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今年は太宰治生誕100周年だそうです。 本屋に行けば太宰治の作品が目立つ位置にあることが多いです。 ちょっとした太宰ブームです。 僕もその太宰ブームにのっかり、太宰の本を買いました。 文春文庫で、『斜陽』や『人間失格』など、 太宰の代表作計11作がまとめて収録されている文庫本があるんですが、 それを買いました。 これ、めっちゃお得ですよ。 これだけ入っててなんとお値段657円ですから。 ジャパネットたかたさんもビックリですよ。 いや、ジャパネットさんなら、 これに最高級レザーブックカバーを二つ付けて、 さらに純金でできたしおり3枚をつけてお値段そのまま657円! なんてことになりかねない。絶対買いたい。 ところで、太宰治の『走れメロス』ってあるじゃないですか。 「メロスは激怒した。 かの邪知暴虐の王を除かねばならぬと決意した。 メロスには政治が分からぬ。」 っていう冒頭の文章は有名ですね。 あのメロスって、よく考えればとんでもない奴ですよ。 「三日で帰ってきます。三日目の暮れまでに私が帰ってこれなかったら、 私の友人のセリヌンティウスを絞め殺してください。」 メロスが邪知暴虐の王に言うセリフです。 これ、セリヌンティウスにしてみれば、 「えっ俺!?」 ってなっちゃいますよ。 王「君、メロスの身代わりになったから。」 セリヌン「えっ?いや無理無理無理、無理っすよ」 王「いや、もう決まったから。」 セリヌン「いやいやいや、聞いてないっすよ」 王「さあ、行こうか」 セリヌン「えガチで?これドッキリじゃないんすか?うわ~マジメロスKYだわ~」 ってやりとりが裏で行われてたに違いない。 だから、冒頭の文は改めるべきなんです。 こういうふうに。 「セリヌンティウスは激怒した。 かの邪知暴虐のメロスを除かねばならぬと決意した。 セリヌンティウスには意味が分からぬ。」 ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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