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2009/01/30(金)06:02

どんなにきみがすきかあててごらん

本紹介(357)

どんなにきみがすきだかあててごらん チビウサギがベッドへ眠りに行く途中、デカウサギにきいてみたくなりました。 「どんなに、きみがすきだか あててごらん」 「こんなにさ」と腕を思い切り伸ばすチビウサギに、「でも、ぼくはこーんなにだよ」とデカウサギ。 お互いにどんなに好きかを比べあいます。 何度も比べあったところで、もうチビウサギは眠くて何も思いつかなくなり、 「ぼく、おつきさまにとどくぐらい きみがすき」といって目をとじます。 デカウサギはチビウサギを木の葉のベッドに寝かせると、おやすみなさいのキスをして、 「ぼくは、きみのこと、おつきさままでいって・・・かえってくるぐらい、すきだよ」 「きみがどんなにすきか」を競い合う、心温まるおはなしです。 「すき」と表現する大切さをあらためて実感できます。 デカウサギとチビウサギは、親子の象徴でしょうか?それとも恋人? 眠くなって眠ってしまうチビウサギと、そばに横になって微笑むデカウサギ。 大人の心も暖めてくれる作品です。 娘の大好きなお話の一つ。幼稚園卒園の日。担任の先生が、読んでくれたのもステキな思い出です。

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