高齢ママ日記

2006/03/24(金)03:05

心のゴタゴタ・・・

日々の事(20)

おうちのごたごたが、あって・・・と書いていたら、 皆さん心配かけて、ごめんなさい…と、いうか、ありがとうございました。 今日は、かなり重たい話です。そういう話が苦手な方はスルーして下さいね。 おうちのゴタゴタとは、ちょっと、語弊があって、正確には、私の心のゴタゴタでした。 心の解決が出来たつもりなので、書く事にしました。 「ダーリンはクリスチャン」の続きを書くのに、 ちょっと痛くなってしまい、書けなかった原因のひとつでもあります。 先日、団地の会合があったという話を書きましたが、その日の午前中の事でした。 お向かいのおばあちゃんに、久し振りに玄関先ではち会わせました。 このおばあちゃんは、トッチファンの一人で、 生まれた時にお祝いしてくれたり、何といっても、「ルディちゃん」をくれた人です。 子供童話全集なるぶあつい本を、娘のお下がりなんだけど、 娘はいらないっていうから、良かったらもらってくださる?♪ってくれたり、 駐車場が遠くて、大変だった妊婦時代に、車を廃車にするからって、 譲ってくれたお陰で、駐車場が家の出入り口の真ん前になれたり、etc…etc… とっても良くしていただいてるし、 近所付き合いの嫌いなサママが、付き合える何人かのうちの1人なのです。 まぁ、家に上がりあう程ではなかっだけど… そして、口うるさいお茶目なおじいちゃんが健在で、二人はよく口げんかをしていて、 隣のサママんちには、丸聞こえなのです。(ってことは、うちのけんかも…) 月一の掃除の時には年なのに草いじりが好きだからって夫婦で参加していて、 サママ達がずっと参加しているのを喜んでくれて、仲良くなったのです。 老人達の会話は、とっても、ディープで、 「あんたんとこも、そろそろお迎えやな?」とか 「こないだ、救急車で運ばれてた時は、もう帰ってこんかと思ったよ」とか 「もうじきさよならやけん、遺産を使うとかなね」とか 「次の掃除では、もう会えんかもな」とか、笑いながら話します。。。 「な?サママちゃん」と、言われても、 「私に、同意を求めるなよ~~~」と、心で叫びます。。。 でも、元気そうだと、そういう会話にも慣れてくるので怖いです。 その、おじいちゃん、持病の糖尿があったのですが、前立腺の癌になり、 ガンセンターに入院してしまったのです。 前に書いた事がありますが、サママも癌体験者です。(今は元気ですよ♪) 検診で行った時、バッタリ会ったので、お互いの事がバレタのです。 …なにしろ、病院名がガンセンターですから、 他の病気で入院している事は、ほとんどありません。 そして、入院した人にだけ解る暗黙のルールというか、何階の何棟にいるかを聞くと、 大体、どれくらいの進行程度なのかが解ります。 お互い病棟を教えあったら、初期だったので、安心して、 「癌仲間やなぁ~」なんて、患者以外の人が聞いたら、笑えない事をいってました。 でも、おじいちゃんも頑張って、無事に退院してきました。 しかし、掃除をさせる訳には行かないので、禁止令を出すと、3階のベランダから、 あ~でもない、こうでもない、と、おばあちゃんに指図します。 おばあちゃんも、キレて、「病人は病人らしく、黙って寝とかんねっ」 と、叫んでます。 そんな、元気な二人を見て、こんな風に年を取っていけたらいいなぁ… と、思っていたサママですが、よっぽど頑張って長生きしないと、 うんと若いダーリンが、じいさんになってくれるのは遠いです… そして、1月の初めに、ルディちゃんのお礼をした時、本をもらったっきり、 気が着くと3月になっていたのです。 掃除は、1月、2月は寒いし草も伸びないからってお休みなんです。 他に何かあったっけ?と、日記を辿ると、 旅行してたり、トッチがドラえもんで病院通いしてたり、カビ退治があったり、 長崎行ってたり、で、あまり家にいなかったんですね。 だから、なおさら会う機会もなかったんです。 ただ、最近ケンカする声が聞こえないから、ちょっと気にしていたものの、 洗濯物は、男性物も干してあるから安心していたんです。 そして、会合のあった日の朝・・・ 「お元気ですか~♪」と、おばあちゃんに声をかけた。 「元気よ~」と、中に入ろうとしていた所を振り返って、「あ、そうだ」 「実はね、誰にも内緒にしていたのだけれど、1月31日に、おじいちゃんが  亡くなったの…今日が49日で、納骨しに行くのよ。  でもね、身内だけで済ませたから、気は使わないでね。」 