1985年に発行されたパソコンレビュー本「よいパソコン 悪いパソコン」です。
時は昭和60年、ワープロ専用機が普及しだしたものの、
まだまだ高嶺の花だったパーソナルコンピュータ。
どう頑張っても購入など出来ない癖に、1200円も出しコノ本を買ってます。
どんだけパソコンが欲しかったんですかね、当時の私。
目次です
見出しからして「今は買うな!時期が早い」的な感じ
全体的に辛口な内容です
当時のマイコン少年達の度肝を抜いた、カシオの激安MSX
だたし本気で使うには、何かと拡張パーツが必要でした
結局MSXは、ファミコンと、この年に発売されたスーパーマリオに完敗、
その後「セガマークIII」並みに画質の良いMSX2規格で巻き返しを図り
ターボR規格にまで発展させますが、スーファミの前には無力、あえなく撃沈されます
ただ、この電卓のようなキーボード、今時の若者には新鮮に映るようで
この電卓風を採用した「NECの高額ノートパソコン」を欲しいと言って聞きませんでした。
MSXを知ってる世代には、全くもって理解不能な数年前の電気屋での出来事です。
音楽機能搭載、ヤマハのMSXです
一体型では1番格好の良い機種でした
初音ミクのご先祖様にあたります
PC-8801mkIISR
8801マークIIにSRの文字が付いただけの失敗作、等と酷い言われようです
しかしこの中で、最後まで市場に残っていた8ビット機は
膨大な資産をマークIIから受け継いだ、酷評のPC-8801mkIISRでした。
もっとも、90年代に入ってからも、本体の限界をとっくに超えた「謎の技術力」で
ゲームソフトを供給し続けた、日本ファルコムの功績も大きいですが。