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学校英文法で常識とされてきたものが、実は間違っていたら?
「教科書に載っていることは常に疑いなさい」
2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏の言葉です。
私も常々、学校英文法を100%信じるな!と叫んでおります。
何故ならば、海外の英文法書はどんどん進化しているのに、日本の学校英文法は40年以上も内容がほとんど変わっていないからです。
定説を覆すような行為は嫌われるし、クレームもつきやすいと思いますが、今回も勇気を持って学校英文法の誤解、間違いを指摘します。
今回は第3文型の受動態に関する”真”常識!
次の文を受動態にしてください。
My father visited the temple last month.
答:受動態にはできない
The temple was visited by my father last month. (X)
こんな受動態を思いついた人はいませんか。
学校英語では、目的語を含む第3文型から受動態を作ることができると教えがちですが、単純に目的語を含んでいれば受動態に置き換えることができるわけではありません。
学校や塾では受動態の作り方は一生懸命教えますが、肝心な受動態の本質部分を教えていないのです。
では、ここで問題文を少し変えて見ましょう。
Pope Francis visited the temple last month.
(フランシス法皇は先月そのお寺を訪問した)
この文を受動態にしてみましょう。
The temple was visited by Pope Francis last month. (○)
「うちの父に訪問された」という受動態は不自然ですが、
「フランシス法王に訪問された」という受動態は自然な文になります。
どうして「うちの父」だと不自然で「フランシス法王」だと自然なの?
実は、受動態が用いられるためには、受動態の主語が動作によって何らかの影響を受ける時なのです。
具体的に説明すると最初の「私の父」がその寺を訪問しても、その動作からその寺(主語)は何の影響を受けることはありませんよね。
しかし、フランシス法王がその寺を訪問したら、訪問を受けるお寺にとっては非常に名誉なことであり、その地位や名声など、色々と影響を受けますよね。
だから「フランシス法王」だと自然で、「うちの父」だと不自然になるのです。
「目的語を持つ第3文型は受動態ができる」という学校英語の常識が常に正しいとは限らないことがおわかりいただけましたね。
今回の受動態の本質はあくまでも受動態の本質の一部です。
能動態から受動態への書き換え練習も必要ですが、それよりもっと重要なことはどうして受動態を使うのかという本質論なのです。
2007年の古い記事ですが、
関連記事:受動態にできる文とできない文がある
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* 今回の”真”常識、受動態の本質については「ザ・英文法」書籍版 上巻P.17-24、PDF版P.13-19 にてイラスト付きで解説してあります。
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