カテゴリ:本紹介
ねずみくんのチョッキお母さんの手作り、赤いチョッキを着たねずみくんは、とても誇らしげです。あまりすてきなチョッキなので、お友だちまでが「いいチョッキだね。ちょっと きせてよ」と、次々に拝借。アヒル、サル、アシカ、ライオン、ウマ、ゾウ……、みんながみんな試着して、小さなねずみくんのチョッキは、最後に……。 最後が一体どうなってしまうのか。サイズの大きな動物が順々に登場し、体の大きさに合わせて赤いチョッキがどんどん伸びていってしまう光景は、ハラハラ、ドキドキ。抹茶グリーンが基調のページに、チョッキだけ赤く着色した鉛筆画のイラストが映え、読者の目はその変貌振りに釘付けになることでしょう。 最終ページの光景に、ちょっぴり安堵感。「よかったね、ねずみくん」と声をかけずにはいられません。 この本も今までに何回も読み聞かせました。ほんとに伸びていくチョッキにハラハラどきどき。楽しい絵本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.13 22:26:33
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