カテゴリ:本紹介
日が沈んで、あたりが薄暗くなってきた頃、はりねずみは、仲良しのこぐまの家に出かけました。こぐまが大好きな、野いちごのはちみつ煮を持っていきます。その途中、立ち込める霧の中にたたずむ白い馬に出会います。はりねずみは白い馬のところへ行きたくて、思い切って霧の中に入っていきますが・・・。 きりのなかではりねずみが体験したのは、あこがれ、おどろき、おそれ、そして、よろこび…、そう、人生そのものなんだ。映像の詩人と呼ばれ、世界的に評価の高いロシアのアニメーション作家ノルシュテインが、短編アニメーションの傑作『きりのなかのはりねずみ』を、新たに絵本として見事に表現してくれました。絵は、ノルシュテイン作品の美術監督でパートナーでもあるヤルブーソヴァが担当。詩情あふれる、美しく、味わい深い絵本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.22 19:27:29
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