テーマ:猫のいる生活(138912)
カテゴリ:ミルの日々(ミル闘病記)
獣医が疑っている、FIP(猫伝染性腹膜)の発症・・・
これは、現時点で、100パーセントない ! 私はそう確信しています。 前にも書いたけど、 獣医の根拠は、FIP抗体価、800と、 TP(総蛋白)の数値、8.6。 確かに「TP増加」の項目に、『FIP』はあるけれど 『脱水』もあるのだ。 また、これ以外の血液検査結果で引っ掛かり気味なのは BUN(尿素窒素)の37.6と、PCV(赤血球の割合)35パーセント。 だが、このどちらも、やはり脱水症状を示すと高く出るものらしい。 朝から3回も水様便をしていたら、当たり前の反応だ。 また、FIPV発症猫に共通した臨床所見は発熱と食欲低下なのに、 発熱もない。(測ってもくれなかった ! ) どう考えても、FIPV発症というのは見当違いだ。 では、何が原因か? 直接の原因は、「花粉症と毛をカットしたことによるお腹の冷え」 だと思っている。 ミル、ゴメン。<(_ _)> でも、根本原因は、今の獣医も少し疑ってくれている 『食物アレルギー』じゃないかな…。 (もしくは、それ以外の何らかのアレルギー) 昨日のコメントに、梅之輔さんも貼ってくれたけど、 猫のIBD・・・免疫反応の異常による炎症性腸疾患・・・ これを私はずっとを疑っていました。 実は、ミルがゲリッピ猫として2003年に我が家に来て、 病院に行っても下痢が止まらなかった時、 病院でも食物アレルギーの疑いは言われて、 w/d缶やi/d缶を試したりもしました。 でも、何の効果もなし。 で、キャットフードに含まれている穀類のアレルギーを疑った私。 1ヶ月間、ささみやマグロ、なまりと、手作りフードにしてみました。 でも、これまた全然効果なし。 ユルユルびちゃびちゃのうんこは続くよ何処までも。(-_-;) 翌年2004年、これまた病院に行って ステロイド治療に失敗した時、そんな話をしたら、 「一つづつしらみつぶしにダメな食材を見つけていくしかないな」 なんていわれちゃった。 大変そうだなぁと、色々調べた結果行き着いたのが、 梅之輔さんが貼り付けてくれたのと同じサイト。(笑) それを見ると、 猫のIBDは、治療方法の標準化もなされていません。 よって、その治療はおのずと手探りであり、 また、対症療法的です。 と書いてあったのだ。 アレルゲンを探すのは、 同じ食べ物を1ヶ月は続けなくてはダメだというから、 そんなことを何種類ものフードで試すのは 猫にも人間にも負担が大きすぎる・・・。 (手作りフードの時、べちゃべちゃうんこと毎日戦い、懲りたのだ ! ) で、私なりに色々サプリメントを試してみて、 最終的に、唯一、効果があったのがキトサンだったわけです。 ただ、ユルユルの下痢便は、 大腸じゃなく小腸に原因があることがほとんど。 繊維質を沢山摂取すると、それだけ栄養も吸収しづらい。 (だからダイエットフードに入ってたりするんだけど。) ミルは、ずっとデブ猫だったから、 ダイエットと、大腸での水分吸収をかねた一石二鳥で、 今まではこれでよかったわけだけど、 今後は、こんなに痩せちゃったし、 ぼろぼろになった小腸への刺激を減らすためにも キトサンは、当分中止した方がいいだろう。 (もしくは一生禁止?) では、それ以外はどうしたらいいのか。 今回、セレクトプロティンのカンペリ&タピオカを出してもらった事で 初めて知った事がある。 以前、アレルギーの疑いで、w/dやi/dを試しましょう・・・ という事になったけど、基本的に、ヒルズのw/dやi/dは 「お腹の弱いこのため」に消化吸収等を考慮して作っているもので アレルギー対策用のものは別にあったのだ。 ヒルズでいえば、z/dとd/d。 z/dは、牛、乳製品、魚肉を含まない。 高消化性で単一のタンパク源と炭水化物源使用。 