国際結婚、暮らすなら第3国で!外人同士のサンフランシスコ日記

2006/04/30(日)11:03

遅ればせながらマダガスカルを見ました

アメリカ映画、テレビ(31)

友人ギド君が気合い入れて作っていた映画だから、本当はお金払ってちゃんと映画館で見るべきだったのでしょうが、おくればせながらマダガスカルを見ました。シュレック、シャークテールズに続く PDI/Dreamworksのアニメです。 封切直後はギドも、彼の同僚達もマダガスカル一色で、マダガスカルTシャツをどこにでもTPOを選ばずに着てくるし、『しばらくマダガスカル以外の話をしようよ』という感じで映画館に見に行く気がしなかったのですが、DVD貸してくれたんで見ました。 かわいかったし、あんなもんよく作ったなあと製作チームに頭が下がりました。 うちの夫は『Shark Tales』を映画館で見た時にいびきかいて爆酔した人なので心配でしたが、案の定途中からぐーぐーねだしました。映画館に見に行ったり、PDIの人たちと試写会に行かなくてよかった... シャークテールズはちょっと下世話なアメリカねたが多かった気がして、私の中ではがっかり度が高かったのですが、マダガスカルは素直にオトナも子供も楽しめる映画だと思いました。 声優もシマウマ役のコメディアンのクリスロックはライブ見に行くほど好きではまっているし、彼の独特のリズムのトークは映画を一段と面白くしていると思います。キリン役は懐かしいフレンズのロスが担当していて、「このうざいキリンにはロスか、ニコラスケイジか」という適役でした。 ちょっと物足りないのはライオン役のベンスティラーかな。。。。彼の声だとは気がつかなかったし、彼自身あまり個性の強いキャラを演じる事もないし、結構どの映画も気弱なユダヤ人という多分地で行ってるキャラばかりなので、普通のほかの声優さんでもよかったのではと。。 欲を言えば同じコメディキャラだったら、ジムキャリーにやってもらいたかったなと。二人とも好きな俳優ですが、ジムキャリーのほうがいろいろなキャラを演じられるし、ナイーブな面もワイルドな面ももっと悪乗りしてくれそう。 ところでシャークテールズよりはずっとましだけれど、やはりアメリカのウチワ的な台詞回しでうけを狙っているというのは多少あって、こういうのは他の言語に直すときどうやっているのだろうと思わせるのがありました。 たとえば、野生に帰りたいとシマウマが言った時に、 「野生って、コネチカットに行きたいのか?」 と動物達に言わせたり(彼らはニューヨーク動物園しか知らない生粋のニューヨーク子)、マダガスカル島に漂流したとき、 「この白い砂、開放的な空間設計、これはサンディエゴ動物園に違いない」 と判断したり、ビーチに境界線を引く場面では 「こっちから先はいけいけのりのりサイド、君達はそっちのくさくてつまらないジャージーサイド(ニュージャージー)に残っていれば?」 と、アメリカの土地勘がある人なら面白いはずの冗談を、うまく翻訳するのは難しいだろうなと... ボーナストラックのペンギンのクリスマスのお話もよかったのでDVDはお薦めです。夫は寝た分を取り戻そうと、次の日また朝から続きを見ていました。

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