戦前古作・渡辺キン61才が187001円など
戦前古作・渡辺キン61才が187001円など 下谷こけしまつり最終日6月16日は、また戦前古作数本の締切日だった。このうち3本は欲しいものだった。帰宅してチェック。 こうした古作には相場というものがない。どれだけ欲しいかということと、自身のそのこけしに対する価値判断である。いうまでも資力がないと問題にならない。資力があるといっても無限に競ってゆくと、故意の吊上げで酷い目に合うこともある。その判断は難しい。 今回は、岡崎栄作、渡辺キン、大野栄治に注目した。 しかし、どれも終了間際に札が入り、競り上がって行く。3本並行で入札をしないといけないのは目まぐるしかった。 最初は、岡崎栄作24.7cmで、これは8人が競り合う構図だったが28,800円でなんとか落札することが出来た。 次は渡辺キン21㎝でこれは13万円ぐらいで落ちるのではないかと考えていたが、いくら競っても競争相手は降りず、186,000円となったところで泣く泣く諦めた。 最後は大野栄治26.8㎝で胴底に「於芥子園」(米浪コレクション)の蔵票のあるもの。これも最終的には3人のバトルであったが、95,001円で決着した。過去の結果では5万円ぐらいか、高くても7万円ぐらいと考えていたがどんどん競り上がって、これも諦めざると得なかった。さすがに「於芥子園」の威力である。資力のなさはやむを得ないが、きん、大野栄治ともに悔しい結果となった。画像は岡崎栄作・渡辺キン・大野栄治 にほんブログ村にほんブログ村