~ レッド・カーペット編 ~9月4日(月)。とうとう「イルマーレ」レッド・カーペットの日。なんとこの日は幸運なことがありました。 前日に、去年キアヌの来日の時、関空までお見送りをした時にお友達になった、 東京のキアヌファンの方から連絡があって、 レッド・カーペットの後の舞台挨拶つき試写会のチケットを 譲ってもらえることになったんです。 4日はその方も朝から並んでおられたので、そこでチケットを頂きました。 Aさん、本当にありがとうございました。 そして途中から、そちらの座席券の交換に並びました。 2列目でいい感じ~ 大阪でコンスタンティンの舞台挨拶の時も2列目だった。 結構キアヌを間近で見られたので、今回も落ち着いてキアヌが見られていいな~ しかも映画も観れるし。ムヒヒ・・・ まだ観る前から淡い幸せを感じました。 そして18時までの長~い待ち時間が続くのです。 16時半ごろ、ついにレッド・カーペットの方へと移動が始る。 そして心のままに決めたポジショニング。 Aブロックがいいよと経験者のユニオンさんに言われていたので、 とりあえずAブロック内。 ここにキアヌが来てくれますように・・・ 只々ひたすら念じておりました。 18時少し前。 キアヌとサンドラが予定より少し早く到着しました。 レッド・カーペットが少しカーブしているので、 私の居る場所からはその様子は見えませんでした。 歓声が上がっています。 キアヌとサンドラがプレスの方へインタビューを受けに行ったとき、 少しお顔が見えました。 まず初めに「はっ!」とするほど、ときめいたのはサンドラを見た時でした。 サンドラをナマで見るのは初めてです。 やっぱりハリウッドの女優さんはキレイです。 うっとりします。 二人がプレスの方に行っている間に、ビデオを撮ろうと思いましたが、 取り巻きが多くてなかなかショットチャンスがありません。 ほぼあきらめて、側にあった大スクリーンのモニターばかりを見ていたら もう、つい側までキアヌとサンドラが来ていたのです。 慌てました。 そして私の側にサンドラが来てくれました。 やはり実物はスマートです。 お肌がツヤツヤで輝いてます。 サイン帳を差し出しすとサインしてくれました。 誰かが「Tank You!」と叫ぶと 「You're Welcom」と答えていました。いい人だ~ サンドラは私の目の前に立ち止まって、あちらこちらから 差し出される写真等にサインをし続けていました。 私は早々にサインしてもらったもんだから、ただじっとしていました。 なんだかもったいない、贅沢な時間でした。 そしてサンドラが立ち去った後、キアヌが来てくれました。 少し私の右側に立ち止まり、サインをし始めました。 私もサイン帳を差し出しているのだけど、なかなかサインしてもらえません。 すぐ側にいるのに・・・ 少し気持ちが焦り出した頃、ようやくキアヌが私のサイン帳に サインしてくれました。 私はただのサイン帳だったので、何かの写真の方がよかったのかな~ でも、そのサイン帳は2年前にゴールデン・グローブ賞の レッド・カーペット鑑賞の時に、キアヌにサインしてもらおうと思って買った物。 キアヌはもちろん、誰にもサインを貰うことなく、 ずっと新品のままになっていた物でした。 今日ようやく日の目を見る事が出来ました。 これからも、このサイン帳を思い出のアルバムにするべく、 キアヌのサインが増えていけばいいな~と思っています。 ようやくサインをもらったので、次は握手! 手を差し出して、「HandSake!」と控えめに、言ってみましたが キアヌはその後また、プレスの方へと歩いていったのです。 あ~。もうこれで終わりだな~。 と思っていたら、キアヌはまたこちらに来てくれました。 私の右肩から手を伸ばしていた人が、 紙袋を差し出していて、キアヌはそれを受け取ってくれていました。 戸田さんに通訳してもらいながら、キアヌとそのファンの人との やりとりが始まりました。 ほんのわずかな時間のはずなんだけど、キアヌが立ち止まっている時間は 時間が止まっているように感じました。 今度こそキアヌに握手してもらおう! その気になればキアヌの手に触れることが出来るのに、それはいけません。 ただひたすら側で手を差し出しているのみです。 握手が気になって気になって、キアヌの手ばかり見ていました。 キアヌのお顔を見ていないのです。 なんてもったいないことをしてしまったのでしょう~! すっごく近くにいるのに、キアヌの肌の感じ、髪の毛の感じ、体つき・・・ 何も記憶に残っていません。(泣) そして最後まで握手はしてもらえませんでした。 左手にサインペンを持ち、次から次へとサインをしているのだから、 そんな余裕はないよね。 キアヌがサインペンを手放したその瞬間がチャンスだと思ったけど、 それもダメでした。 しかーーーーし!! その立ち去り際、キアヌは私の方を見て、 笑顔で手を振ってくれました!!!!Wonderful.!!!!! それまで緊張と、焦りと、落胆で悲壮な顔をしていた私の頬が、一気に緩みました。 命名、キアヌの ”ごめんねバイバイ” です。 2年前のG・G賞レッド・カーペットでも、キアヌのサインがあと少しっ! ってところで、敢え無く立ち去れる前にも、”ごめんねバイバイ” をされたのです。 