2022/07/15(金)13:07
尊厳死 追記
前回の日記に
少し付け足しますね
どういう最期を望むのか、は
ご自身が決めておく事が第一ですが
では、その時に それを他者に(家族・医療従事者)に
正確に伝えることが出来るか?が 大切になってきます
今は、入院加療の際、本人の希望を聞いてくれますので
尊厳死協会に入会していなくても
ご自身の意思を伝えておくことが出来ます
ただ、ご自身の意識が無い状態、意識があっても意志の疎通が出来ない状態
そういった場合の判断は、ご家族が担う事になります
例えば、ご自身が以前から
「無意味な延命治療は嫌だ」と
仰っていて、ご家族も聞いていたとしましょう
それでも、その決済をする時、ご本人に
「本当にそれで良いのね?」と
確認する事が出来ない場合が、少なからずあります
ご家族にとっては、厳しい決断をする事になるのです
そんな時、尊厳死の宣誓書や、それに準ずるものがもしあれば
ご家族の判断は ずっと楽なものになります
最期を決めておく、そしてそれを
「目に見える形で残しておく」事
それは 家族に対しての 最後の優しさに他ならないと
私は感じています
*あくまでも、個人の意見ですが