2004/10/02(土)22:38
本当の未来に向かって
一度や二度やって、うまくいかないとあきらめる人のことを、笑う人はたくさんあります。
しかし、2,3カ月、半年、一年となるとだんだん嘲笑の声はやんできます。
五年、十年、そこまで継続する人になってはじめて、一目置かれ、尊敬され、道を究める人としての称賛を得ることができるのです。
ただし、黙々と一つの道を行く人が、やがては称えられるのではありません。
初めは嘲笑の的となり、罵倒され、叩かれてなお我が道を行く人が、称賛の極みにまで至るのでしょう。
それを知らずに、いや知っていても、志半ばにして妥協し、道を譲り、後進に身を委ねて、自分は安全な道を選ぶ人が多いからこそ、本当の意味での成功者が少ないといえるのです。
真に道を切り開く人であれば、常に何らかの逆風があって然るべき。
無風を喜んでいるのは、すでに挑戦者の姿ではなくなっているのです。
もし、あなたが無風状態で本来の力が発揮できないのならば、自ら駆けてでも、石を投げてでも風を起こすべきなのかもしれません。
他からのきっかけと思えば、能力も半減します。
運を天に任せると考えれば、雲をつかむような未来に天を仰ぐ心も起きてきます。
しかし、自らまいたタネと思えば、苦しくとも、あなたは全力を持って立ち向かうでしょう。
本当の未来に向かって。