|
カテゴリ:カテゴリ未分類
しばらく、お盆で忙しくしていました。
その間に、大文字の送り火で陸前高田の松材を使うと聞いて、ショックを受けましたが、中止になったと聞いて胸をなでおろしました。 それにしても、中止したことに対する非難が殺到したと聞いて、関西の人は何にもわかっていなくて、お幸せなんだなあと羨ましくなりました。 その中、毅然と中止を決めた市長さんには、感謝の言葉もありません。 陸前高田はかなり線量の高い地区だということが、最近になってわかってきた地区です。 そして、今私たちの出来る最善の方法は、冷静に汚染されていない地区をなるべく汚染から守り、食糧を生産していただくことです。 本当は、政府が、西日本を農水産業特区にでもして、汚染物質の移入を極力阻止して、食糧の確保をすべきだと思っています。 米にしても、先物取引をするようなことを考える前に、西での減反をやめて米を生産してもらい、危険な関東と東北の汚染地域のコメの生産をやめて100%減反することでしょう。 今年の秋から起こるであろうコメなどの値上がりを考えれば、子供手当の1万円くらいあっという間に消えてしまうのだから、子供手当よりも米の確保をした方が、子育て支援にもなるはずです。 しかし、現実は、無策としか言いようのない状況です。 暫定基準値を緩くすれば何でも安全になり、検出限界値をあげると、なぜか検出されずということになって、ゼロと思ってしまう人が多くいますが、限界値なではあると思う方が正しい判断です。 検出限界値が100ベクレルなら、100ベクレル含まれていると考えるべきです。 セシウム牛でもわかるように、ちょっとした油断や無策から、汚染はいともたやすく拡大します。 ニュースでは松材はセシウムが検出されず汚染されていませんでしたと言いますが、いったいどれくらいの値までが未検出となるのかは言っていませんでした。 単に安全と言っているのが、あの世界で見れば非常識な値まで安全という日本政府の暫定基準値のよるものであれば、常識的には危険というしかありません。 ましてものすごい量の木材ですから、濃度が低くても、総量としてはかなりの放射性物質の量になるはずです。 それが、灰となって、京都周辺にまき散らされるとなると、やっと関西からの食材が買えるようになって、ほっとしていた私たちにとってはものすごい損失でした。 拡散によって、どんどんと安全な地域が狭まっていくことになると、もう安全なものを食べることが出来なくなります。 本当に市長さんありがとうございます。 これからも、市民の、そして私たち東の人たち全体の安全を守ってください。 しかし、今度は成田山で同じ松材の放射性物質が出た樹皮の部分を取って使うとか。 どうして、日本の将来のことを考えない人が多いのだろうと、本当に不思議です。 ご先祖様が私たち子孫が被爆することを喜ぶとはとても思えないし、亡くなった人が自分の身内が被曝してまで供養してくれることを望んでいるとはどうしても思えません。 ご先祖様は、私たち子孫の幸せを望んでいるはずです。 どうか、お寺のような宗教団体が、汚染物質を拡散させて、日本中に放射性物質をまき散らすようなことをしないでください。 今、汚染されていない地域を大事にして、そこで安全に子育てや食料自給が出来るように考えていくことが先祖への一番の供養だと、お盆に臨んで思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|