パンピー・シュフ　+　R　の目線

みょうがにハマっている。
あの、食べ物の、夏が旬のしょうがに似たヤツ。
出合いは昨年の夏。
それまでさんじゅう数年間生きてるけど食べたことは無かった。
お盆休みに実家へ帰ってた時、
料理好きのアニの命によって作らされた“みょうがとかいわれ大根の和え物”。
これがみょうがを初めて口にしたきっかけとなった料理だった。

最初の印象は決して良いモンじゃあなかった。
だって・・・。
なんかみょうちくりんな味・・・。
薬味と言われているだけあってなんか薬っぽいっていうの？？？
もんのすごーく、個性のキツイ味がする。
でもまぁ、『うまい、うまい』って言って食べてるアニの手前
あんまり食べないワケにもいかず、
二、三度その和え物に箸をつけたんだけど
到底美味しいとは思えなかった。

きっともう二度と
みょうがを食べることなんてないだろうなーと思ってたんだけど
年も変わって、今年の夏の暑ーーーい盛りの日。
晩ご飯のメニューに困ってた時、
スーパーでふとみょうがを見かけて思い出した。
「あ、あの和え物だったら火を使わなくてもできる♪」

というワケでさんじゅう数年間で生まれて初めて
みょうがという代物を購入。
いざ、調理！しようかと思ったら、
どこからどこまで食べれるのやらなんだかよくわからなくて。
でも、ま、キレイだし土とか付いてないし皮とか無いし
全部食べれるんだろーと思って今でも全部食べてるんだけど・・・？
（合ってるよね？）

一年ぶりに食べてみたみょうがはやっぱり同じ。
なんかどっかみょうちくりんな味。
個性のキツーイ味は相変わらず。。。うーーーん（汗）
やっぱり合わないのかな、私とみょうが。。。。。。

と、思ってたんだけど、大抵みょうがって１パックに３つ入ってる故
あと２回は何かに使わないといけない。
それならと、薬味は薬味同士、青じそやらねぎやら
他にもちりめんじゃこやら紫たまねぎやらとまぜこぜにして冷奴に乗せてみた。
・・・・・あら？結構いける♪

３回目はなすと混ぜてみた。
なすを切ってポン酢に漬け絞ったモンに
みょうがとしょうがとかつおぶしと切りゴマを混ぜてみた。
・・・・・あらら？これまた美味しい♪
このみょうちくりんな個性のキツイ味が
妙に良いハーモニーを作り出すのよね～。
・・・と、たったの３回でみょうがに対する意識が全く逆に！
みょうがが３つパックにして売られているのは
こういう魂胆なのかしらん？？？

そろそろ時期も終わるだろうみょうが。
さて、今晩のみょうが料理は何にしようかな？


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＜調べればなるほど！by電子辞書＞

【茗荷：みょうが】
　　　1.ショウガ科の宿根草。高さ50～80cm。夏に根元から広楕円形の花穂を出す。芳香を有し、薬味・漬物として食用とする。
　　　　2.（俗説に、1.を食すると物忘れし、また愚鈍になるともいうところから）愚か者。阿呆。
　　　　3.茗荷の花穂をえがいたもの。



？？？？？そうそう。聞いたことあるな。茗荷を食べ過ぎると物忘れがひどくなるってヤツ。だからみょうちくりんな味を忘れてついついまた食べてしまうのか・・・。


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