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2010.04.26
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カテゴリ:小説・エッセイ
書籍名: 徳川家康(1)(2) 
著作者: 山岡荘八
出版社: 講談社
良かった

真達羅大将の化身

 山岡荘八歴史文庫の中で、もっとも大作なのが今日取り上げる「徳川家康」です。 全部で26巻もあります。 この作品は、発表当時に空前の家康ブームを作ったほど人気が高かったそうです。

 そうそう、1983年のNHK大河ドラマが「徳川家康」だったそうですが、本書はその原作本でもありました。 1983年と言うと私はティーンエイジャーで、まだNHK大河ドラマも見てなかった頃ですね。

 さて、第1巻は「出生乱離の巻」というサブタイトルがありまして、幼名「竹千代」と呼ばれた家康が誕生するまでを描いています。 松平清康(家康の祖父)の死後、急速に衰退していく松平家の希望として生を受けたのでした。

 第2巻は「獅子の座の巻」というサブタイトル。 竹千代(家康)と信長の出会いが描かれています。 そして竹千代は人質として今川家へ。 信長の父(信秀)の死後、織田家内紛の兆候が見えてきた...というところまで。

 家康(竹千代)の母、於大の方は竹千代の出産に対して鳳来寺に願掛けをしたと言われています。 その鳳来寺は愛知県の東、あの長篠の戦いで有名な長篠城のさらに山深い所にあります。

 鳳来寺は、鳳来寺山という険阻な山中にあって、山麓から1425段の階段が本堂まで続いているそうです。 声の仏法僧(ブッポウソウ)で有名なコノハズクの生息地でもありますね。 重文の東照宮もあります。

宇連川







Last updated  2010.04.26 23:21:03
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