ある夫婦の場合
がん患者が二人に一人という時代、夫婦でがんというケースも珍しくない。知り合いのご夫婦だが、私とほぼ同年代で、ご主人が膀胱がん、奥さんが乳がんを患った。二人とも手術してその後抗がん剤を使用し、再発を防ぐという塗料だった。しかし先日、ご主人はは再発して死亡してしまった。このため、奥さんのほうは抗がん剤が効かないという現実に直面し、うろたえているのである。医者の言う、手術して化学療法をすれば根治できるという説明が単なる神話でしかないことを思い知らされたのだ。彼女の精神状態は押して図るべし、再発に対する恐怖と不安で生きる気力さえ失いかけているのだ。こういうのががんを治すためには一番よくない。必ず治ると信じて明るく強く生きることが大事なのだ。もう駄目だとなったら、治る病気さえ治らなくなる。まずは一刻も早く抗がん剤をやめるべきだろう。毒性の強い薬によって免疫力が破壊され、新たに発生してくるがん細胞に対抗できなくなるのだ。それができない場合は、デトックスをやって、体内に残留する毒素を排出することだ。それで少しは緩和することができるだろう。そして気持ちの切り替えが不可欠だろう、がんなんて自分で治すんだっていう気持ちを持つことだ。