2006/07/21(金)23:43
離乳食満載!
(お夕飯だ、お夕飯だ、わ~い、わ~い!)
先週はスタミナ切れで体の動きが鈍かった私も、今週からようやく体力が復活し、何とか朝から晩まで動けるようになった。
そこで、今週は1日の大半を台所に立って過ごしている。
その理由は、毎年の恒例のことながらダーリンのパパが畑で取れた野菜を大量に我が家へ分けてくれた為だ。
2週間ほど前に海から戻った義両親と隣の姪っ子は、
「町は暑いから」
、と今度は昨日から山へでかけた。
山は涼しいから2週間ほどのんびりしてくると言う。
山へ行ってしまった彼らには野菜は必要なく、隣に住むダーリンの妹夫妻も姪っ子に会いに週末は山へ行ってしまうので野菜を食べない。
つまり畑で取れたほとんどの野菜が我が家にやって来た、ことになる。
ズッキーニなどは何本あったかわからない程の本数が冷蔵庫の中に詰め込まれ、トマト、ナス、きゅうり、セロリ、カリフラワー、じゃがいも、そしてこれは畑では取れないが知り合いの家の鶏が産んだ『タマゴ』も20個程やってきた。
これだけの野菜を頂いたので、今週はメルカート(市場)の八百屋さんで野菜を買う必要がなくすみ嬉しかったのだが、今年のイタリアの夏は異常な暑さとなっているので野菜を早く使わないとどんどん腐ってしまう可能性がある。
そこで、
「こうなったら体力がないなんて言ってられん!」
と底力を振り絞り、今週は毎日台所でせっせと料理にはげんでいるのである。
ナスは少し保存がきく『ナスのオイル漬け』にした。
残ったナス、ピーマン、トマトは『野菜の煮込み料理』にした。
残りのトマトはせっせとサラダやパスタソースに使っている。
タマゴは昨日じゃがいもと一緒にオムレツにし、今日もゆで卵にして今晩の前菜にアレンジするつもりで冷蔵庫の中に入れてある。
毎年、
「頂いた野菜を全て使い切る!」
と意気込んでいるにも関わらず、最終的には腐らせてしまう野菜がでてしまうのだが、今年は何とか順調に使いこなせそうな気がしている。
ありがたや、7ヶ月のまーやもせっせと野菜消費に貢献してくれているのだ。
現在昼と夜の2回に分けて離乳食を食べているまーやは、与えるものを何でもよく食べてくれる。
一番好きな食べ物は『メロン』で、水水しさと甘さが一緒になったこの果物が大好きらしく、私が冷蔵庫からメロンを出すたびに手を上下に振って喜んでいる。
野菜類はじゃがいも、人参、キャベツ、かぼちゃ、ズッキーニなどまあ何でもよく、しかも結構な量を食べてくれるので作る私も料理のし甲斐があるというものだ。
自然と離乳食作りにも力が入り、『もし、体力的に続かなかったら瓶詰めの離乳食を使おう』と思いながらも結局まだ一度も使った事がない。
とは言っても私の離乳食作りはかなり簡単で(手抜き)出汁で野菜を煮込んで、そこにお昼なら幼児用のパスタを入れ、オリーブオイルとチーズで味を整えるだけ。夜ならばパスタの代わりにごはんを添えて、魚かお肉を野菜に混ぜるだけである。
そろそろ味付けをしてもいいのは知っているが、こちらイタリアで通っている小児科の先生にまだ味付けについての判断を聞いていないので、まーやは野菜本来の味だけを味わっているのだ。
そんなまーやには、畑で取れたばかりの野菜の味は美味しいに違いない。
「さあ、今日のノルマはナス1本!」
今日も野菜を減らすためにせっせと台所に向かう私である。