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2007年06月15日
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カテゴリ:アニメ
 やっぱり飛行メカの独創性がイイ。現代でも研究途上の羽ばたきで揚力と推力の両方をえるマシンが大活躍しているのが熱かったり、異常な航続距離を持ったレシプロ機に欠かなかったりする。ローテクのようでハイテクだ。動力源にかなり特殊なものがあるんだろうな。
 工学的だけではなく、進化学的興味もかきたてられる。700年も孤立していた空中大陸で生物達はどんな形質を溜め込んでいったのだろうか?ちょうどキアナ高地の動植物が高台ごとに異なる様相を示すようにラピュタの動植物もまったく特別な性質をもっていただろう――飛行石から放射能っぽいものも出ているし。
 それでも鳥類なら嵐に巻き上げられてラピュタに不時着する可能性はあるな。キツネリス類よりも、羽根の退化した小鳥の方がふさわしい小動物だったような気もする。とはいえ人が去った後のラピュタの支配者は植物でどこまでも根をはって見せている。その生命力にシータの土を離れちゃダメ発言の説得力が減殺されているのを感じるのだった……元気じゃん。
 中世の科学者の実験にあるように木の根は空気中の水と二酸化炭素を固定して質量を増していく、飛行石の能力に余裕がなければやがては質量の増大に耐え切れずラピュタは墜落していたのではないか。中枢の計算機が働き続けていたのは、その辺りのバランス処理もあるのだろう。

 黒い石のインターフェイスはちょっと素朴すぎるよ。処理能力的にはかなり高いのにムスカはどうもプログラミング言語に近いものを使ってダイレクトに操っている感じがした。まぁ、あえて操作を難しくすることで叛乱を予防する意味もあるのだろう。ラピュタの政治が天上界のそれからは程遠かった証拠のひとつだ。
 ラピュタの滅亡の原因は抽象的なことではなくて、権力を一元的に管理しようとしすぎて能力を超えた世界を抱え込んでしまった事にあるのでは、と作中にない妄想をした。一族の人口を増やす余地があまりにも乏しいアッシリアのようなものだ……暗愚な王をひとり戴いただけで雲散霧消したのではないか。
 そう、ムスカのような王を。

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最終更新日  2007年06月16日 00時03分13秒
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