースは雄花の先を切って採取するとのことです。ジュースを飲んでみましたが、とても甘いもので、花の蜜にあたるものなのでしょうね。これを一日置くと、椰子酒の出来上がり、というわけです。次回は、ここで見た他のプロダクツについてご紹介しますね。 

  2006年05月20日

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  バガンに行きました(5)

  今日は、特にバガンだけで見ることができる、というわけではないですが、旅の途中で面白いものがありましたので、少し紹介しますね。バガン滞在中のある日の昼飯に、ミャンマー料理屋さんに入り、ビールとおかず少々を注文しました。すると、テーブルの上には、ずらっとこんなに並んじゃいました。3人前です。この中で注文したのは、ビールと画面の右側矢印をつけた3皿だけです。（あーあとご飯は注文しましたが。）注文した料理は、画面の上から、「ポークカレー」「オムレツ」「マトンカレー」です。それ以外はサイドメニューとして、料理を注文すると出てきます。店によりけりで、ヤンゴンでもサイドメニューが出てくる店が結構ありますが、こんなにワンダフルにそろったのは、私は始めてみました。ミャンマー人の友達も喜んでいました。えっ、カレーがカレーにみえないって?ミャンマーのカレーは、インドのカレーともタイのカレーとも、もちろん「○ウス○ーモントカレー」とも違います。これはマトンカレーの「接写?」ですが、肉のスパイス煮込み、てな感じです。汁は油でギトギト。超スパイシーが好きな人にはちょっと物足りないかもしれない、結構マイルドカレーです。次はホテルの部屋で見た置物です。これも別にバガンだけでなく、ヤンゴンでもどこでも古道具屋さんやおみやげ物屋さんなどで結構見るものなんですが、変な姿勢をしていますね。何が始まるんでしょうか。なんか恥ずかしいことがでしょうか．．．顔をよく見ると、 ひげが生えていますから、男性です。（皆さん見えますか?）後ろから見ると、上半身裸なんですね。着物（ロンヂーでしょうか）が腰の辺りを覆っていますが、ここはミャンマー、下着つけてないんでしょうね。（爆）ヒップがキュッとなっていて、いいですね。

  2006年05月19日

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  バガンに行きました(4)

  昨日は、遺跡であるバガンのパゴダを紹介しましたが、今日は、遺跡では必ずしもないが、より多くの人々の信仰を集めているパゴダを紹介します。ミャンマーの人々は本当に信仰に熱心だと思います。都会でも田舎でも皆さん本当に熱心に仏様を拝みお坊様を敬っています。また、お坊様を町の中で見かけることは本当に多いですね。ヤンゴンの町の中、車やバスで移動していて、車窓からパゴダを見かけると、そっと手を合わせる人が少なくありません。運転手さんまでが時々ハンドルから一瞬手を離して拝んでいるのを見ることがありますが．．．（少しびっくり?）バガンは現在3つの地区に分けることができます。ひとつは遺跡群の多く集まる「オールドバガン」。ここは1990年ごろまでは人々が暮らしていましたが、現在、考古学保護区に指定され、人々が生活することは認められていません。村も全て強制移住されました。（オールドバガンには現在遺跡のほかは、いくつかのホテルが点在しています。そしてゴルフ場や、バガン全体を見渡すことのできる展望タワーも作られました。）オールドバガンから人々が近くに移住させられたのですが、その新しい村を「ニューバガン」といいます。そしてバガン地区の人々の生活の中心である「ニャウンウー」との3つの地区です。ニューバガン地区、ニャウンウー地区そして周辺の農村地区には、それぞれ人々の信仰を集めているパゴダがたくさんあります。その中で、面白いな、と思ったのは、ニャウンウーや周辺のパゴダ4つを朝から正午までに回ることができたら、どんな願いでもかなう、とされており、多くの人々が行っています。それぞれの距離がかなり離れていて、2つは山の上にあり、また回る順番が決められているので、車をチャーターしてトライするのがいいと思います。私たちも車をチャーターし、前日から旅行代理店でアレンジして、その上ホテルを5:00に出発しました。最初は、エーヤワディー川を渡り、そこからぐいんぐいん山を登ったところにある、タンチータウンパゴダ(Tankyitaung Pagoda)です。川を渡るのに30分くらい船に揺られます。パゴダに着いたのは7時ごろになっていました。パゴダから眺めた、朝日に輝くエーヤワディ川。ニャウンウーに戻り、ニャウンウーの中心的なパゴダであるシュエズィーゴンパゴダ(Shuezigon Pagoda)が2番目のパゴダです。そのあとモヒンガーの朝食をとり、南にガンガン30-40分車を飛ばします。またまた山を登り、着いたのがトゥーイェンタウンパゴダ（Tuyantaung Pagoda）。そしてニューバガンにもどり最後が河畔にあるローカナンダーパゴダ(Lawkananda Pagoda)です。対岸には、早朝行ったタンチータウンパゴダを眺めることができました。その後ホテルに戻りましたが、午前11時でした。結構あっという間でした。 なんかキンキラな写真ばっかりでしたね。この4つのパゴダの写真をまとめておみやげ物として売っていました。ミャンマーの人々は家に持って帰り、拝むんですよ。皆さんもこの4つのパゴダの写真を拝むとご利益があるかも知れませんよ。（笑）伝説によると、11世紀にこの地を治めたアノーヤター王が、これらのパゴダにお釈迦様の歯や肩の骨を宝物としてパゴダに収め、このような参拝方法を定めた、とあります。現在は車とか使えるので、なんと言うことありませんが、昔は大変だったと想像されます。

  2006年05月18日

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  バガンに行きました(3)

