11/3 月夜のナイトショー
煌々たる満月。夕方吹いていた風も止み、絶好の夜釣環境に。今日のターゲットは、久々のアオリイカ。もう何年ぶりだろうね?ナイトエギング。個人的には、秋のコイカシーズンが終盤にさしかかった時期に磯からやるのが好きです。ただ、めっちゃ寂しいです。怖いです。ということで、ナイトエギングからはほぼ10年近く遠ざかっていましたが、このたび我が釣り友のすすむさんからお誘いいただいたこともあって、しかもタイミング的には絶好のチャンスでしたし、ちょっと気合入れて行って来ました。エギング自体はそんなにやり込んだ釣りではないし、どのくらい理解しているか微妙なのですが、アオリのポイントだけはかなり知っている方ではないかと思われます。磯からキスをやるようになって、アオリのポイントがキスのそれとかぶっていることが多いことを発見したのは大きかった。今日選択したのもそんな地点の一つ。7月にはこの近辺に隣接する地磯を2~3箇所行ったり来たりするだけで、50~100匹程度のキスが獲れる磯まわりだ。どのくらいの潮位で移動が可能か、あるいはどこが難所か、どの潮まわりでどのように移動すれば効率的か、ほぼ完全にといっていいくらい熟知しています。ナイトエギングの実績は、私の腕では語るほどのものではございませんが、だいたい20cm前後が7~8パイといったところ。夜の磯場ですから移動はほとんどしませんので、回遊待ちでほぼ1~2箇所でじっくり腰をすえてやるといったスタイル。個人的にもランガンスタイルより好みです。各ポイントをテンポ良く軽快にまわって、何十パイも釣る人って、ほんと、各磯の特性を完全に把握しているのでしょうね。ほんとうにすごいです。そんな人は、磯キスやるといいですよ(余計なお世話かもしれませんが)。ほぼ同じポイントですから。上の画像は本日2発目の20cm。1発目にやはり同サイズを上げたのですが、磯に置いてたら、波にさらわれてしまいました。続けて18cm。この後沈黙がしばらくあって、隣磯に移動。再び20cm。ちょっと小ぶりの15cm。こいつはデカかった。久々のキロアオリの感触。キツめに締めていたドラグがチリチリなる快感。すすむさんに見せると、32~33cmくらいないとキロアップいかないらしい。帰宅して測定すると、27cm、重さは850g。さすが瀬戸内アオリマスターすすむさん、ワタクシの誤差を見事に言い当てられました。その後小さいのを2ハイと600gのマダコを追加して、ほぼ過去のデータ通りの釣りとなりました。なんだかアオリスイッチが入りそうだな~。今度は昼間に攻めてみよう。その後は、いよいよ一年を締めくくる「The 冬のキス」、年明けからは「The 越冬ギス」と、やり込んでみることにいたしましょう。