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カテゴリ:人生を振り返る
無事に戦いを終結したので、
僕は別荘を後にして仕事を続けます。 配っても配っても終わらない灯油配達をひたすら頑張ります。 くっそ~和光め~。 だんだんハラが立ってきた。 よし、缶コーヒーでも飲んで落ち着こう。 見通しの良い場所に車を停めてしばしの休息です。 サボってるのバレたらマズイからね。 見通し良くなくちゃね。 おっ!再び女子のみ発見! 4人か。顔は遠くて見えないな。 とりあえずここで見張るか… あっ!○山さんが尾行してるじゃんか。 あの子たちはお任せしよう。 僅かながらの休憩を終えてまたまた重い灯油を持って走りまわる僕。 そんなこんなでやっと与えられた作業を終わらせて事務所に戻ります。 先輩方はすでに苦情待機です。 今日は稼働多いからな。 結構遅くなるかも。 さてまずは相談だ。 「○山さ~ん、ちょっと手伝って下さ~い。」 では解説しようの時間だ。 灯油配達から帰ってきて、誰かに手伝ってもらうような仕事は無い。 手伝ってください、とは、 事務所の待機場所近辺に社員がいるなどして、 おおっぴらに女子の話ができそうに無い時に使う「相談しましょ」の隠語なのである。 別荘方問における連れションと同じ意味なのである。 事務所の外にに出て今日の情報を交換し合う僕たちです。 さあ、どうすんべか。 ○山さんはさっき尾行していた子たちの事を、 僕は灯油を入れてあげた別荘の事を話します。 実はこの日は3日前から来ていて、 初日に遊びに行った別荘の子たちから最後の夜なんでまた来てって誘われてたんです。 あーでもないこーでもないと話合った結果。 今日はダブルヘッダーで行こうと決定しました。 ○山さんが今日見つけたトコはほぼ話がついている状態だそうです。 まずはそっちで、次に3日前に行ったトコだな。 早速僕はその別荘に電話をします。 「今日、残業がかなり遅くなりそうだけど、大丈夫?」 彼女たちは待っていてくれるそうです。 僕たちの為の料理は残しておいてくれて、先に自分たちで盛り上がるそうです。 くぅ、いいヤツらだぜ。 夜の予定も決まったので後はお仕事ですよ。 今宵はどんなやっかいな苦情が舞い込んでくるのやら… つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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