2008/02/05(火)03:23
コスタリカのNATIVIDAD事件について
《今日は文字ばかり。しかも楽しくない内容です。》
追記しました。 2008/2/5
追記:署名後に届くメール
Guillermo Habacuc Vargas氏のビエンナーレ出展を
ボイコットする為の署名を行うと
後からメールが来ます。
これは確認の為のメールで
文面に書かれた1ドルの寄付というのは、
任意であり、強要されるものではないので
ご心配はいりません。
★コスタリカのNATIVIDAD事件
前記事で書いた、犬虐待事件…
こんな惨い事が本当にあったのか?
悪質なイタズラか?
アーティストに対する中傷?
あまりに無惨なことなので、
嘘だといいのにと思ったりもします。
そして、騒ぎが大きくなるにつれ
これを真似する大馬鹿野郎が出るのでは?
と不安にもなります。
コスタリカという国は、
動物愛護に決して、無関心な訳ではないとも
伝え聞いてます。
なぜ、その虐待行為を、
保護団体が阻止しなかったのでしょうか?
★日本人による、残虐アート
NATIVIDAD事件に関して検索していると、
一緒にひっかかってくるのが
ピカチュウを模した『スーパーラット』。
前記事でリンクしている、『犬と鼠』で
写真付きで説明されてます。
生きた鼠を捕まえ、着色し皮を剥いで展示…
これは東京で、日本人グループがした行為!
こちらも非常に、不快なゲージュツです。
害獣だからといって、命を弄んでもいいとでも
思っているのでしょうか。
現代アートは、どうなっていくのでしょうか。
☆エゴン・シーレの絵
初めて見た時は、暗い気持ちになりました。
しかし、それは絵に力がある所以なのです。
犬や鼠を惨殺したヒト達も
絵や彫刻で表現する力がないから
あのような所業に及んだのでしょうか。
優れた芸術であれば、何者の命を奪わなくとも
充分に主張は伝わるし、衆目も集める事でしょう。
☆イマジン
ジョンとヨーコは、ベッドインにより
世界平和を訴えようとした…
この逸話も理解し難い事でしたが
世間の注目は集めたようです。
何より素晴らしいのは、彼の音楽!
『イマジン』は歳月を経た今も
平和を象徴する歌として、
多くの人々に愛されています。
私もCDを持ってます。
平等を希求する歌詞も素晴らしいのですが、
それが美しい音楽と融合したことによって
更に人々を癒し、心に残るものとなったのです。
☆署名の後で
NATIVIDAD事件の当事者の作品出展に
抗議する署名をした後に思った事です。
海外の動物を愛する方々が
日本の現状を知ったなら、どう思うのでしょう。
例えば、ペットの定点回収を行っている自治体。
例えば、安楽死と嘯いて麻酔も使わずに
幼猫を苦しめて、「処分」している事。
とても恥ずかしいと思います。
他国で起こった事件を声高に叫ぶ前に
身近な問題について何か行動を起こすべきかと
考え込んでしまいました。
それでも、
NATIVIDAD(誕生)と名付けられた犬の姿を見ると
やはり、署名せずにはいられませんでした。
こんな事はもう、繰り返してほしくないから。