スズキのカプチーノを購入した知り合いから
「中古で入手した8本スポークのホイール」を
どうにか装着したいとの相談が。
実際確認したところ、ホイールはインチダウンの軽用13インチ
タイヤは逆に「一体何処を走る気なの?」といった極太の組み合わせ。
まあ、買っちまった物は仕方無しと
ホイールのみを、リアに借り合せ。
干渉しそうで、そのままでは装着は不可だけど
スペーサーを噛ませば、なんとか行けそうな気が。
後は「お盆が終ってから」と片付け作業をしていると、
何とか盆中に装着したい。何処もショップは休みだけど
震災の時、君が買った手組のチェンジャー
あれを使って組み換えれば良い等と、なんとも面倒な事を言い出す始末。
基本あれは鉄ッチン用で扁平率も推奨は60以上、
ホイールにも傷が付くし、アルミには向かない設計。
「傷は付いても良い、だから何とかお願い!ご飯も奢る」という事で
炎天下の元、結局は作業する事に。
まずはタイヤを日光に晒し、柔軟性を高めます
今回このタイヤを、オレンジ(トムス イゲタ)から
茶色(ブラックレーシング)に組み換えです
次にビートブレーカーで、タイヤのキワを裏表共に落とします
綺麗な塗装ですが、ビートを落としただけでオレンジの塗料が剥げました
ヤフオクで見つけたセット物との事ですが、塗料の密着が悪いですね
手動チェンジャーにホイールを装着、
専用のレバー(バール)を突っ込み、ぐるりと回してタイヤを外します
電動式はタイヤが回転いたしますが、手動式は自分が回りを一周です
見た目はプロの塗装ですが、相当何かを省いています
塗膜が弱く、バールが少し触れただけで、バリバリとリム部の色が剥げ落ちます
今度は使用するホイールをチェンジャーに装着し
洗剤を塗ってタイヤ裏側は手で押し込み、
表側は数本のレバー(バール)を使って慎重にはめていきます
レバー(バールのような物)は最低でも3本必要
それと、隙間に突っ込む用の木っ端(長さ15cm位)が数本あれば便利です
最後の一押、大事なタイヤを裂かないコツは(写真4の右半分参照)
反対側、ホイールの一番奥まった部分に、タイヤを押し込み遊びを確保する事です
これを4回繰り返し
やっと終了~
タイヤ幅はリアが185 不本意ですが数ミリのスペーサーを仕込みました
こうして眺めますと、小さいですが純正より見た目が良いような気がします