  先日もお知らせしたように、バガン等ミャンマーの内陸は大変乾燥しています。背の低い潅木と赤茶けた大地に、バガンの仏教遺跡は立っています。レンガと石材でつくられた遺跡の多くは、未だに美しい彫刻や壁画が残されているものが少なくありません。その多くが11世紀から13世紀にかけて作られたものです。けっこう保存状態がいいらしく、その理由のひとつとして、気候が乾燥していることがあげられるそうです。バガン内の観光の足として、馬車を利用することもできます。夕方、夕日を見ようとシュエサンドー・パゴダShwesandaw Pagodaに登りました。夜は幽霊がでるという噂のあるダマヤンヂー・寺院Dhammayangyi Templeが望めました。パゴダの上から「下界!」を望むと、牛車が荷物を引っ張ってました。これは、泊まったホテル（Ｔｈａｚｉｎ Garden Hotel）の庭です。ホテルの庭にもパゴダが。しっかり水撒きをしていますから、芝が美しい。ブーゲンビリアのピンクが目に痛いようです。バガンにはこのように遺跡としての寺院・パゴダも人々の信仰を集めていますが、建物はもっと新しいかもしれないが、生きた信仰を集めている仏教施設も多くあります。次回は、それらをご紹介します。

  2006年05月17日

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  バガンに行きました(2)

  ヤンゴンからの出発は早朝6:30でした。飛行機ですから、遅くとも1時間前にはチェックイン。今回は5時には空港にいました。まだ町は真っ暗。街灯が輝いています。（でも大した街灯ではないんですけどね。外国から帰ってくるたびに、暗い街だなーって思います。）今回はAir Baganを使いました。Air BaganのATR42の後ろ半分。中途半端な写真で申し訳ありません。さらにこれは帰路に乗った機体です。ヤンゴン空港で以前ご紹介した、国際線を運行しているMyanmar Airways International (MAI, 8M)を見かけました。その影に国営で国内線を運行するMyanma Airways (UB)が見えます。ミャンマーの国内線を運行している航空会社はAir Baganのほかに、Yangon AirwaysとAir Mandalayとあります。空港でチェックインすると、胸のあたりにこのように、このようなシールを貼ってくれます。Air Baganのこのロゴというかマークはハスの花のイメージだそうです。ヤンゴン－バガンは直行便でジェット機なら45分、プロペラ機なら1時間15分の飛行時間です。機内食というか、軽食のサービスがあります。このペストリー、おいしかったですよ。これにソフトドリンクとコーヒー・ティーのサービス。国内線なのに結構いいですね。日本の国内線も昔は朝食設定便だとか食事設定便だとかで、時間によっては軽食が配られましたが、今は時代が変わりました。 

  2006年05月16日

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  バガンに行きました。(1)

  透き通るような青空の下、アフリカのサバンナのような乾燥した赤茶けた大地が広がっています。そして、まるでジャングルのようにパゴダの遺跡が累々と連なる、それがミャンマーの内陸部に広がるバガンです。先週木曜日から土曜日まで2泊3日でバガンとその近郊のポッパ山に友達といってきましたから、その報告をしますね。ミャンマー内陸は、ヤンゴンなど沿岸のデルタ地帯と違い、大変乾燥し暑い、と聞いていたし、あまり古い遺跡とか興味が無いほうなので（それより高原リゾートとかビーチのほうが好き!!）食わず嫌いで今までバガンに行ったことはなかったのですが、友達に誘われて行ってきました。「パゴダなんか一つ見れば同じだろう」、「ただ暑いばっかりでうんざりしちゃうんじゃないの」なんて行く前は思っていたんですが、聞くと見るとは大違い。すっかりバガンに魅了されました。バガンとは、ヤンゴンより飛行機で1時間から1.5時間位かかります。内陸、エーヤワディー（イラワジ）川中流域に広がるミャンマー屈指の仏教の聖地とされています。11世紀にバガン王国が興隆し13世紀にモンゴルの軍隊に侵略されるまでの約250年間に建立された遺跡が広く分布しています。現在の人々の生活は同じエリアの「ニャウンウー」が中心となっており、空港をはじめ鉄道駅やバスターミナル、また川を航行するフェリー乗り場全て「ニャウンウー」にあります。ヤンゴンからの交通機関など、たいてい「ニャウンウー」行きと表示されます。ヤンゴンからの交通機関は飛行機のほか、鉄道、長距離バス、とより取り見取りです。高台から眺めたエーヤワディ川です。ご覧のように大河ですが、乾季の終わりということでかなり川が細っているそうです。ヤンゴンに比べ空気が乾燥しているので、花の色がとても美しく見えました。

  2006年05月15日

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  ミャンマーと星占い

  今日新聞を読んでいたら、星占いのことが出ていました。地震や先日のサイクロンのような嵐の来襲を星占いで予言できる、というものです。2007年の地震は既に予知してあり、もしその結果がよければ、2008年2009年の結果を公表するというものがその記事の趣旨のようで、この記事自体はどうでもいいことです。（大体、新聞雑誌の記事は全て検閲を受けていて、検閲を通らないと出版出来ませんから、たいした記事はありません。）（先日、報道の自由の無さは、世界の中で北朝鮮についで2番目だという外国の報道がありました。）この記事に係わらず、ミャンマーで暮らしていたら、結構星占いに出会います。パゴダの門前によく手相見や運勢占いの先生が多く看板を掲げていますが、多くは星占いだということです。中にはタロットも出してくる先生も多いようです。一般の人々だけでなく政府も重要事項決定に星占いの結果を重視しているといううわさがあります。（これはミャンマーだけでなく、東南アジア全般にいえるかもしれません。）近くでは、昨年11月に政府は急に首都移転を公表し実際に移転作業に取り掛かりました。（ＨＮＫでもチラッと放送されました。）ヤンゴンから内陸に500キロ程度入ったピンマナ（現在ではネピドNaypyidawと称することが求められています。）に政府の機能を移し、行政の首都とするというものです。その移転作業の取り掛かりの日・時間は、星占いで決められたといわれています。これは人々のうわさというよりは、外国のメディアで取り上げられました。首都移転公表から約半年、政府の機能はほとんど移転し、3月末の国軍記念日では新首都ネピドで盛大にパレードが行われました。（これまたＮＨＫで放送されました。）現在ミャンマーの自動車はフランスなどヨーロッパと同じ右側通行です。ミャンマーはもとイギリス植民地で、本来なら同じイギリス植民地だったマレーシアやシンガポールのように自動車は左側通行であるはずです。実際1975年までは左側通行だったそうです。当時は共産主義政府（ビルマ式共産主義といわれるものです。）でしたが、あるときえらいお坊様か星占いの先生が「最近、左側に集中しすぎているから、も少し右側に注意を払ったらどうか」と進言したそうです。そしたら、左側通行から右側通行に変化したというわけです。（真偽のほどは知りませんよ。）最近人々の間でひそひそと話されている噂話。ミャンマー国軍で一番偉い最高権力者（ミャンマーは軍隊が治める国ですから、軍の最高権力者がすなわち国の最高権力者です。）もう70歳をとうに超えた方です。奥様もそれなりのお年なのですが、最近星占いで、奥様に若いツバメを娶らせたら、その国軍の最高指導者はさらに権力を掌中に収めることができる、と予言されました。そして、本当に（もちろん形の上だけでしょうが）30台のとってもかっこいい、けっこう売れてる俳優と、結婚という形をとったそうです。（実際に一緒に生活してないといいますから、何のことやら理解できかねますが。）一体ナニが裏にあるのやら。写真は星占いとはまったく関係ございません。（笑）11月の満月の仏教のお祭りの一場面です。このきれいに飾られたものは全てお寺のお坊様に寄進されるものです。お札で作った飛行機、なんか現実的な寄進物ですよね。

