パンピー・シュフ　+　R　の目線

月曜日朝から喉が痛かったので
やられたかな？と思いながら会社へ行ったんだけど
夕方から急に悪寒がし、節々が痛み始め
声がかすれだした。
こりゃ本格的にヤバイかも・・・と思いながら
帰宅して熱を測ってみたら、やっぱりビンゴ！
平熱が低く普段３５度台しかない私は
３８度なんて数字を見ると
なんだか一段も二段もしんどさは倍増、
おまけに声までかすれかすれなので
近所のかかりつけ医に飛んでいった。

どうも喉の風邪だったようで
お医者から貰った薬がよく効いたのか
翌日の昼には熱は下がり喉の痛みも随分と楽になったんだけど
声のかすれは相変わらず戻らない。。。
これがまた厄介なシロモノで。

昨日はまだマシな方だったように思う。
良く言えばブルースでも歌ったらとってもハマりそな感じ？、
悪く言えば酒やけしたバーのママ。
して今日。
かすれて細く高い声の感じ。
なんか聞いたことあるよな、、、そうそう。
尾藤イサオ！そうそう！
“あしたのジョー”でも歌うとしっくりくるかもしれないなー。
なんて呑気なこと言ってる場合じゃあ無いって！
電話で話すと何言ってるのかよくわかんないみたいで。
一生懸命話してるのにー、こっちはさー。
やだなー、、、早く直んないかなー。。。
くしゃみもおっさんみたいだしさー。

声、といえば、私が小学生の頃、
カセットテープレコーダーでよく録音して遊んだことがある。
何を録音していたかというと
ただ皆できゃあきゃあ遊んでいる様子だったり
友達が書いたラブレターを読み上げたり
そんな他愛も無い（？）こと。
それを後で聞いて楽しんでいたのだった。
今から思えば何がそんなに楽しかったのかって思うけど。

そしていつも思っていた。
私だけ、声が違うって。
他の皆はそのまんまの声なのになぜか自分の声だけが
違う、違う、そうじゃないっ！
そんな声じゃあなぁいもんっっっ！って思っていた。

自分の口から出た声は
自分が聞いているのと、他人に聞こえているのと違っていて
そして録音された声は他人に聞こえている自分の声だ、
というのを聞いた時、さらにショックだった。
私の声はあんななのかと。
もっといい声してんのかと思ってた。
思い上がりも甚だしいってもん！
なので中学校卒業時に貰った
３年間の音楽のテストの様子を撮った個人録音テープ、
怖くて今だ聞いたことが無い。
カセットテープだし、もう今となっちゃあ
聞きたくとも聞けないんだけどね。。。

今のこのかすれ声を録音して聞くと果たしてどうなんだろ？
私には尾藤イサオなんだけど
他の人にはまた違った人に聞こえてる筈。
それを、ちょっと、、、、知りたい私なのである。