たんぱく質は、加水分解された形でのみ使用 d/dは、牛肉や乳製品、魚肉を含まない。 (具体的には、子羊副産物、子羊レバー、米、) 高消化性で単一のタンパク源と炭水化物源使用。 (d/dはもう製造中止なのかもしれません。) ウォルサムは、 低分子プロテイン…ドライ… アレルギーの原因となりにくい加水分解したタンパク源を使用。 セレクトプロテイン…パウチ… チキン&ライスと、ダック&ライス セレクトプロテイン…ドライ… ダック&ライスと、カペリン(樺太シシャモ)&タピオカ というラインナップ。 もちろん、どれも、 「これを食べればアレルギーを起こさない」 というわけではなく、例えば、 ライスにアレルギー反応を起こすならタピオカにしてみてね みたいな、食べ物を特定できるメリットを謳ったものだったり、 加水分解され分子量の小さくなったタンパク質は、 体内の免疫系に捕捉されづらくなるという事を考慮して タンパク質を最初から加水分解したものなどだ。 もっとも、一般のキャットフードには、 一番アレルギーが出やすいとされる 小麦蛋白(グルテン)が大抵含まれているが、 w/dやi/dには含まれていないらしいから、 アレルギー対策の最初の一歩として、w/dやi/dを試すのはあり ! みたいだけど。 ただし、ミルは一度、手作りフードのみ1ヶ月の経験がある。 その間は、小麦蛋白には出会っていないわけなのに ピーピーは止まらなかったから、 小麦蛋白は犯人ではない可能性がある。 そしてもし、慢性下痢の原因が食物アレルギーに間違いないなら 少なくとも、チキン、かつお、マグロのどれかには 間違いなくアレルゲンがある…という事になる。 だとすると、『w/d』は、チキン入りだからダメ。 『i/d』は、缶詰は、ターキーだからセーフだけど、 ドライは、チキンだからアウト。 『z/d』は、加水分解されているとはいえ、加水分解チキン …微妙。(;^_^A 『低分子プロテイン』は、 加水分解大豆タンパクと加水分解家禽レバー。 う~ん、家禽って、鳥類って意味よね。微妙。?(゜_。)?(。_゜)? 『セレクトプロテイン』のパウチは、ダック&ライス ドライは、ダック&ライス、カペリン&タピオカ どちらも、一応平気かな? というわけで、カペリン&タピオカのチョイスは、 かなり優秀だったわけだ。 あんまり、あの先生に不満を言うのはやめよう。(笑) とにかく、これを1ヶ月試してダメだったら、 食物アレルギーと別のことを疑って、 特に原因がわからない膠原病のようなもの… と認識するしかないかもしれない。 まあ、膠原病も猫のIBDも同じ自己免疫疾患。 とすれば、治療法はステロイドしかないわけで、 最終的には、だましだまし・・・ 今回のように劇痩せする前に対処していく。 という事になるのだろう。 ステロイド治療は、猫の場合、比較的耐性があるらしいので 最初の1~2週間、多めに処方して 徐々に減らし、2~3週間でとどめておく・・・。 というのが一般的なようだ。 でも、ミルの場合、いっぱい食べるしいっぱい飲むから、 少々緩い便をしてても、栄養は吸収できるし脱水もしない。 ということで、あまり完璧な治癒を望むのではなく 2週間を限度で考えたい。 とりあえず、水様便から脱し、今までのような、 「ちょっと緩め」の状態までに戻ったらステロイドは中止 という考え方で行っていいものかどうか、 その辺を獣医と煮詰めてみよう。 その前に、FIP疑惑と多尿症疑惑を解消しないと 話にならないけどね。(笑) さてと、ここまで、読んでくださった方いるのかな? もし読んでくれたならありがとう。 私はこれをプリントアウトして、 祭日明けに病院に行こうっと。(*´艸`) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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