  2006年05月08日

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  ビンロウをくちゃくちゃ(2)

  ヤンゴンで日本語をしゃべる人たちの中には、この「コーン」のことを「噛みタバコ」という人もありますが、いわゆるたばこではないようです。（ていうか、たばこは葉タバコという別の植物ですよね。）僕はかんだことがないのでよくわかりませんが、タバコと一緒で習慣性があり、昨日紹介したWikipediaの記事ではかるく興奮する作用があるのだとか。嗜好品ですよね。慣れてない人がかむと、口の中がひりひりしたりするそうです。においがまた独特で、「コーン」をかんでいる人の近くに行くと、口からほんのり昔懐かしい赤チンのにおいがします。口の中が真っ赤です。唇に赤い液がついているのを見ると、口紅をつけているようで色っぽく見える見えることもあります。さて昨日の続き。葉っぱに石灰を塗りビンロウの実を置くと、ひとつずつ丸めていきます。５個一パックということで、ビニール袋に入れます。おじさんの左手に５個の「コーン」が握られていて、広げているビニール袋に包もうとしている写真ですが、なんのことやらわかりませんね。ビニール袋でなくてコンドームを広げて使用しようとしているみたいで。コーン愛好者に聞くと、コーンはフレッシュさが命なので、その日に作ったものはその日にかみ終えるそうです。ちなみにコーン１袋５個で、今回は１００チャット（実勢レートで約１０円）でした。

  2006年05月05日

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  ビンロウをくちゃくちゃ(1)

  ビンロウというもの、話しに聞いたことはありましたが、ヤンゴンに来るまで実際に見たことはありませんでした。ミャンマーでは、大変広く親しまれています。ビンロウの詳しい説明はWikipediaでどうぞ。道を歩く人々が、バスの乗客が、そして車に乗っている人が、時々口から赤い液体を吐き出すのを見ると、なれない間は（ひそかに今でも）びっくりします。吐血してんのかと勘違いしたりして。Wikipediaによると、「ビンロウの実を石灰と一緒にキンマの葉にくるみ」とか出てきます。ヤンゴンでは屋台やキオスクみたいなところで手軽に手に入ります。ミャンマー語では「コーン」と言っています。キンマの葉に白く、石灰を水で溶いたものを塗ります。左の白いつぼが石灰のつぼです。「コーン」の味を決めるスパイスを振りかけているのかな。数種類のうちから好みを選びます。ビンロウの実を加えています。次回に続きます。

  2006年05月04日

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  さわやかな風、吹かないかな

  今日は暑い。日本は昨日は暑かったそうですが、ヤンゴンは今日とても暑いです。こんな日は、以前行ったことのある、高原の写真を眺めて涼を得るに限る、ということで、ヤンゴンではありませんが、少し写真のご紹介。シャン州という、国の北東部に位置するところに、インレ湖という南北に細長い湖があります。今年の春先でしたか、NHKでも短い特集をやってました。（ミャンマーで取材が認められるのは珍しいことだとのコメント付きで。まったくでございます。）標高が1000m超えるくらいですので、結構ひんやりと、湖面を渡る風とあいまって朝晩は信じられないくらい寒くなります。NHKの報道によると、湖周辺の人口が多くなり、水質汚染が進み、環境問題が議論されているということでした。インレ湖の漁師さんです。櫂を片足でさばきながら漕ぎます。おじさんがはいているズボンは、シャン族の民族衣装だと思います。2人少年がボートで静かな湖面に漕ぎ出しています。デートかな?青空とあいまって、とてもさわやかですね。こちらは遊覧船の船頭さん。昼下がり、水のぬるむ時間に水浴びです。彼はパンツはいてるんですね。職業柄、外国人と会う機会が多いからでしょうか。（ちなみにパンツを着用しない場合の水浴びは．．．へへへ真っ裸ではなく、ロンヂー着用となります。）

