2006/12/02(土)10:32
ビリー・ジョエルのライブに行ってきました
ビリー・ジョエルが好きだった私は、結婚してすぐの頃、車の中でいつもカセットテープをかけていたものでした。
そのおかげで、いつしか夫もビリー・ジョエルが好きになっていました。
というわけで今回二人でライブに行くことにしたのでした。
今回はアリーナ席。比較的前の方だけれど、席についてみたらかなり横向きにならないとステージは見えません。東京ドームは広すぎます。けれどそれも開演の予定19時頃には一杯に。
年齢層は高めだけれど、若い人も結構多かったです。
10分くらい押して開演。
肉眼でぎりぎり見えるけれど角度がきついので、ほとんど見やすい目の前のヴィジョンを見ることに。
演奏が始まった途端に総立ちで手拍子。
アリーナはこの臨場感が醍醐味です。
映し出されたビリーは随分変わっていました。
時の流れを感じます。
穏やかなおじさんになっちゃったかな、と思っていたらこれが意外にパワフルでした。
ほとんどが誰もが知っている有名な曲ばかり。
時々ピアノのイントロに「さくら」や「上を向いて歩こう」が紛れ込んでいたり、ジャイアンツの帽子をかぶったり、東京と歌詞を変えて歌ったり、サービス精神旺盛で楽しませてくれます。
CDで聴いていた曲を次々に生で聴く事ができて、夢のような時間でした。
椅子を倒す勢いでピアノを弾いたり、マイクスタンドをぐるぐる回転させたりという激しい場面もありました。
「Stranger」では、昔に引き戻されました。
その時見えていたのは、若さと希望と不安と野心であふれていた、その頃の自分の姿でした。
最後の曲はみんなが声を出して一緒に歌っていました。
聴衆の声だけが響く場面もあり、東京ドームの中の大いなる一体感にはじ~んとなりました。
ビリーの目も潤んでいたように見えたのは気のせいでしょうか。
タイムトンネルのようなドームから夢心地のまま出てきたら、イルミネーションに照らされたイチョウがとてもきれいでした。