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「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」第1話。
なんと力強い作品でしょうか。 力強い脚本にも、美しい映像にも圧倒されましたが、 なによりキャストの方々の生命力溢れる演技に引き込まれました。 逆境や差別に立ち向かうあの精神力。 なんてタフなんでしょうね。 身も心も屈強ですね。 勤勉で働き者で家族思い。 神々しいまでの前向きさ、そして、逞しさと図太さ。 きっとあれくらい図太くなければ、 あの厳しい時代を生き抜くことは出来なかったことでしょう。 厳しい現実を目の辺りにしてもなお、極貧の日本の厳しさとは違うと、 夢と希望と誇りを捨てなかった日系1世の方の生き様を、見事に表現されていました。 とも役のイモトさん。 あれほど嵌るとは思っていませんでした。 失礼いたしました。 素晴らしかったです。 イモトさんからは、 土を耕しているその時代の農家の女性の力強さがリアルに感じられましたし、 長吉と並んだ時の初々しさといったら、ホントに素敵でした。 草なぎさん。 19歳から、28歳まで、 長吉の変化を見事に演じ切られましたね。 なんとなんと素敵な青年でしょうか。 人間力とでもいいましょうか。 そんな生命力溢れる長吉さんに、心をごっそり持っていかれました。 そして、物語の最後には、初々しかった青年が父親の顔になって、 わが子を愛おしそうに胸に抱いて。。。 う、う、う~。 働くって、生きるって、なんて力強い営みなんでしょうね。 本来は、そうなんですね。 少しのことでも不満に感じ、幸せを感じにくくなってしまった現代。 長吉さんが見られたらどんな思いを抱かれるのでしょうね。 なんだか、自分が恥ずかしくなってしまいました。 まさに大地の匂いまでこちらに届くような熱演でした。 素晴らしかったです。 今夜の第2話では、 いよいよ、一郎さん、しのぶさんが登場しますね。 一郎は、日系2世。 そして、長男です。 (長吉は、次男でした。次男ならではのおおらかさ、無鉄砲さ。それも見事に描き分けられていました。橋田先生の脚本はさすがですね!) 責任感の強い、少し神経質な感じになるのでしょうか? (あくまで想像です。ふふふ) ますます楽しみです。 多くの方に見ていただきたいな~~。 本当に。 スタッフ・キャスト渾身の作品を、是非。 ☆TBS開局60周年記念橋田壽賀子ドラマ・5夜連続 『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』[第2話・一世と二世]今夜9時~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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