  2006年05月02日

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  本当に「アジアの風」に吹かれちゃいました。

  28日金曜日深夜から翌29日土曜日午前中にかけて、ベンガル湾からおしよせたサイクロンに、ミャンマーは直撃を受けました。日本の台風に比べるとたいしたことのない規模かもしれませんが、それなりに被害をもたらしたようです。日本から見ていると、熱帯地方に属する東南アジア（ミャンマーも含まれます。）などは自然災害がはげしいような印象を持っていらっしゃる方（私も実際に東南アジアに住むまでそう思っていました。）も多いかもしれませんが、海外から日本を見ていると、日本ほど天災の多い国も珍しいのではないかと思われます。日本って、シーズン中は毎週のように大雨や台風に襲われているようですし、そうかといえば冬は雪害、それに加えて地震の恐れも多いですよね。それに比べると、今回のような嵐の襲来回数もずっと少ないですし、地震の可能性も少ないです。ヤンゴン在住の他の日本人の方にお聞きしましたが、サイクロンがヤンゴンに被害をもたらしたのは大変珍しい、とのことです。郊外の工場地帯では結構被害が大きいと、現地の友達が知らせてくれたので、どんなのだろう（野次馬ですかね。どうもすみません。）と見てきました。今回は雨の被害よりは、局地的に突風が吹いたみたいです。椰子の木の街路樹ですが、上のほうが全て吹き飛ばされています。右側の建物は、軒とか壁が被害を受けています。工場の屋根がかなり吹き飛ばされています。屋根のトタンがあっちこっちに散らばっていました。このような飛び散った建材にあたって亡くなった方もいるそうです。友達が教えてくれましたが、現場を警備している兵隊さんが「40年間兵士をしているけど、こんなことは初めてだ」と言ったとか。そういえば、現場に警備員もいましたが、兵士たちも結構いましたね。軍需産業ってわけでもないんですが。そんな中、のんびりと牛が草を食んでいました。今回のサイクロンとは関係なく、毎日ここで草を食んでいるんだろうと思います。  

  2006年04月30日

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  朝飯の定番は?

  世界各地で、朝飯の定番は違いますよね。ミャンマーの朝飯の定番は「○○の歩き方」とかあっちこっちのガイドブックに書かれていますから、なにも私がここで紹介するほどのことでもないかもしれませんが、先日カメラに収める機会があったので、紹介しますね。ミャンマーの朝飯の定番はモヒンガといいます。これがモヒンガです。ソーメンのような米でできた麺に魚のだしがきいたスープ、それに「ひよこ豆」でとろみがつけられているそうです。写真のモヒンガにはあげパン（中国でよくみる油条といわれるもの。今回はバリバリにあがってました。）がはいっていていました。たまねぎも入っていますね。それをレンゲで食べます。けっこうスパイシー。食べたあと、どくどく汗が出てしまいました。（ミャンマー料理はタイやインドネシア料理に比べてあまりスパイシーとは思わないのですが、このモヒンガだけは、ヒーヒーでした。）やわらかい麺とバリバリした食感の油条が、口の中でいいバランスでした。魚のだしですから結構おいしいものです。今回モヒンガを食べた屋台です。手前の白く盛り上がっているのが麺、その隣があげパンをはじめ各種揚げ物。そして奥にスープが湯気を立てています。このような屋台で、また町の中にある茶店のような食堂で食べることができます。まー、午前中でしょうかね。朝飯の定番ですから。

  2006年04月29日

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• ゴールデンウィークですね。

  今朝、NHK（国際放送です）を見てたら、「明日からゴールデンウィーク」ってやってました。今年は、9連休になる人が多いということで、海外旅行に出かける人も過去最高だそうですね。「今から新たに計画を練って海外旅行!」てなわけには行きませんが、皆さんよいゴールデンウィークをお過ごしください。この期間中、ベトナムやタイは日本人観光客がずっと増えるとのことですが、ミャンマーはどうなんでしょうか。たくさんの方にミャンマーを、そしてヤンゴンを訪問していただきたいなーと思っています。そして、ヤンゴンでもこのブログを読むことができますから、旅行中でも引き続き楽しんでいただけたら、と思います。海外旅行に出かける場合、ある程度、飛行機に乗っているわけです。（韓国、中国、台湾などにフェリーで出かける場合は別ですけど）キャビンアテンダントさんがかっこいいお兄ちゃんだったら、ウキウキします。年甲斐も無くドキドキします。じーっと見つめちゃって、うさんくさそうに返されることもたびたび（汗）　"Would you like fish or beef?" （最近は鳥インフルエンザの関係か、チキンが機内食ででる機会が減ったような気がします。）と聞かれて"I would like you"なーんちゃって。もちろんそんなこと言いたいなあって妄想するだけで、絶対に言いませんけどね。ゴーゴーバーじゃないんだから。一応、時と場合をわきまえないと。最低限のエチケットです。ハイ。下の写真は、シュエダゴンパゴダから眺めたヤンゴンの遠景です。あれっ、なんか単なるジャングルの写真みたいですね。ヤンゴンの町が緑に埋もれてしまっています。

  2006年04月28日

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• 雨季が近い今日この頃(2)

  ミャンマーには、雨季・乾季によって楽しめるものが違ったりします。もちろん、ビーチや山登りといったレジャーは、乾季だけのものでしょう。雨季にビーチに行っても、一日中雨に降られてちっとも楽しくないでしょうし。写真は、Htan Yay（タゥィ位の発音です。耳でもよく聞き取れません。）という、椰子ジュースからつくられたお酒です。椰子酒ってなものでしょうか。これも乾季だけに楽しめる味です。作り方は友達が教えてくれました。朝、椰子の木に登り、椰子の実（まだ木についている状態で）に針か何かで穴を開け、その下に容器を置いておきます。そして中の液体が容器に流れ出るようにしておきます。次の日の朝、容器を回収して、中にたまった液体がHtan Yayということです。別に液体を発酵させるのにテクニックとかないようです。思いのほか単純。でも簡単ではありません。第一、椰子の木に登るだなんて、皆さんできますか?ミャンマー人は、以前ご紹介した、ロンヂーをブルマーのようにまくり上げて、もしくは短パン姿で、するすると登るんだろうなー。見てみたいなー、下から見上げてみたいなー。パンツはいてるのかなー（いつも本当に同じネタで、どうもすみません。）ミャンマーでは、街中の喫茶店みたいなところで見かけることもありますが、多くは少し郊外の椰子の木の下に、簡単な小屋をつくり、その中で飲みます。床も屋根もそして壁面も、写真に写っているような、籐で編んだもので作られている小屋です。味は、甘いと酸っぱいの混じったような、ちょっとすえた日なたのにおいがします。アルコール度はあまり強くないので、たいして酔っ払うことはありません。つまみは、焼いた干し魚とピーナツでした。日なたのにおいがする素朴なかっこいいお兄ちゃんたちと、日曜日の昼下がり、椰子酒をゆっくり楽しむ。僕はアジアを感じるなあ。

