【伝言ゲーム】 エピソード版連 載8回目
【 伝言ゲーム 】エピソード版 連載8回目ってか最終回☆ by くーこ...「はぇ? そ、それ・・・」..「ん? 答えてくれるかな」メイの可愛い反応に気を良くしたセイリオスは、優位に立った気分で顔を近づけて訊く。..すると赤くなっていたメイが、にっと笑い。爪先立ちになったと思う間に・・・。..ちゅ。..「・・・へへ」..そうしてくるりと身を翻し、どんどんと丘を降りて行ってしまう。...「・・・・・・・・・やられた」...嬉しくも、悔しいセイリオス・・・だった。.....その後、二人は騎士たちに促され帰路についた。研究院まで送ったセイリオスは別れ際に.「今日は無粋な邪魔が入ったけれど、また誘いに応じてくれるかな?」と美声も麗しくメイに言う。..「いいけど・・・こんな風に危ないことがあると大変じゃない? 今までみたいに、あたしがお茶の時間に王宮に行くよ」小首を傾げて答える姿に、本日最後のガッツポーズを密かにとりながらセイリオスは微笑む。..「大丈夫。私には君という強力な魔導士がついているからね」(そして次回こそ巻き返しを!).怒涛の攻め計画を妄想しつつ、とりあえず幸せな気持ちの二人の初デート(?)はこうして終った。......研究院に帰ったあと、暫くしてからメイはキールに呼び出された。「殿下と一緒にいた時に刺客に襲われたそうだな。 課題も済まないうちに勝手に抜け出すからだ」..「え゛―。いいじゃん、無事に帰ったんだし」..「馬鹿。殿下に何かあったらどうする気だ。 ・・・だが、武術魔道で殿下を守ったそうだな。 騎士団とシオン様から報告がきていた。. よくやったな」..キールにしては珍しい、最高の褒め言葉に気を良くしたメイが、に~~~っこりと可愛らしく微笑む。.この時キールにはメイの笑顔が、小悪魔のものに見えた。..「んー・・・。でももう少しで殿下の頭も焦がしちゃうところだったよねー。 咄嗟に伏せてくれたから良かったけどさ。 危ない、危ない」.そう言ってカラカラと明るく笑うメイに、..・・・・・キールはゾッとした。..それはもしかすると。コントロール次第では殿下の頭を吹き飛ばしていたかもしれない、ということか・・・? (汗)...(早急に特別課題を組むぞ・・・)..口は災いの元。翌日から倍増した課題に、メイはつくづくと思い知るのであった。..... Fin============================あ~、終った。結局、不完全燃焼のまま終った。(-_-;)セイルやられっぱなし・・・。この後の本編で巻き返せるの? ホントに?怪しいなぁ。伝言・・・は、明るくカラッと み・じ・か・く!終らせるはずだったのになぁ・・・。エピソードまで連載8回って、どうよ。(笑)明日からはまた、@womanの方のHPにて【 伝言ゲーム 】本編に戻ります~♪よろしかったらリンクを辿ってお出で下さいませ。ではっ。