「え?!そうだったんですか?!」うろたえて言葉がでない… 何故かとっさに、「あ、あの、男手がいる時には、いつでも、言って下さいね」 と、いうと、 「実は、スイッチが壊れて困っているのだけど、そういうのは無理よね?」といってたので、 ダーリンが得意ですから、後で行かせますね。と言って別れた。 ダーリンは、色々手伝って来て、お金を断ったら生活必需品を沢山もらって帰ってきた。 お向かいの夫婦は、付き合いで、創○学会に入っていて、公にすると、学会葬になったりと、 やっかいだからと、こっそり身内でしたみたい。 お花代(仏教ではご仏前)を、もらってもらえないと、宗教上、仏壇に挨拶に行く訳には行かない… 過ぎた時間は戻らない、 近所に娘さんやお孫さんもいるから、今さらしてあげられる事はないし、 だから、表面上はクールに振舞ってた。 おじいちゃんに、最後に会ったのがいつだったか、考えてみた。 そうだ、12月末近く。 買い物して、トッチと二人帰ってきた時、ちょうど、玄関前ではちあわせた。 「お元気ですか~?」と、サママが聞くと、 「元気は元気でも、癌太郎やけん、いつどげんなるかは、わからんばい」と、おじいちゃん。 「またまた~♪そんな事言わずにお互い長生きしましょうよね~。  同じような立場じゃないですかぁ」と言いつつ、 おじいちゃんは、まだ話したそうにしていたのだけれど、 サママは、トッチと沢山の買い物袋とでくたくただったから、 「じゃ、失礼しま~す♪」と、別れたのだった。 それを思い出した瞬間、最後の、「じゃ、失礼しま~す」で、心が凍った。 そのおじいちゃんに、もっと付き合ってあげれば良かったというのもあるし、 クリスチャンとして、してあげられた事をしてあげられなかった後悔もあるけど、 それとは、別に。。。 昔の、深い後悔・・・19の時だった。 サママは、親の事情で、中・高と、母形のおじいちゃん。おばあちゃんのお世話になっていて、 おばあちゃんの件でも痛い想い出があるのだけれど、(それはちょっと置いておいて) おじいちゃん、、、 高校時代、サママはあまり良い子じゃなかった。 だから、専門学校に行く為にその家を出た時は、ホッとされていたのかも。 でも、二人に感謝はしていた。 姉が一人、残っていたんだけど、ある日用事があって電話した。 そしたら、姉はいなくて、おじいちゃんがでたのだけど、サママに気付かなかった。 「お友達の方ですか?」と、聞かれた。 悲しかったのと、悔しかったのとで、 「はい、そうです。又かけなおします。じゃ、失礼しま~す♪」と言って、切った。 これが、結果、最後の会話になった。 これが、私にとって、凄く深い後悔になった・・・ けして仲良しじゃなかった。 明治の石頭夫婦と、遊び人の高校生。反りなどあうはずもない、お金もなかったし、 仕送りもなく、年金4人暮し・・・なのに、バイトをするのにはうるさい・・・ ひどい事もかなり言われた… でも、信じられない事に、自分が言い放った最期の言葉が自分で許せなかった・・・ それが、思い出されて、何だかWで、せつなかったんだ・・・ 私は、自分が許せなかった・・・ 自分が悪い事をしたつもりはないから、解らなかった。 何で、ちゃんとした会話をしなかったんだろう???と、辛かったの・・・ そしたらね、びっくりしたのは、先日の"カリスマ聖会"の時、 私はトッチのお世話当番だったから、(ダーリンと順番でトッチをみるの) 集中して聞けなかったんだけど、 「『赦し』の問題で苦しんでいる、クリスチャン・ノンクリスチャンは多い」 と言う言葉が飛び込んできて、 気になっていたので、後で、週報なるものを読んで、聖書を読んで、 心の解決が出来たんだ。 不思議だった。心の平安が戻ってきた。 何だか宗教的な話になってきたけど、私みたいに、自分や人が赦せなくて、 苦しい人が本当に多いのかわからないけど、 私は、それで、解決出来た。 だから、フリーページにでもその説教を近々アップしようかと。。。 関心を持つ人がいるかな?・・・ 明日から、又、サママ母の着付けの手伝いで、早起きです(TOT) 又、訪問が遅れてしまうかも・・・ 待ってて下さいね~(←いつも言ってる∧∧;) 心の痛さからも、解放されたけど、皆が心配してくれてそれがホントに嬉しかった・・・ もうすぐ5ヶ月になるけど、ここに来て本当に良かった、ホントにありがとうです^^

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