  2006年04月27日

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  雨季が近い今日この頃

  ヤンゴンで乾季が終わろうとしています。以前少し書きましたが、ミャンマーの1年は3つの季節に分けることができるそうです。5月中旬から下旬くらいから10月いっぱいまでの雨季、その後2月までの乾季、そして3月から5月にかけての暑期。四季と呼ばず三季(ｔhree seasons)と人々は呼んでいます。また暑期の間は暑いのが特徴ですが、乾季に引き続き雨がほとんど降りませんから、ミャンマーの1年を雨季と乾季の2つに分けることもできますね。雨季は、とにかく雨が降ります。ベンガル湾からの雨雲がドンドンミャンマーに押し寄せ、ヤンゴン等沿岸部では、それこそ何日も雨が降り続きます。ザーザー降ります。それに対して、乾季は常にすっきりと晴れ上がり、気温も朝晩は大変すずしくすごしやすいのが特徴です。緑が多く、比較的車も少ないのでスモッグが発生せず、さわやかな青空が印象的です。暑期は、何度も書いていますが、暑いです。気温も39-40度くらいまですっと上がります。でも最近は日本でも真夏は時々39度くらいまで上がりますから、日本の真夏と同じなのかもしれませんね。日本と比べて、熱帯夜が比較的少ないのが、まだ救いかと思われます。ただし、日本より赤道に近い（あたりまえ!!）ヤンゴンでは、太陽の照りつけはよりはげしいと思います。今朝は、どんよりと曇り、雨季が近いことをうかがわせています。最近、ときどきお湿り程度ですが、雨が降るようになりました。マンゴーがなり始めました。その他のフルーツもより出回るようになるでしょう。職場の近くに、ジャックフルーツがなっているのを見つけました。和名で「パラミツ」とか「ナガミパンノキ」とかいうそうです。ジャックフルーツは、世界一大きいフルーツなんだそうですね。こうやって、太い枝からゴロンとなるのですね。こちらは４つまとまってなっています。

  2006年04月26日

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  ヤンゴンに入るには．．．(3)

  前回までに、バンコク、クアラルンプール、シンガポールを経由してヤンゴンにやってくる方法について触れてきました。今日は、それ以外でヤンゴンに出入りしている国際線フライトについて、述べたいと思います。まずヤンゴン－バンコク間は、TG2便とPG1便以外に、ミャンマー国際航空（８M)が毎日1－2便飛んでいます。これはTGとのコードシェア便でもありますので、日本にお住まいの皆さんもチケットの都合でこのミャンマー国際航空に搭乗するチャンスがあるかもしれません。私も1度搭乗しましたが、機内サービスが素朴な雰囲気で結構気に入りました。なんといっても、男性キャビンアテンダントがかわいいのかっこいいのと、フライト中、見とれていました。へへへ。日本からの乗り継ぎということで、可能性があるのが台北乗継です。日本から中華航空(CI)等で台北に着き、マンダリンエアー（AE）に乗り継ぐものです。台北－ヤンゴンを月・水・金週3便運行しています。往復両方で台北泊が必要です。中国のエアーチャイナ(CA)が昆明から月・水週2便飛んでいるようです。現実的ではないかもしれませんが、日本－北京または上海その他の中国の都市－昆明－ヤンゴンという乗り継ぎは、もし可能ならば面白いかもしれませんね。上記以外は、日本からの乗り継ぎという点では関係ありませんが、次のような国際線が入ってきています。カタール航空でドーハまで週4便。そこからヨーロッパやアフリカへの乗り継ぎも結構便利。ビーマンバングラデシュでバンコク－ヤンゴン－ダッカという便が週1便インドのコルカタ・デリーにも飛んでいますよ。そして、季節運行ですがブータンへも飛びます。ミャンマーのエアーマンダレー(6T)がタイのチェンマイへプロペラ機で飛んでいます。大体こんなものかな。（以上全てのフライト情報は2006年4月現在。）写真は、ミャンマー国内線を飛んでいるミャンマー航空（UB）（国営です。国際線を飛ばしているミャンマー国際航空８Mとは別会社です。）のかなりクラシックな機体、フォッカー27です。

  2006年04月25日

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• チャイ・ティー・ヨー・パゴダ

  　先日のヤンゴンボーイズ(3)の写真の子に出会ったのは、ヤンゴンから東のほうに行った、チャイ・ティー・ヨー・パゴダ（別名ゴールデンロックパゴダ）です。ヤンゴンから、乾季の間なら、車をチャーターして日帰りができます。バスなど公共交通機関もあります。最後の山登りの部分は、ダンプカーの荷台に他のミャンマー人たちと一緒に押し合いへしあいしながら、楽しく旅ができます。宿泊施設もたくさんあり、ミャンマー全土から集まった善男善女でにぎわっています。ダンプカーの（日本の土木現場で見る日本製のダンプカーです。中にはあのきんきらのデコレーションがついたまんまのもあります。）の荷台に横木が何本も渡してあり、それにお客さんが腰掛けます。なにしろぎゅうぎゅう詰めですし、まるでジェットコースターのような急な坂（だからダンプカーなんですね。）を行きますから、押し合いへしあい、楽しい旅になります。かっこいいお兄さんと一緒に座ると、至福のときがすごせますよね。（そんなに人生、おいしいことばかりではないかもしれませんが。）

  2006年04月24日

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  ヤンゴンに入るには．．．(2)

