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テーマ:暮らしを楽しむ(383552)
カテゴリ:ガーデニングの話
新聞屋さんで貰った球根を鉢植えにしておいたらチューリップが咲いた。 しかし、どうも頼りないチューリップだ。 小さくてひ弱なチューリップ。 子供の頃に実家で咲いていたチューリップはもっと力強かった。 露地と違って、ベランダの鉢植えだとどうも小振りになってしまう。 実家の庭先では春になると色んな花が咲いていた。 小学校の頃、庭に咲いた花をよく学校に持って行かされたものだ。 チューリップやガーベラなどの切り花を新聞紙にくるんで、 「下に向けて持って行きなさい。」 と持って行かされた。 その花を担任の先生が教室の片隅にある花瓶に生けてくれるのだ。 男子で花など持って来る子はおらず、持って行くのが恥ずかしかった。 母親は何で僕にこんな事をさせるのか? 母を恨んだものだ。 そんな母も鬼籍に入り、葬儀の時には庭先に水仙の花がいっぱい咲いていた。 悲しみとは別次元で嬉しそうに咲き乱れていた。 実家にいる頃には気付かなかったが、母が亡くなってから母の花好きに気がついた。 花は春になると勝手に咲くものと思っていたがそうではなかったらしい。 母が守ってきた花々は今年も庭先で無事に花を付けているだろうか。 もうすぐ母の命日だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめまして。タグからきました。
私の母も,花が大好きで,いつも玄関先には季節の花々のプランターがありました。 4年前の冬,急性心筋梗塞で60歳と1ヶ月であっというまに逝ってしまうまで,私はあまり土いじりをしたことがありませんでした。 今は,母が元気でいた頃の玄関先を守ろうと私が見よう見まねで受けついでいます。 さねえもんさんのブログを読み,母のことを思い出し涙しました。 (2008年03月31日 15時28分44秒)
まりも1140さんはじめまして。
誰しも、いつかは「母親」と言う偉大な存在にあらためて気付かされる時があります。 得てしてその時には既にこの世に居なかったりしますが・・ 僕の母親は61歳で急逝しました。 だから元気な時の良い思い出しかありません。 もう少し元気で居てくれたなら、一緒に花の話でもしてみたかったと思いますが・・ (2008年04月01日 00時10分48秒) |