6/1 新規開拓2020
新規開拓ってほんとうにしんどい作業でして、あまりに釣れないことが多く、そうなるとついつい既存の釣り場に回帰してしまいそうになるのですが、2020に限って言えば、どの開拓もけっこうアタリっぽいです。 キスは足で釣れとは言いますが、みなさんは1回の釣行でどのくらい場所移動されるでしょうか?ワタクシは一つの釣り場で最低3時間くらいは粘りますから、どんなにがんばっても午前中という時間制限を設けると、一日で探れる釣り場は2箇所です。よって、効率よく移動するには、できるなら隣接する2箇所のポイントを押さえておくのが理想的で、今年のテーマは「場所移動の効率化」…たとえば須川~尾曾郷みたいに。 その例えばですけど、須川…ここはご存知の通り大波止が立ち入り禁止になっております。ここに入ることが出来ればかなり面白いのですが、そうはいかないので、大波止を外してポイントを探してみると、けっこうあるもので、近辺全体的に砂地ですから、全域キスのポイントといっても過言ではありません。大波止が釣り可だった頃は、みなさん真っ先にここに入るので、他にポイントの選択肢はないと思われていたのではないでしょうか。かく言うワタクシも one of them でありまして、須川は死んだなどと勝手に思い込んでおりましたが、しっかりと生きております。適当に釣って、シミュレーションを兼ねて尾曾郷に転進。ここもかつてのキスの超有名ポイントでありますが、やはり人が入りやすいところは釣り荒れてて、アタッテも持続性がありません。ゆえに少し場所をずらして釣ると、感触的にはほぼヴァージン。2色での入れ食いとなって、私の中では「須川~尾曾郷ライン」は優秀ポイントに認定。 尾曾郷の方がこの日は型がよかったですが、本格シーズンに入れば甲乙つけがたいのでは…と思っております。ちなみに今シーズンから30匹で釣りストップにすることにいたしました。ちょっと今回釣りすぎてますけど(汗)。与えられた時間が今年から午前11時までとなってしまったのと(自分で諸事情を考慮して決めたのですが)、捌く時間がないということ、の2点に尽きます。ここ「須川~尾曾郷ライン」に限って言えば、午前10時には目標数値は達成できると思います。 後日のこと、今度は大向~西宇土を攻めるも、ちょっと余計な地点に長居してしまい、この日は11時までやって30匹獲ることは出来ませんでした。この2地点は余りにポイントが多すぎるという感じで、その日の好調なピンポイントを探り当てるのが至難の業です。 型も20cm以上が5~6匹とやや寂しい。 さてさて、お次は尾立西海岸~東海岸ライン。尾立って、新規開拓じゃないのでは?と思われる方々もおられるでしょうが、実際には攻めたことのない地点はかなり残っていて、この日はそういう2地点を効率的に回ってみたが、まずまずの好感触。 特に西海岸の魚影はなかなか濃い。西海岸は何回か「月刊釣り画報」で紹介されてはいるが、実は20年以上昔のワタクシのファミリー釣り場だった場所で、子供でも近距離でいくらでも釣れてたのだが、アクセスがしやすくなってからというもの、やはり釣り荒れ気味。よって、ポイントを少しズラシテ釣るのがコツだ。 ほとんどが2連で釣れてくる。70~80mくらいの遠投力があった方が持続する。 こちらは東海岸。かつてのポイントはスルーして、漁港の船道狙いでいいピンポイント発見。 良型を中心に目標時間ギリギリで30匹クリアー。 続いてはO湾へ(すみません、ここだけイニシャルトークで…)。ここはあまりに範囲が広域すぎて、この湾内を一日で調べ尽くすのは不可能ですが、この日たまたま入ったピンポイントが大当たり。 釣れ初めから1色で20~25cmの入れ食い状態。あまりにポイントが近すぎるため、アタリが強烈すぎて口切れが続出。メッチャ大きなアタリばかり何度も外され、ちょっとストレスフルだったが、ここは対策に万全を期して、再度検索しよう。 基本的にこの近辺は一度入ると移動しにくいので、入った地点でなんとか荷にしなければならないのだが、なかなかの勢いで釣れ続け、途中からは20cmに満たないものはどんどんリリース。 途中から口切れ対策を急遽施して、20cmオーバーがダブルで掛かるようになってきた(たまらん~~)。 このダブルもナイスバディーだ。 ちょいと尻尾が切れてしまいましたが、本日の最長寸26cmも20cmとダブルで上がってきて快感だ。この日は10時までで目標値を難なくクリアー。もっとやりたい気持ちを抑えて帰路につく。20~26cmが25匹いましたから、数はすくないものの、アドレナリンは出まくりだし、とってもエキサイティングな釣りとなりました。ちなみに青ギザミも26cmです。