外壁の仕上げです
うっとうしい梅雨の合間をぬって左官屋さんが外壁の施工を始めました前にも記した通り今回の仕上げはスタッコ仕上日本ではジョリパットと称され目地の無い美しい仕上がりになります材料はアメリカから取り寄せました下地処理→プライマー塗布→仕上の3工程で仕上ます1工程 下地処理下地に使用する材料はコンクリートボンドの様な物でスタイロフォームに直接施工できますモルタル下地と違い経年劣化が非常に少ないのが特徴です白いネットは樹脂製で下地の亀裂を防ぎます窓の廻りにご注目です通常窓廻りはコーキングで防水するのですがこのスタッコ仕上げでは窓廻りはコーキングではなく下地材を注入しスタッコを巻き込む様に施工し防水します(スタッコに強い防水性能がある)コーキングを使用すると以下の弊害があります 乾燥中に痩せて凹みスタッコに亀裂が入る可能性がある スタッコより経年劣化が激しいためコーキングのみメンテナンス時期が早く来てしまう 粘性が強いのコーキングの部分だけ汚れる以前より外壁のコーキング防水には疑問を持っていたので僕としては今のところ最良の施工かと思ってますプロの方がご覧になるともっと平らに施工しなくて大丈夫?って心配になるかもしれません仕上の形状にもよりますが、小手むらをうろこの様にランダムに見せる仕上げであればこれで十分美しく仕上がりますですから施工が大変簡単ですちょっと器用な人なら外構の塀など自分で施工できます北面が施工終了したところです下地材の施工が完了したので第二工程のプライマー処理ですプライマーはローラーで塗るだけこれは仕上げの色が白などの薄い色の時に下地材の色が透けて出ない様にするために施工します濃い色の場合は省略も可能ですプライマー処理が終了したので小さい外壁面で仕上げのパターン(小手むらの出し方)をお客様に見てもらいながらチェックします今回は少しむらを抑え気味にします拡大するとこんな感じですパターンも決まり「さーて仕上るぞー」ってところで3日間大雨ですwwwこの続きはまた次回という事で・・・次は内部の造作です