っていうか立ち去る前にはいつもそうするんでしょうが・・・ その視線が私に向けられたと感じられれば、それで幸せです。 握手も1度だけ、去年してもらったことだし、 贅沢言ってはいけませんね。 今回のレッド・カーペットでは、サインを貰うときに 自分の名前も一緒に書いてもらおうと思ったけど、そんな余裕はどこにもありませんね。 あわよくば私の名前も口にしてくれたらもっと幸せだ~ なんて愚かな夢も抱いておりました。 それは叶いませんでしたが、十分満足です。 私は只々感激、感動しておりましたが、キアヌも一部のファンの方も、 現場の混乱で大変な思いをされたようです。 なんてったってキアヌですから、これぞスター中のスターというような ファンサービスを望んでいるわけでもありません。 デリケートで、天然なキアヌだからこそ、その時のシチュエーションで、 キアヌが思ったように振舞ってくれればそれでいいです。 一部の現場でキアヌが顔を曇らせたり、現場を制する言葉を発したりしたことに ショックを受けるファンもいたようです。 私はそれを見ていなかったので、それを聞いてもあまり気に留めませんでしたが、 それを見てしまったファンにとっては、 「誰の為にこんな目にあってると思ってるの!」的な心理が働くのでしょうか? よくわかりませんが、キアヌが怒ったことに、怒った人。 キアヌを怒らせたことが、ショックだった人。 感じ方は人それぞれでしょう。 あの場には、有名人なら誰でもいい。 せっかく来たのだから、何としても写真を撮りたい。サインを貰いたい。 と、身勝手な行動を起こす人もいるでしょう。 キアヌが日本のファンは怖い・・・と誤解をしたのなら、 尚更に、今まで以上に、まごころを込めて応援をしていき、 キアヌの誤解を解いていきたいと思います。(そんな力はないだろうが・・・) 少し時間を置いて、キアヌとサンドラが舞台に上がりました。 サンドラにキスしたり、ムーンウォークを披露したりと、 ご機嫌の様子のキアヌでした。 ジャパン・プレミアが終わる頃、パラパラと小雨が振り出しました。 本当に小さな雨粒だったけど、昼間はとっても晴れていたので、 ”ついに来たかーっ!やっぱり雨男は雨を呼ぶのね。” と、感心しました。 プレミアが終わり、私とZさんは、特別試写会へと向かい、 ユニオンさんたちと別行動をとることになりました。 小走りに、六本木ヒルズ内TOHOシネマズへ。 座ってみると舞台のちょうど正面辺り。 これはいい席だ~ 座って間もなく、右手の扉が開き、キアヌのお顔が見えました。 コンスタンティンの舞台挨拶のときもこうだった。 スタンバッてるキアヌと目が合って、手を振ったりしたもんです。 今回も手を振ってみましたが、あまりキアヌはこちらを見てくれませんでした。 サンドラが先に舞台に上がり、続いてキアヌが舞台に。 それぞれに、挨拶をして二人は去っていきました。 はぁ~。短かったね。 ここでも目的は一つ。 キアヌと目が合うこと。 しかし、目は合いませんでした。 灯台下暗しです。 キアヌは全体をぐるっと見渡し、時には誰かに手を振ったりもしていました。 わずかな時間でも、幸せなファンは必ずいるものですね。 そして楽しみにしていた「イルマーレ」を鑑賞しました。 とっても気に入りました♪ 予習なしに行ったので、思った以上に楽しめました。 キアヌの作品の中で、一番好きなカップルは「スピード」のジャックとアニー。 だから、そのイメージが強くて今回は楽しめないんじゃないか・・・ とも考えてみましたが、好きなカップルが見られるんだから、単純にステキなはず。 とも思い、楽しみにしていました。 やはり12年の歳月は長いですね。 二人ともとっても大人な二人でした。 今までの最高にお気に入りのラブ・ストーリーは、「マディソン郡の橋」。 だけど、これはそれを超えました。 いや、「マディソン郡の橋」とは微妙に部類が違うので、ちょっと語弊がありますね。 心がほんわかしてくる・・・そんな作品です。 そして、試写会も終わり、Zさんと共に、さんちゃん達とのオフ会に合流するのです~ さんちゃんとは1年ぶりの再会! またこうして逢えるなんて、運命を感じますよ! 思い起こせば3ヶ月前。 ジョニー来日でユニオンさんと、レッド・カーペット応募に燃え、 なんとしても東京へ行ってジョニーに逢うのじゃ~!と、 只々ひたすら願い続けたのも虚しく、敢え無く私はレッド・カーペットのチケットを 手にすることは出来ませんでした。 自分の不甲斐なさに落ち込んでいたのですが、その時ふっと頭によぎったのが “キアヌが来る” そう、今年の秋はキアヌが来日するかも・・・! 私の幸運はその時まで温存されているのだ! そう思ったのです。 そしてその通りになりました。 1年前はサッピーさんとはタイミングが合わなくて、お会いすることができなかったけど、 今回はサッピーさんとも会えるし、更に1年前より友達の輪が広がってる! 人生って不思議だね。 正直、レッド・カーペットで緊張しすぎたのと、後ろからすごい押されて、 すごい力でふんばってヘロヘロになって、試写会行く途中で、 “これで映画観て、その後お酒飲んだらぶっ倒れそう・・・” って思うぐらい辛かったんだけど、映画を観ている間に少し体調も戻り、 お酒もおいしく頂きました。 また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。 |