山でご飯を炊く
私の山でご飯を炊く方法。 何度か失敗しながら炊き続けた結果、なんとなくコツ?のようなものを掴んだので、自分自身も忘れないように書いてみようと思います。 1、ご飯を水に浸ける。時間は極力長くする(できれば1時間以上) 2、水はお米より人差し指第一関節の高さまで入れる。 (私の指だと^^;) 3、火にかけて沸騰したら最弱火にして12~3分 4、12~3分たったら、タオルにコッヘルを包んで、さらにシュラフに包んで保温する。 (時間は適当に20~30分くらいかな?) 1については、長くすることで、多少火にかける時間が短くても、芯が残るようなことはなくなりました。1時間以上水に浸けるのは、登山をする中ではなかなか大変。私はだいたいテント場についてから昼寝をするので、その時間を使っています。昼寝無しの場合や泊まらない場合は、ナルゲンのボトルのようなものを使って、登山の途中から水につけておくという方法も良いかもしれません(試したこと無し)。自宅から水につけて持っていくという方法でもいいのかも。ちなみにナルゲンボトルは耐熱ボトルなので、夜はお湯を入れて湯たんぽにも使えます。 2については大体の目安。ちょっと多く入れてしまった場合は蒸らす時間を長くしています。 3については、以前は火にかけてから18分でやっていましたが、よくよく考えたら火力や標高や気温によって、沸騰までの時間がバラバラかな?と思い、沸騰してから12~3分としました。あまり火にかけすぎるとご飯が焦げてしまうので、ちょっと早めに火からおろすようにしています。そのために、「長時間水に浸ける」「蒸らす」作業を長くしています。 4については、そのままコッヘルだけで蒸らすと、気温にもよりますが、ご飯が冷めてしまいます。また、コッヘルをそのままシュラフに包むとシュラフがダメになってしまうので、タオルに包んでいます。日帰りの場合は、タオルに包んでザックの中や着替え等に包むと保温できるかな?(日帰りでご飯を炊いたことが無いため・・・)保温時間中に一服しながらオカズを作れば、だいたい良い時間になると思います。(私は手際が悪いのでおかずも時間がかかるので^^;) そんな方法で炊くようになってから、多少柔らかかったりすることはあるものの、食べられない・焦げ付いてしまったことなく、上手く炊けるようになりました。私はご飯を炊くときは、いつもテント泊の時だけなので、結構ゆっくりやっています。日帰りではやったことがないので、その場合は多少の工夫が必要でしょう。「水に浸ける」方法は工夫できるけれど、「蒸らす時間」については今はパッと思いつきません。日帰りでゆっくり山ご飯の時に試してみようかと思います。 また、良い方法が見つかれば書き直すかも^^ ちなみに私はいつも1.5合炊いて、お腹いっぱいになっています。 それとご飯を炊く鍋について。 アルミが良いなどいろいろあるようですが、正直私には熱伝導とかよくわからない・・・(ちなみに私はアルミのコッヘルしか持っていない)ただ、今使っているコッヘルはご飯を炊くにはあまり向いていないと思っています。 コッヘルの蓋の部分が下(ご飯を炊く部分)の部分を覆うようになっているので、沸騰後、弱火をする時に、水蒸気がポタポタと下にたれます。外でご飯を炊く場合はあまり気になりませんが、雨や冬などテントの中でご飯を炊く場合(基本的にはテント内火気厳禁なんですが)、テント内が濡れる・ガスの気化熱?でそれが凍るため、非常に使いにくい。こういう形状のコッヘルはあまりご飯を炊くには向いていないかもしれないです。ただ、蓋が平らなので写真のように重りは乗せやすいですけれどね^^ ※あくまで私の主観でやっている方法です。失敗や上手くできなくても責任は負いません^^;