男の子
8ヶ月のミロがどんどん成長している。2歳4ヶ月の姉まーやが精神的に成長をしている現在、弟ミロは身体的にどんどん大きくなっている。つい少し前まではあまり動きも見られず、ただ笑っているだけの物静かな赤ちゃんだったのに、ここに来て突然すごいパワーを発揮するようになってきた。「本当に大人しい赤ちゃんねえ。」「泣かないでいい子だわ~。」「いつも笑っているのね。良い子ね~。」誰かに道で会う度に、友人に、義両親に、みんなにそう言われているミロ。そう言われる度に私は謙遜していたが、内心では『理由もなく赤ちゃんって泣かないんじゃないかなあ。』と思っていた。彼だってお腹がすけば泣くし、疲れていて気分が悪ければ泣くのだ。そんな彼は、半月前ぐらいからペラペラとよくしゃべるようになり、そのお喋りの頻度は彼の姉とは比較にならないぐらいによくしゃべる。ペラペラ喋っては、「きゃー!」と大音量で叫び私の耳の鼓膜を刺激する。相変わらず、機嫌が悪くなったまーやに頭を叩かれたり、乱暴をされたり、そしておもちゃを貸してもらえなかったり、かわいそうな仕打ちを受けているミロだが、最近反撃をするようになった。とうとう反撃!である。彼女に叩かれても、彼女の髪を手に取りぐいぐい引っ張ってまーやを泣かし、彼は嬉しそうに笑っている。まーやとミロを育ててきて「男の子」と「女の子」の違いを感じるようになった。長女まーやは、まだ0歳の頃からいつも動いていて、かなり活発な女の子だと思っていたのだが、それはあくまでも「女の子」の範囲でのこと、「男の子」とは比較にならない。「大人しい」と言われていたミロは、ずり這いをはじめ自分で移動をすることを覚えてからものすごい威力を発揮するようになった。おもちゃを追いかける威力、おもちゃを手に取って遊ぶパワーなどの一連の行動についてくる力は正に「男の子」そのもの。ダーリンも「男の子って感じだよなー。MAYAはもっとデリケートだったよな。」と話す。さて、この我が家の「男の子」はあともう少しでハイハイが始まりそうだ。そうなると更に目が離せなくなる。難しい時期の娘と動く息子を抱えて、あー大変だー。