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さんせべりあ。の ぽよぽよ日記

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January 9, 2007
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「~いまいじめている君へ・・・~」

難しいテーマでしたが、とても良い番組でした。
実は、去年の年末この特別編の噂を聞いた時、
また心配性の虫がむくむく起き上がってきて、ここ数日気になって気になって仕方なかったのです。

今社会問題になっている「いじめ」。
とても難しいけれど、とても大事な、皆で考えなくてはならない問題。
それを取り上げるというのだから、是非見たい!いや、見なくては!とは思いました。
はい。本当に。
けれど、例えどんなに素晴らしい番組が出来たとしても、このようなデリケートなテーマを取り上げる以上、賛否両論渦巻くのは必至でしょう?
影響力の強いスマップの一員の剛さんだからこそ、出来ることがあるし、やってもらいたいし、
見てみたい。
けれど、影響力があるからこそ、出来ないこともあるし、やって欲しくないファンもいるだろうし、私自身もそういう事を剛さんに求めているかと聞かれれば返す言葉に自信がない。

と、まあ、こんな感じに自分自身いろんな感情が渦巻いて、
放送日まで、親として、大人として、ファンとして、昔の子供として、
いろいろ考えていたわけだから、それだけでもこの番組の意義は大いにあるわけですね。


当日は、娘も「寝る前に観るには重すぎるかなあ?明日観せてもらおうかな?」と、言っていたんですよ。
それが、いざ始まったら、釘付けになってました。

それで、私がビックリしたのは、「いじめられている子にも問題があると思うか?」という質問に
イエスと答えた子が多かった事。
私がビックリしていると、娘が「それくらいいると思うよ。私もそう思うかな。」と、言ったんですね。
私、更にビックリ!!
即座に、「いじめられてる子に問題など何もないよ!癖とか性格とかで嫌だなと思うことがもしあったとしても、いじめる理由になんかならないよ!」と、声を荒げて指摘しました。
そしたら、義家先生も同じ事言ってらっしゃいましたね。
テレビの中からと私とに同時に怒られて、娘しばし固まってました。

その時です。
剛さんが、自分の子供時代の事を例に挙げて、子供達を少し擁護するようなことをおっしゃったんですよ。
私、ちょっと真意が読めなくて、(?)ってなって、
”あれ?剛さん、事なかれ主義で行かれるのかしら?”と、心配になっちゃいましたが、
そうではありませんでした。
きっと、子供達を追い詰めないように、バランスをとってらっしゃったんですね。
だって、いじめに関しては、きっぱりとダメだと明言されていましたもの。

剛さんが話されると、娘のこわばった肩の力が抜けて行きました。
その後、親子でいろいろ話し合いました。
娘の言う事を全面的に信じますと、質問の意味を、
「いじめのきっかけになる事柄が、いじめられる側にもある場合があるかどうかを聞かれたのだと思った。」のだそうです。
(言葉って難しい。これでも質問の意味とどう違うのか、ちゃんと説明できてないような気がする。。。)
「決して、それでいじめていいとは思っていない。」とも言いました。
ちょっと、後付の言い訳も入っているかもしれないけれど、本心なのかな?と思いました。
あの意見を言った子の中にも、娘と同じように取った子がいたかもしれませんね。

けれども、その考えこそが危ないのだという事を、懇々と話して聞かせました。

外見が人と違うとか、そういう事ではいじめないけれど、
うるさくしゃべるので嫌だとか、空気が読めなくて浮いているとか、
そういう事ではいじめられても仕方ないという考えに陥る可能性がある。
自分はいじめなくても、いじめられても仕方ないから助けないという考えに陥る可能性がある。
それはとても怖い考えだということ。
そうじゃあ、ない。
いじめていい理由なんかない。
嫌な事があったら、注意してやめてもらうように話し合いすればいいのだし、
自分ではどうしようも出来ない障害のせいかもしれない。
人とは違って当たり前だし、皆嫌な所もいい所も持っているものだし。
人を認めて、理解しようと努力して、自分を愛して、自分もまた理解してもらう。
そうしながら、人はいろんな人と協力しながら、生きていく。
・・・そういう深い事をたくさん話しました。
いい時間が持てました。

生の声が聞けたことも良かったです。
ゲストの方のお話もたいへん貴重なお話でした。
最後のカリンちゃんとお母様のいじめとの闘いは、身に詰まる思いで聞きましたが、
現在の深刻ないじめの実態といじめと闘うヒントを世間に知らしめてくださる、いいお話でした。

息子もいろいろ思ったようです。
黙っていましたけれど、じっと見ていましたし。。。


で、私、剛さんの丁寧で真摯な態度と温かく優しい眼差しに、深く感動いたしまして。

もちろん、義家先生のことは以前から存じておりましたし、
こういう先生が増えて欲しいと常々願っているんですが、
自分自身もどちらかというと義家先生タイプなので、
どうしても強い母(しかもハンパなく強いらしい(子供談)・・・苦笑)が、
ヒートアップして、どなっちゃうんですね。
きっぱりと言わなくちゃいけない事を、きっちり言うのは大切です。
しかも、それは、深い愛情ゆえのことです。
でも、一斉に攻めると逆効果の場合もあるんですよね。
逃げ場がなくなるわけです。
そうすると、心に届かなくなる。
普通、父親が強く厳格に正論をきっちり子供に示して、
母親が包容力で包み込むようにしながらフォローしてバランスがとれれば、
言うことないんでしょうけれど、中々これが難しかったりするわけです。

昨日の放送では、義家先生が熱く強く叱り、励まし、
進行役の剛さんが穏やかに温かく接しておられて、いい役割分担が自然に出来ていたなあと、
感心しました。
しかも言葉を選びながらゆっくりではありましたが、きっちり自分の思いを伝えておられて。

こんなにも出来るんですね。。。
とっても失礼でごめんなさい。
私、とっても反省しております。
時に、明るすぎる「バイバ~イ」の挨拶も、
普段どおり、誰とでも同じ対応の彼らしくて、ちょっとクスッとしちゃいました。
重くなり過ぎない空気を醸し出していましたね。


たくさんのご家庭で話し合いが持たれてたらいいなあ~と、願った夜でした。





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最終更新日  January 10, 2007 03:27:07 AM
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