  前回は、TGのフライトについて少し書きました。今日は、それ以外で、日本から乗り継ぎでヤンゴンに入ることのできるフライトについて、書きたいと思います。格安航空券をネットで検索していて必ずあるのが、マレーシア航空(MH)。日本からマレーシアのクアラルンプールまで飛び、そこで乗り継ぎとなります。MHのクアラルンプール－ヤンゴンのフライトは、月、水、金、土と週4日。いずれもクアラルンプールを午前中に出発します。日本から乗り継ぐには、前日のフライトでクアラルンプールに到着し、1泊する必要があります。日本帰国は、クアラルンプールで1泊する必要はありませんが、結構空港で乗り継ぎ時間があるようです。あわせてマレーシア観光と組み合わせても面白いでしょうし、クアラルンプール空港はシンガポールほど大きくはありませんが、熱帯のジャングルを空港内につくるなど、面白いところです。シンガポール経由のチケットもよく見かけます。シンガポールまではシンガポール航空（SQ）。そしてシンガポール－ヤンゴンはSQの子会社のシルクエアー（MI）が毎日2便A319で飛んでいます。毎日2便飛んでいますが、どちらの便も、日本からのシンガポール到着より早くヤンゴンに向けて出発しちゃいますから、シンガポールで1泊する必要があります。帰国は、MHと同じく、空港での待ち時間がかなりあります。シンガポール・チャンぎ空港は、いたれりつくせりの空港で、何時間いたって飽きませんから（個人的な感想ですが）シンガポール観光と合わせて楽しい旅行ができるでしょう。今、広島からバンコクに向けて、バンコクエアウエィズ（PG）が月、水、金の週3便飛んでいます。もちろんこのPGを使っても、ヤンゴンに来れます。PGはバンコク－ヤンゴンを毎日1往復しています。広島の便がバンコクに到着する前にヤンゴン行きが出発しますから、バンコクで1泊する必要があり、同日乗り継ぎはできません。JALやANAもヤンゴン行きのチケットを出しています。これらは、バンコクまで自社便で、バンコク－ヤンゴン間はTGのフライトへの乗継です。（以上のフライト情報はすべて2006年4月現在です。）写真は、滑走路に着陸した機体から撮った、ヤンゴン国際空港ののターミナルです。いつ終わるとも知れない工事中です。次回は、ヤンゴン空港に出入りするその他の国際線について、ご報告します。

  2006年04月22日

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  ミャンマーの正月

  今週の月曜日17日はミャンマーの正月でした。正月は水祭りで楽しく過ごしたあと、やってきます。以前お伝えしましたが、水を掛け合い、すっかり旧年中の垢を清め、明けてのミャンマー正月には、皆でパゴダにお参りをし、お坊様にいつも以上の寄進をし、お年寄りの世話をいつも以上に（?）に行い、魚や鳥、牛やヤギを放し、功徳をつむ、というすごし方が一般的なようです。ということで、私も17日の午前11時ごろ（フーッ、暑かった。クラクラしました。）、友達と一緒に、シュエダゴンパゴダに行ってきました。大変な人でにぎわっていました。日本の正月の初詣と一緒でしょうか。皆暑いので日傘代わりに傘をさしています。ファミリーが多いのですが、意外と若いお兄ちゃんたちのグループも目立って、個人的にうきうきしていました。上の写真、よく見ていただくと、中央の青い傘でピンクのシャツの女性の後ろ、ロンヂーを巻き直している人がいるのがわかりますか?顔は傘で隠れていて見えませんが、あんな感じで、人前でもロンヂー直しは、よく見る光景です。ロンヂーの中は?って考えると、楽しいですね。本当にズボンのお兄ちゃんたちが増えました。

  2006年04月21日

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  ヤンゴンに入るには．．．

  日本からミャンマー・ヤンゴンには現在直行便はありません。（以前はANAが飛んでいたそうですが）ですから、日本からヤンゴンにやってこようとすると、どこかで飛行機を乗り換える必要があります。一番便利なのはタイ国際航空(TG)でしょうか。日本からバンコクまでは、成田、関空、中部そして福岡から出発できます。そして2-3時間程度の乗り継ぎで、ヤンゴン行きの飛行機に乗り継げます。ただし、成田発4:55PM発のTG677（2006年4月15日現在）だけは、バンコクで翌朝のヤンゴン行きに乗り継ぎになってしまいます。一泊する必要があります。ためしに、関空発で、ヤンゴンまでのタイムテーブルを示して見ましょう。（すべて2006年4月15日現在）プラン１TG673 関空1:25AM発 バンコク5:15AM着TG303 バンコク8:05AM発 ヤンゴン8:55AM着プラン2TG623 関空11:45AM発 バンコク3:35PM着TG305 バンコク6:10PM発 ヤンゴン7:00PM着その他関空を10:45AMに出発するマニラ経由バンコク行きTG621でも、TG305に乗り継ぐことができます。帰国は、バンコクー日本間の夜行便を使うのなら、バンコクで3時間程度の乗継です。でも、時間に余裕があれば、バンコクで2-3日のんびりしたいところですが．．．バンコクとヤンゴンの間は、TGで1日に朝と夜の2往復、A300-600で運行されています。機内の様子です。タイとミャンマーの間には30分の時差があります。時刻表では1時間30分程度かかるようですが、実際には離陸後1時間程度の、大変あっさりしたフライトです。でも、ホットミールが出ます。先日搭乗する機会があったので、写真を撮りました。エコノミークラスのミールです。1時間のフライトにしては、しっかりしていますよね。これに、ソフトドリンク、ティー、コーヒー、そして、時間帯によっては、ビール・ワインのサービスもつきます。次回は、ヤンゴンに乗り入れている、ほかのフライトについて御紹介しましょう。

  2006年04月20日

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  ミャンマー入国には査証が必要です。

  ミャンマー入国には、査証（ビザ）が必要です。以前ご紹介したこのサイトに、ミャンマービザについてよくまとめてあるので、もう一度紹介しますね。空路での入国は、ヤンゴンが一般的です。第二の都市マンダレーにも国際線が飛来します。しかしミャンマーの場合、入国したポイントからの出国が原則ですから、マンダレーで入国するとマンダレーから出国する必要があります。すなわち、マンダレーから入国しヤンゴンから出国する（またはその逆）のいわゆる「オープンジョー」の形は取れません。陸路入国できるポイントがありますが、いずれも、入国したポイント周辺しか移動の自由がありません。そこからミャンマーの他の地区、たとえばヤンゴンに足を伸ばしたいと思っても、交通手段がありませんし、外国人に解放されていないエリアのため、立ち入りはできません。ミャンマーの隣国タイのバンコクのミャンマー大使館でも査証は取得できます。以前聞いた話では、午前4時ごろから大使館前で整理券が配られ、先着40名で一日の受付が締め切られるそうです。以上の情報は、未確認情報も含まれています。これらの情報によって被られたいかなる被害や損害についても一切の責任を負いませんので、ご了承の上ご利用ください。

