VIVA L'ALLEGRIA !!!

2007/11/01(木)22:14

いよいよ別室で

0歳日記(ミロ編)(8)

 ミロは3ヶ月のComplemese(誕生月)をむかえた。 23ヶ月の長女まーやが0歳だったときは、毎月迎えるComplemeseの度に 「おめでとう~!」 とダーリンの実家からお祝いの電話をもらったり、私もなんかしら特別な料理を作っていちいちお祝いをしていたものだったが、ミロには今まで迎えた3回ともなーんにもしたことがない。 それどころかComplemeseが来たことすら忘れていて、ダーリンのマンマから 「今日は2ヶ月のComplemeseね!」 と教えてもらってしまうほど、まーやの時とは天と地ほど扱いが違っている。 一人目と二人目は扱いが違ってくると言う話をよく聞くが、正しくその見本がまーやとミロで、我が家にはまーやの写真こそ山ほどあるがミロのはほんの少し、そしてまーやの時には量っていた体重も、ミロは一度も量ったことがない。 まーやの時とは違い、何事にも大まかに育てているミロは、今すでにのんびりとおおらかに育っているような感じだ。  さて、3ヶ月を迎えたミロは、嬉しいことに何も問題なく、すくすくと成長している。 10月に入ってすぐに胃腸が安定してきたのか便通もよくなり、空腹とねむい時以外に泣くことがなくなった。 相変わらず夜はよく寝てくれる赤ちゃんで、夜中はたった1回しか起きない上、決まった時間に昼寝もするようになったので、いまのところは本当にBravo(ブラーヴォ)赤ちゃんである。  だから私達両親は、とうとう考えていたことを実行に移した。 それはミロのベッドをまーやと一緒の部屋に移動すること。 これまでの3ヶ月間、ミロのベッドは私達の寝室に置いてあった。  我が家ではダーリンの方針により親と子供は別室で就寝することにしている。 その方針により長女まーやは生後1ヶ月目から別室で寝ているのだが、ミロが産まれたあと、彼を別室に移すか移さないかで私達夫婦はしばし話し合った。 1ヶ月の時からまーやを別室に移してきた私達は、当然ミロもいつかは別室に移さないといけないと言うのは頭ではわかっていたのだが、 「来週から」 「・・・3日後から」 「・・・・・もうすこし」 と今まで延ばし延ばしにしてきたのだ。 それは、夜中の授乳でミロが泣いた時に隣で寝ているまーやも一緒に起きてしまったら、その後両親の私達が(大部分は私が)眠れなくなる、と言う理由があったからである。 ただでさえ日中 「つかれたー!」 を連発している私には、少しでも多くの睡眠が必要なのだ。  それでもこうして延ばし延ばしにしているうちに、今度は逆にミロが私達から離れるのに苦労するかも知れない、と思い、結局3ヶ月を迎えた昨日から彼を別室に移した。 もちろん移す前には、その部屋の主であるまーやに 「今日からあなたの弟が同じ部屋で寝るけどいい?」 と聞き、彼女の承諾をもらった。 当の本人のミロにも小さいからと言って何も言わないのは不公平なので 「あなたは今日からまーやと一緒に寝るんだよ。パパとマンマはすぐ隣にいるからね。」 と伝えた。 彼のベッドの背中にあたる部分には音を拾う機械を設置し、子機を私達のベッドに置いて動作と声が聞こえるようにした。  そうして迎えた1日目の夜、結果は上手くいったと言える。 ミロは寝る場所が変わったことに気づいているのか気づいていないのか、夜中1度しか起きずに朝までぐっすり眠ったようだ。 それとは逆にまーやは眠りが浅かったようで、夜中に2度も起きたのだが、これは今まで一人で眠っていた部屋に突然闖入者が来たのだから仕方ないことだ。 そして私は・・・あまり眠れなかった。 疲れ切った体は睡眠を欲しているのに、『もしかして泣いているのでは』としらずしらずのうちに子機に神経が集中されていたらしく、朝起きたら完全なる寝不足だった。  この親子別室に慣れるのには家族4人とも少し時間が必要なようだ。  ミロ、独立はじめの一歩を踏み出した。  

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