焙煎機のガス流量計について
焙煎機のガス流量計について以前、焙煎店のHPに掲載していた焙煎機の流量計について時々、ご質問をいただきますのでお答えさせていただきます。 現在は、HPをリニューアルしたので、焙煎機は詳しく掲載していません。 検索エンジンのキャッシュに古いHPの情報が載っているのだと思います。焙煎機に使用していた流量計は「株式会社 山武」の製品です。 (必要なデーターは取れましたので、現時点において当店では使用していません)「空気、都市ガス、メタン、プロパン、ブタン」に対応している製品を設置していました。設置に当たっては、流量計を遮断バルブの上流側に設置する等、いろいろ注意点がありますので、メーカーにご確認いただければと思います。また、接続等はお取引されているガス会社さんにもご確認ください。4年ほど前に、焙煎時のガス流量をモニターしたかったのでいろいろ探していました。私も勤務時代はメカトロニクス設計でしたので、油圧・空圧とも、いろいろなメーカーのセンサーやソレノイドバルブの使用経験がありますが、可燃性ガスは未経験でしたので、某研究機関に勤務する知人にアドバイスをいただいて設置しました。家庭用のLPガスメーターでも、機械式(膜式)のメーターより圧力損失が少ないこともあり、他メーカーの電気式流量計が、すでに使用されております。電気式だから闇雲に危険ということではありません。また、機械式でも可燃性ガス非対応の流量計や遮断バルブ等は、可燃性ガスラインには設置できません。現時点では、さらに良い流量計があると思いますのでお調べください。防爆について「工場内の爆発性ガス雰囲気中(危険場所)で電気機器を使用して作業を行う場合」は照明機器から工具類まで防爆仕様以外の機器は持込み禁止になります。しかし、爆発性ガス雰囲気中(危険場所)に焙煎機を設置することはないと思います。一般環境に設置した焙煎機で使用する可燃性ガス用の流量計は、当該ガス対応品を使用すればよいと思います。そうでないと、可燃性ガス漏れの可能性のある場所(ガス器具がある厨房等)では、防爆仕様機器しか持ち込めなくなってしまいます。防爆の規格や基準については、検索で詳しく知ることができると思いますのでご確認ください。 流量計についてはいろいろとご意見があるようですが、当店では可燃性ガス対応品を使用していました。安全性等にかこつけ他社を批判するのは、自社をおとしめる行為であり、良い営業方法とは思えません。不安を煽り、自社製品を宣伝するやり方も否定はしませんが。まぁ、そんなことは、冷静な外部の方が一番良くお分かりかと思います。 なんか、移動販売とはまったく違った話題になってしまいましたね。m(__)m