  2006年04月19日

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  今年の水祭り

  水祭りとミャンマー正月の長い連休をくぐりぬけ、久しぶりの出勤です。ちょっとクラクラします。（休み中、飲みすぎ?）さて、今年の水祭り、せっかくヤンゴンにいることだし、一度は見ておこうと、16日に一番にぎわう、Pyey Road(ピー・ロード)とInya Road（インヤ・ロード）の交差点あたりに友達と一緒に行きました。思ったより激しくフィーバーしていました。これはAir Baganという国内線の航空会社のステージですが、ご覧のようにみんなトラックの荷台に相乗りして、水浴び?に来ます。音楽がガンガン鳴っていて、みんなトラックの上でリズムを取るものだから、トラックの荷台が上下にバウンドします。黒山の人だかりに向けて、水が大放水、巨大な公開ディスコとなっていました。若い男の子なんか、結構上半身裸で、眺めるの楽しかったな!!イケメンのポスターのそばでも、みんなビチョビチョ。いやおうなしに、私も水をかぶりビチョビチョになってしまいました。大変な量の放水ですから、道路も川のようになっています。上からの放水だけでは足りないのか、道路上でも水浴びが始まりました。皆さんかなり酔っています。。これは、今朝の同じ場所。祭りのあとを見るって、結構恥ずかしいですね。

  2006年04月18日

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  ヤンゴンにいらっしゃい

  　皆さん、ミャンマーにいらっしゃったことありますか。ビザを取らなくちゃいけないとか、軍事政権下で安全に旅行とかできるの?とか、いろいろ思い悩むこともあるかもしれませんが、今がミャンマー渡航のいい時期かも知れませんよ。　首都ヤンゴンでもたくさん緑が残り、決してスモッグの発生しない青空はキラキラ輝いています。これから５月いっぱいにかけてはまだまだ晴天が続きます。暑いですけどね。人々はとっても素朴で、かっこいいボーイズたちはやさしく微笑みかけてきます。　クレジットカードはほとんど使えません。一部のホテルでJCBをまれに受け付けてくれますが、その他のカードはまったくだめです。これはアメリカの経済制裁のおかげです。　現地通貨チャットKyatへの両替は公定レートではなく実勢レートで行います。泊まるホテルで情報を集めたらいいでしょう。　ミャンマーに持ってきて使えるお金は米ドル現金です。ホテル、一部のスーパーマーケット、高級レストランなど、米ドルをそのまま受け取ってくれるところもあります。100ドル札だけでなく、小額紙幣（1ドルとか5ドルとか）も用意しましょう。100ドル紙幣の記番号CBで始まるお札は受け取ってもらえません。　北部の中国国境では中国元ですが、普通外国人観光客はそんなところには入れません。日本円とかタイバーツは使えないと思っていた方が正解です。　写真は、ヤンゴン市内チャウッターヂーパゴダの大きな涅槃物です。全長70mあるということです。ミャンマーには熱心な仏教徒が多く、熱心なお祈りの姿を見ることができます。」

  2006年04月11日

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  夜のシュエダゴンパゴダ

  　ヤンゴンのシンボルといえば、もちろん人によって違うでしょうが、私はシュエダゴンパゴダ、を挙げたいと思います。観光客だけでなく広く一般の人の信仰を集め、いつも多くの人が参拝しています。昼間が暑くてかなわないていう方、夜のシュエダゴンパゴダ、なかなかいいですよ。昨日友達といってきました。ライトアップがきれいで、パゴダが黄金色に輝いています。他の方の参拝に邪魔にならないようにフラッシュをたかなかったので、ちょっと妖しい写真ですが、皆さん熱心にお祈りをしています。ミャンマーの仏様はイルミネーションの後光がさしています。町の電気屋さんで、この後光、売ってますよ。

  2006年04月07日

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  パダウ

  この週末、「パダウ」という写真にあるような黄色の花が、ヤンゴンのいたるところで一斉に咲き始めました。 ミャンマーは、一般的に3つの季節に分けられるといいます。5月ごろから9－10月ごろまでの雨季、その後の乾季、そして3月から5月ごろまでの暑期です。今はちょうど1年で一番暑い暑期の真っ只中です。前に書いたように、ヤンゴンでは意外と湿気がなくカラッとしているのですが、それでも昼間はうだるような暑さに結構ばて気味です。そんな中、このパダウの花はもうすぐやってくる雨季を予感させ、（雨が始まると気温が下がりしのぎやすくなり、また農繁期がはじまります。）また、水祭りの花の時期にあわせてとして大変親しまれています。ご覧のように日本の藤の花ほどではありませんが、しだれ状に花が咲きます。また香りも大変よく、この季節、多くの女性（もちろん一部の男性もそうかもしれません!!）が髪飾りにパダウの花を用います。

  2006年04月02日

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• ヤンゴンは緑の多い町

  　この写真は、ヤンゴン市内のカンドーヂー湖に浮かぶKaraweik Palaceというレストランを取った写真です。このレストランはこの派手な外見と、食事をしながらミャンマーの伝統音楽・舞踊を楽しむことができるので、観光客にはよく知られています。カンドーヂー湖畔には、他に公園やホテル、レストラン、そしてこの1月に開園100年を迎えた動物園とかあるので、ヤンゴンを訪れたことのある人なら、記憶にあるのではないでしょうか。　今回注目してもらいたいのは、写真の風景です。遠くにビル群が写っていますが、その周りにこんもりとした緑が見えると思います。ヤンゴンは、とってもとっても緑の豊かな町です。　今は、1年で一番暑い季節。最高気温が40度近くに上がる日もあります。そんな時、意外と湿度の少ない乾季のヤンゴンでは、緑の生い茂る木々の下でつかの間の涼を取ることができます。　町を走る車は10年以上たった日本の中古車がほとんど。バスは日本で走っていたときとほとんど同じ塗装で走っています。ですから、排気ガスの質の悪さはどうしようもありませんが、緑の多さでスモッグの発生を少しでも抑えてくれているような気がします。

