ともだちに 会いました
ボクの 腰痛がひどく このところ 顔あわせてなかったが 久しぶりに会いました
大人になり 仕事がらみの 人付き合いが 多くなり
家庭をもってる ともだちとは 付き合いも 変わってきますが
自由気ままに 生きているボクの 唯一 変わらない ともだちです
ただ 最近、変わったことがあります
彼は 痛風もちで 流行りの メタボリックになりました
ベルトを してない ズボンに 腹の肉が たっぷり 乗っかっています
むかしは スリムで 髪型にも 気を使っていましたが
今は 楽して 坊主頭
ボクの オシャレな坊主とは ちょっと違います
そんな 彼が
『 服 見に行こうよ 』
ついた お店は 有名ブランドショップです
彼が 着てる服は
腕に 屋号のししゅうが 入った 作業衣
彼は いっぱい 汗かきながら 服をえらび
ボクは 腰をかばって ソファーに座ってました
彼は
『 短パン 短パン 』
と 口ずさんでいます
けして ショートパンツ とは 言いません
目当ての 物を 見つけて 顔なじみの 店員と しゃべっています
どうやら いつも 作業衣で来てるみたいです
ある意味 度胸はある それは むかしと変わりません
店をでて ボクは
『 どうせ 汗かいたり汚しちゃうんだから もっと安い店で 買えばいんじゃん 』
と 言うと
『 いいんだ 』
と 目を細めて言いました
彼から ボクに オレも まだオシャレに気を使ってるんだぜ と伝わってきました
でも 選んでる 服が・・ その 体型じゃ・・
と 思いましたが ボクは タバコに火をつけました
彼は 帰り道 奥さんと子供に お土産を買って ボクを 送り 帰って行きました
ボクが 酒が 飲めないぶん 彼には 酒豪でいてもらいたい
ボクが 好き嫌いが 多いぶん 彼には 大食漢でいてもらいたい
ボクが わがままなぶん 彼には わがままを 聞いてもらいたいが
ボクは ヘルニア 彼は メタボリックを 治し
いくつに なっても 変わらない 『 ダチ 』 でいられるように
ボクは 一つ年上の彼を 親しみを込めて いまでも 『 ちゃん 』 づけで呼んでいます
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