クラスメートのお誕生日会
まーやのこの週末は、お友達と存分に遊んだ2日間だった。 さて、日曜日の夕方、まーやのクラスメートのお誕生日会に参加をしてきた。約2週間前に幼稚園の郵便ポストに入っていた、一通のお誕生日の招待状に興奮したまーやと私。それまで、私達両親の友人夫妻の娘や息子のお誕生日会には参加したことはあっても、自分のお友達から招待を受けるのは初めてだったまーや。だからとっても嬉しかった様子で、すぐに 「行きたい!」 と私に言った。実はこの日は日本語教室がある日だったので、ダーリンが仕事でいないことから、私一人で子ども達二人を連れて二つの行事をこなせるか心配で、最初はお誕生日会の招待を断わってしまおうかとも考えた。でもまーやに何度聞いても「フェデリカのお誕生日会に行きたい!」を繰り返すので、やっぱり頑張って連れて行くことにした。子供の願いはなるべくかなえてあげたいと思うのが親心である。そして参加をしたお誕生日会は、なんと「魔法使い」まで来て大盛況。この付近の子供のお誕生日会は、夏には公園を借り切って外で行われ、寒くなるとどこかの部屋を借りて行われる場合がほとんどだ。今回のフェデリカの誕生日会は教会に隣接しているホールを借り切って行われた。魔法使いのお兄さんは、最初は舞台で芸を披露し腹話術までしたあとは、風船をいろいろな形にして各子どもにプレゼントをしてくれた。こうしたところに呼ばれる芸人は、他に体操のお兄さんやピエロのお兄さんなどもいるらしい。今回の魔法使いのお兄さんは、子ども達にちゃちゃを入れられながらも、子供慣れをしていて飽きさせずに楽しませていた。ちなみに1歳3ヶ月のミロはこのお兄さんの姿を見た途端に、「こわーい!」とべそをかく始末・・・。男の子でしょ、しっかりしなさい!今回のお誕生日会は、6歳になったローザと4歳になったフェデリカ(こちらがまーやのお友達)の二人によって合同で行われた。お誕生日が近いもの同士が一緒にお誕生日会をしてしまう、と言うのもこの付近ではよく見られる光景である。ちなみにこのケーキはレモン味であっさりとしていて美味しかった。しかし半分以上甘いものが大好きなミロに食べられてクー。招待状を頂くまでこのフェデリカの存在を全然知らず、このお誕生日の日まで「一体どの子がフェデリカ?」と毎日幼稚園でまーやに聞いていたのだが、結局どの子がそうなのかわからずじまいだった。「今日は誰と何して遊んだの?」と毎日まーやに聞いても「テオドーラと遊んだ」と彼女の親友の名前しか出てこないので、フェデリカとはそんなに親しくないのだろうと思っていたら、お誕生日会で 「フェデリカー!」「MAYAー!」と二人で抱きついていたのでびっくりした。まーやは普段こういうことをするタイプではないのに、フェデリカがとても好きらしい。こんなに親しいならそうと言ってくれればよかったのに・・・お誕生日会に連れてきて良かった、とつくづく思った私である。ちなみにフェデリカへのお誕生日プレゼントは、すべり止めのくつした。イタリアの靴下、タイツメーカーCALZEDONIAで、とても可愛いすべり止め靴下を購入した。お値段は1足9ユーロ弱なり。「まだあまりよく知らないお友達へは使えるプレゼントがなによりよ。」と言うアドバイスをくれた義妹に感謝。この辺のお誕生日会の相場は10ユーロ弱(5,6ユーロ)だと聞いたので、これからこのぐらいのお値段の子供向けの物には敏感になりそうだ。それにしても子供に取ってお誕生日会は、本当に嬉しい行事の一つなんだなあ。喜ぶ子供の姿を見て、私もとっても嬉しくなった日だった。