捨てることは決して本意ではない
しかし、スペースというモノには限りがある訳である程度踏ん切りをつけないことには 快適な生活などというモノは望めなくなる。そんな訳で・・本日は趣味を3つ程捨てることにした。きっかけは ばあさん(母)のスペースを少しでも快適に・・という押し付け的な偽善心から。正直、ウチのばあさんは掃除や片付け、整理整頓が不得意だ。勿論、私もその類は全くもって不得意過ぎる程不得意だ。しかし、それを母ゆずり的な言い訳にする気は毛頭ない。私の性格的欠陥なのだろうといつも思っている。子供の頃から・・まともに片付いた実家というものを見たことなかった。家の中はいつもごちゃごちゃしていて、あからさまにゴミと思われるものも堆積していたし、絶対使わんだろう・・と確信できるものは何故かもっとも使い易い場所に無造作に陳列され不要なものをどかしながら何かを取り出すみたいな・・何とも不便な生活をしていた事など思い出す。そして、そういう生活はもうしたくない・・。と、私なりに努力はしてきたんだ。だから、味噌と糞は分けてきたつもり。不得意ながらもゴミとだけは同居していなかった筈。しかし、、、捨てることを何より嫌うばあさん。いらないモノまで溜め込んでいたら絶対片付かないし、必要なモノが必要な時に探し出せなくてまた買ったりするから悪循環極まりない。そんな事を何度となく伝えても、片付け本を見せても全くと言っていい程、、その効果は得られなかった。ばあさんが私のマンションに住まいだし半年以上経つのだろうか・・居間として利用していた部屋を提供しているのだが、私の荷物もそのままだし、収納するべき場所を提供する事が出来ないせいか、、ばあさんの寝起きする周辺がだんだんととんでもない状況に陥ってきた。正に・・・子供の頃の光景がフラッシュバックしてくる。。。そして、1か所散らかりだすと他の部屋も汚染されていく・・先ずは台所。飯の支度はその都度食べたい物を食べたい人間が作るというアバウトな生活をしているせいか・・買い物もそれぞれで今、家には大根と、キャベツが丸ごと2つも転がっている。他にも使い切れない程の食材が山積している。食器も・・使ったら使った人間がそれぞれ直ぐに洗うという決まりで散らかりを防げていたシンク・・。ちょっと黙っているととんでもないことになっていたりする。散らかっていると便乗するんだよ。息子らも。部屋も然り。もう、自分の部屋から出たくない心境に陥る。居間も、台所も、息子等の部屋も、何処も見たくない。ストレスは極限に達したんだろう。もう、捨てるしかないと思った。兎に角、私のモノで捨てられそうなモノは全て捨ててばあさんのモノを片付けさせる為に収納場所を空けるしかない。居間の机の引き出しや、棚に納められていたモノを片っ端からゴミ袋に詰め込んだ。FMW(プロレス)ビデオコレクション。コレは永久保存のお宝の筈だったのだが、家には既にビデオデッキというモノが無い。それに、またどうしても観たくなったら・・専門店でレンタルしよう。うん。捨てる。テープメーカーも・・パソコンでラベル作ればいいし。大好きだったアーティストの切り抜きやグッズなども・・既に解散しちゃってるし、その熱も冷めた。スィーツを作ろう~♪って、意気込んで揃えた紙粘土や、キット、道具類・・全く手をつけられないまま1年は過ぎているぞ。・・もういいや。他にも・・大切だと考え仕舞い込んでいただけの使ってあげられなかったモノたち・・ごめん。取り敢えず、、捨てたことを忘れて探さないように・・と、適当に画像を残しておこう。画像多過ぎたな・・。ま、そして忘れずに明日の回収に出せるよう玄関に。それなりに収納スペースは空け渡せたはず。これで片付けなかったら・・追い出すぞ。ばあさんっっ!!!