  2006年04月01日

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• ミャンマーの水祭りThingyan (3)

  　今までの記事に書いたのは、いわゆる一般的な水祭りと正月の過ごし方です。個々に見ていくと、いろいろな過ごし方があるようです。　まず、徹底的に水祭りを楽しんでやるぞ、というタイプ。若い人たちや子供たちに多いでしょう。日本でも、子供のときは「もういくつ寝るとお正月」と歌い、お正月までの日々を指折り数え、待ち遠しく思ったものです。　若者たちは、グループで徒党を組み、あるときは車やピックアップに水を積み、ヤンゴンの町の中をあちこち移動しながら水を掛け合い、日ごろの鬱憤を発散させようと、しばらく前から準備しているようです。私の友だち(多くが20代、みんなかっこいいよ!!)の多くがも、グループで車を準備し、楽しみにしているようです。私も誘われましたが、これだけはお断りしました。（残念ですが．．．）水を掛け合うだけなら罪がなさそうですが、楽しいことなので、羽目をはずし、ビールやもっと強い酒を飲み、その挙句、けんかや交通事故が多発する、というのが、近年のヤンゴンの水祭り期間中よく見られるそうです。　このような騒然とした、危険なヤンゴンの水祭りを迷惑に思っている人々も多く、水祭りの期間中はじっと家の中で息を潜めている、と教えてくれた人も少なくありません。　あと、ミャンマーらしいな、と思ったのは、この水祭りの連休を利用して、出家してお坊様になるという人が、少なからずいることです。（ミャンマーで広く信仰されている上座仏教では、成人男子は一生に何度かは出家をし、お坊様として短期間でも修行を積むことが、求められています。）連休で仕事が休みなので、その間だけお坊様になり、功徳を積むということです。 下の写真は、ヤンゴンから車で1時間半くらい行ったバゴー(Bago)にある僧院(Kha Khat Wain Monastery)の食堂の入り口です。大きなアルミの容器にいっぱいご飯が入っています。この僧院には1000人近いお坊様がいます。

  2006年03月31日

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• ミャンマーの水祭りThingyan (2)

  それぞれのスタンドには企業のスポンサーがついているらしく、きれいに、広告つきで飾り付けられます。その上に十数人の人々が陣取り、それぞれホースを手に持ち、勢いよく道行く人々や車に放水をします。そのような舞台がヤンゴン市内の主な道路沿いに何百と作られますから、水祭りの期間中、家の外に出るということは、水にぬれる、ということを意味します。　水祭りのための特別な料理を作り人々に振舞い会う、ということも行われるようです。日本のお正月で、特別にお雑煮やお節料理を調理して、お年始に訪れる人々とともに食べる習慣と似ているかもしれません。　水を掛け合い、すっかり旧年中の垢を清め、明けてのミャンマー正月には、皆でパゴダにお参りをし、お坊様にいつも以上の寄進をし、お年寄りの世話をいつも以上に（?）に行い、魚や鳥、牛やヤギを放し、功徳をつむ、というすごし方が一般的なようです

  2006年03月31日

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• ミャンマーの水祭りThingyan (1)

  ミャンマー最大のお祭りThingyan(ティェンジャンが近い発音と思います。)が近づいてきました。 　今年は4月13日より16日の4日間が「水祭り（Thingyan）」として、翌17日がミャンマーのお正月で祭日に指定されています。　水祭り（または、水かけ祭りともいう）は、タイが有名ですが、ここミャンマーでも、それに劣らず、というか、それ以上に祝われています。町の中でお互いに水を掛け合い、楽しみを分かち合い喜び合う行事のようです。水で一年間の汚れや垢を一気に清めてしまおう、という意味があるのだと説明してくれた人もいます。もともとは仏教徒のための行事ですが、今はミャンマーを代表する行事になっています。（ミャンマーの人々は、大多数が仏教徒ですが、イスラム教やキリスト教、ヒンドゥー教の人々も多数住んでいます。）　タイの水祭りの映像とかを見たことのある人がいると思いますが、人々が手に手にバケツや洗面器のようなものを持ち、お互いにバシャバシャ掛け合うので、水祭り、もしくは水かけ祭りと呼ばれます。しかしヤンゴンの場合はもっと組織的に水かけが行われます。道路沿いの歩道の上に、ちょっとした演劇なら演じることができるくらいの大きさの舞台がしつらえられます。

  2006年03月31日

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  皆さんはじめまして

  　皆さん始めまして。私は現在ミャンマーの首都ヤンゴンで生活しています。2004年の半ばに赴任しましたから、1年半をちょっと超えたくらいになります。　ミャンマーはタイのお隣です。でも生活はよくも悪くもかなり違います。（悪いことのほうが多いかな?）でも、タイが「微笑みの国」として有名ですが、ミャンマーは「もっと微笑みの国」だと思います。よく言われていることですが、本当に親切で穏やかで、そして我慢強い人々ばかりです。ミャンマーの人々、ヤンゴンの人々と触れ合うと、本当にほっとできます。　私は、40代独身、ヤンゴンのかっこいい若い男の子（20代）が大好きです。そうです。ゲイです。こちらではMan to Manと呼ばれることが多いですね。　初めてのブログ体験なので、一体どこまでできるかわかりませんが、私なりの視点でヤンゴンの生活、ミャンマーの生活、そしてゲイのお仲間のことをお伝えしようと思います。　写真は、ヤンゴン市内中心部、ダウンタウンからアップタウンに向けての遠望です。緑が豊富な町です。中央にヤンゴンのシンボル、シュエダゴンパゴダが望めます。

  2006年03月30日

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