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じっとりと、蒸し暑い日がつづく・・・
そんななかで試験を受けていた。 寺子屋の試験も今日でやっと終わった。 ちらほらと返ってきて点数をみて少しホッとする自分。 てすとなるものがやっと終わったというのに、今日の放課後は、ホントに辛かった。 ・・・・・・・・・ 好いた相手、だがそれも過去形となってしまった今では、二人きりになるのが辛くてしかたがない。 パタパタとスリッパの音を響かせて、鉄と剣心は草紙(写真)のことで集まった。(修学旅行の写真で間違いがあったため副班長と研修係がPC室に集められた。仁は研修係だった) 腕や足はべとついてしかたがない。 試験を受けている途中でも気になったものだ。 行くと、恵殿はまだ来ていなかった。(教員代理。前の恵とは別) だがすぐにきて、班でまとまるように言った。 「・・・っ・・」 拙者は、うずくまりたくなった。 この時は、同じ班になったことを恨んだ。 -左之・・・ (この左之は元:恋人のTちゃんとしている) いすをひいて、座った。 隣だが、距離を置くように自然となった。 近寄れなかった・・・ 草紙を整理する二時間、左之助と剣心はほとんど口をきかなかった。 剣心は後ろの宗次郎と喋ってばかりだった。 -辛いのは、拙者だけなのだろうか・・・ 鉄と、目があった。 口パクで、話した。 -辛い・・・? -あぁ・・・ -がんばれ -もう、いやだ・・・ 左之助が平気な顔をしているのは、ホントに平気なのだろうか。 別れを切り出したのは剣心である。 左之の前の縁のことが、頭からはなれないのだ。 -こんな気持ちで、左之といっしょになっては・・・左之にわるい・・・ 平気は振りをしても、心臓は大きくなる。 冷房は効いていて寒いくらいなのに、そう感じない・・・ ふっきれないわけではないのに・・・・ 時に、本当にこの命を絶ちたくなる。 あぁ、誰かこの身を、心から愛してほしいよ・・・ 誰か・・・ ・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 3, 2004 12:14:23 AM
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