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カテゴリ:料理・食べ物
家人が、アジフライを作るんだと自慢げにビニール袋一杯の小ぶりのアジを見せました。
しばらくして、台所を覗くと「もういやだ!!安かったから買ったけど、こんなに手間がかかるなんて!!」とブツブツ言ってきました。 続いて「特売で1匹10円だったから、この時を逃すのは主婦の恥だと思って買ったけど・・・あ~~大変だぁ!!!」とぼやいていました。 私が「テレビで見たときは、小さいのは指でピッピッと開いてたけど??」と言うと「なんで早く教えてくれないのぉ~~!!あと2匹ってとこで教えてぇ~~もぉ~~!!」と怒られました。 全部を包丁でキレイにさばいていたんですねぇ。 私は、知る人ぞ知るアジフライ愛好家で、食堂にアジフライ定食があると注文せずにはいられません。 家人が私の好みのおかずを作ろうとしたのか、特売の誘惑に負けたのかは判りませんけど、どっちにしろアジフライを食べることが出来るのでハッピーで~~すぅ。 「ごはんよ~~。」の声を聞くなり、階段を2段飛びで下りて、お行儀の良い小学生のようにきちんと膝に手を置いて待っていました。 アツアツのアジフライにイカリソースをかけて、キャベツの千切りにプチトマト、みそ汁と言う正式で伝統的な構成に思わず一人ウェーブをしそうになりました。 「いただきま~す。」の語尾が終わらぬうちに頬張ってしまい、ハフハフしながら食べましたが、いつもの「幸せと幸せのはち合わせ」というオヤジギャグが頭に浮かびました。 学生の頃食べていた冷めたアジフライ定食のわびしさは無く、アツアツのアジフライが食べられるなんて、結婚して本当に良かったと感じた瞬間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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